MediaTek「MT8176」タブレット向けヘキサコアプロセッサーのスペック

MediaTekのSoC「MT8176/MTK8176」のスペックやベンチマークまとめ。MT8176はタブレット向けのプロセッサーとして発表されたモデルで、Xiaomi Mi Pad 3のAndroid版や、ASUS ZenPad 3S 10 (Z500M)などに搭載されています。

MediaTek MT8176のスペック

公式サイトでもタブレット向けとして紹介されているように、標準モデルはWi-Fi通信となっています。ASUSのZenPad S3 10にはWi-Fiモデル(MT8176)とSIMフリーモデル(Snapdragon 650)でプロセッサーに違いがありますが、これも通信面やコスト面を考慮しての可能性があります。28nmプロセス

MODELMT8176/MTK8176
ブランドMediaTek
CPUクラスター1ARM Cortex-A72@2.1GHz×2
CPUクラスター2ARM Cortex-A53@1.7GHz×4
合計CPUコアヘキサコアCPU(6コア)
CPU-Bits64-bit
メモリーLPDDR3 (Single Channel)
GPUIMG PowerVR GX6250
2コア / 600MHz
解像度2560 x 1600
ビデオエンコード
h.264, h.265
デコード
h.264, h.265 / HEVC, VP-9
ワイヤレスBluetooth
Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)2.4GHz/5GHz
カメラカメラISP:20MP
録画:1920×1080(30FPS)
その他CorePilot, Imagiq, MiraVision, Pump Express 2.0, SmartScreen

ARM Cortex-A72を含むヘキサコアCPU+GX6250 GPU

  • ARM Cortex-A72@2.1GHz × 2
  • ARM Cortex-A53@1.7GHz × 4

CPUコアは合計6つのヘキサコアとなっており、デュアルコアのA72+クアッドコアA53というbig.LITTLEの組み合わせになっています。クロック数は高めで、ハイパフォーマンスのマルチメディア機として耐えうるように設計されているようです。GPUはImagination(IMG)のGX6250(600MHz)

プロセッサーの仕様だけ見るとアッパーミッドレンジ、Androidタブレットに搭載されているSoCだけで考えると高性能な方に分類されるかと思うので、例えばASUS ZenPad S3 10 Wi-Fiモデル(Z500M)、また最近ではXiaomiのMi Pad 3 Android版に採用されています。

MediaTek MT8176のベンチマークなど

ASUS ZenPad 3S 10の場合のベンチマークはこんな感じになっています。

  • Geekbench 4 / single 1564, multi 3710
  • AnTuTu Benchmark (Ver 6.2.1) / 75176

他のものも確認するとテスト環境によってベンチマーク結果は大幅にぶれているようですが、全体的に見るとAndroidのタブレット端末としては高性能な部類に入るのではないでしょうか。Xiaomi Mi Pad 3のAndroid版にも搭載される予定なのでチェックしておくと良いかもしれません。

(MediaTek MT8176を搭載(予定)の端末)