【レビュー】KZ ZST、低音ブーミーな激安中華イヤホン

中華イヤホン、とはいっても意外に高価なモデルから激安コスパモデルまで様々ですが、今回はGearBestから「KZ ZST」を購入してみたのでレビュー。

AliExpressやその他ECサイトから15~20ドル程度で買える安いイヤホンなのですが、ファーストインプレッションということで、買ったばかりですが、ひとまずデザインと音質面で感じたことを書き留めておこうと思います。…個人的にはXiaomi Mi In-Ear Pro HDよりも好みの音でした。

KZ ZST・中華イヤホンレビュー

追記:新モデルKZ ZS5のレビューを公開しました。こっちを買った方が良いです。

デザイン

まずは開封してKZ ZSTのデザインから確認してみようと思います。今回はパープルとブルーのクリアケースに入ったモデルを選択しました。

本体。実物を見るまではもう少し安っぽいカラーリングかなと疑っていましたが、20ドル以下のイヤホンと考えると十分合格点な気がします。個人的には好きですね。

付属のシリコン製イヤーピースを外してみます。

付属のイヤーピースは滑り止めのような部分があります。他のイヤホンでも似たようなイヤーピースが付属したような。思い出せません。

端子は2pin(2ピン)です。この価格でリケーブルができると。0.75mmピンだそうで、ケーブルを変える方は要確認です。

イヤーピースをCOMPLY(コンプライ)のイヤーチップに変えてみました。少しきつめですが、TX-200のサイズで入るかと思います。遮音性は向上したので、コンプライが好きな方は是非。

今回購入したモデルはリモートコントロールなしです。Y字ケーブルで、素材は絡みにくいということではありませんが、許容範囲。

期待していたよりもそこそこ良かった音質、低音出てます

KZのイヤホンが実は初めてだったのですが、価格はともかくロットによって当たり外れがあるという評判・レビューをあらかじめ見ていたので、正直にいうと、購入前は期待せずにいましたが、解像度低めでこもり取れないです。紙1枚挟まっているくらいの感覚でしたが、しばらく聴いていて、板1枚くらいの感覚かなと。

BA+DDハイブリッドだそうですが、分離しすぎな感もなく程よくまとまっていて聴きやすいです。逆をいうと、ほんとにBA入ってるのかと感じる鳴り方。確かにダイナミック型のみに聴こえます。ただ以前Xiaomi In-Ear Pro HDを使っていた時は正直BAが効きすぎていて逆に微妙だったので、KZ ZSTのこれくらいで丁度良い気もします。

購入前に勝手な想像を頭の中で膨らませていましたが、実際に聴いてみると思ったよりブーミーな低音を鳴らしてくれています。ただ鳴るというのは、音が多めに出ているという話で、決して煌びやかに鳴らしている感じではありません。コテコテなEDM向きといったところでしょうか。ロック系には少しキレと繊細さが足りないですね。ブーミーに寄り過ぎてます。

追記:低音出てると感じてましたが、厚みバッチリな重厚な感じではないですね。いくつかの評価で「スカスカ」と表現している部分は、多分これ、個人的には、そこまで厚みがないとは感じませんが。パンチというより平手打ちな威力のない感覚です。ボーカルは男性女性問わず皮一枚挟んでぼやける感じはします。もう少し聴くとよく鳴るかもしれません。

追記2:数日前にAuGlamour AG-R8が届いてしばらく視聴しているのですが、KZ-ZSTのこもり具合の半端なさに気付きました。AG-R8が思いの外優秀だったということでもあるかと思うのですが、まあ鳴らし方が違うので…。AG-R8は低域の量が少ないので、KZ-ZSTのブーミーな感じもこれはこれでありなような気がします。

全体でいうと中低域寄り。

音質以外で気になったところ・他のレビューと比較してみて

  • イヤーピースは標準のものでも問題なかった
  • コンプライのイヤーチップ換装はあり
  • AuGlamour GR-1をかませたところホワイトノイズが若干

このイヤホン、標準のイヤーピースが耳に合わないという方が多かったようですが、個人的にはぴったりはまりました。S/M/Lがあるのですが、標準Mでジャストフィット。思ったより遮音性が高くなかったので、コンプライのTX-200へ換装。音色はそんなに変わりませんが、遮音性がアップするので持ってる方はおすすめです(TX200で入りましたが結構きつめになるので、チップが壊れないように注意)。

スマートフォン(Xiaomi Mi5)、NW-A30に接続で特にノイズはありませんでしたが、今回同時購入したAuGlamour GR-1を利用するとホワイトノイズがほんの少しあり。相性かもしれませんね。基本的にはほとんどの機種で問題ないかと思います。

 KZ ZST・中華イヤホンのレビュー総評

ロットに左右されるという噂のKZ ZSTでしたが、ファーストインプレッションは好印象でした。中低域寄りでブーミーなので、おそらくスッキリな高音ハイレゾイヤホン好きやキレのあるタイトな超低音イヤホン好きな方にはオススメしないと思います。

2ピンでリケーブルも遊べますし、今回一緒に購入したAuGlamour GR-1を利用して必要以上に低音ボンボンにして洋楽EDMを聴いたり、価格が安いのもあって気兼ねなく使えるのは好きですね。まあただ、KZ ZS5が発売された今、こちらを買う理由はもうないのかなという感じはします。

(今回購入したサイト)

追記:新モデルKZ ZS5のレビューを公開