【レビュー】SoundPEATS A1 Pro、Bluetoothヘッドフォンを試す

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SoundPEATS JAPANからBluetooth対応のワイヤレス・ヘッドフォン「SoundPEATS A1 Pro」をレビュー用に提供していただいたので、確認していきます。最大25時間再生が可能な電池持ちとコンパクトな筐体に40mm口径ドライバーを搭載が特徴のヘッドフォンで、価格はAmazon.co.jpで3990円。

前回同社のイヤホン「SoundPEATS Q34」を利用させていただいてコスパを考えるとなかなか良かったのですが、ヘッドフォンのA1 Proは色々と気になるところが多いのでレビューしていきます。

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SoundPEATS A1 Pro レビュー

今回レビューするのはSoundPEATS Audio(JAPAN)の「SoundPEATS A1 Pro」です。Bluetooth対応のワイヤレス・ヘッドフォンで、オンイヤー型。

SoundPEATSはイヤホンでいくつかAmazon.co.jpで低価格イヤホンをメインに人気のあるブランドかと思うのですが、今回のA1 Proもレビュー時点で3990円で販売されており、ワイヤレス対応のヘッドフォンとしては価格は安いモデルになります。

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付属品はヘッドフォン本体他、ワイヤレスのヘッドフォンなので充電用のUSBケーブル、また有線接続も可能になっており、3.5mmオーディオケーブルが付属しています。またポータブルモデルということで、収納バッグが付いてくるのは良いですね。

説明書は日本語あり。これは前回レビューさせていただいた「SoundPEATS Q34」でもそうでしたが、日本向けにしっかり売りに来ている印象。パッケージには一応技適マークもありました。

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ヘッドフォン本体をみていくと、ポータブルでオンイヤー型ということもあってか、本体サイズはかなり小さめです。重量も軽く、黒で統一されたカラーも無難で良いと思います。

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操作ボタン、充電microUSBポート、有線接続用のオーディオポートは全てハウジング右側に集約されており、操作も特に迷うことはないですね。

イヤーパッドはフカフカというわけでもないですが、この価格帯でこれだけクッションが入っていれば十分な気もします。全体的にマットな表面となっており、指紋などは付きにくいかと。音漏れ・遮音性は、いたって普通。

左右からの締め付けも弱いですが、スライダーを調整しておけばずれ落ちることはなかったですね。ただ頭を降るとずれます。締め付けが弱いので。

アーム部分の中は、見える部分(スライダー)に金属素材が使われているようです。ヘッドバンド部にはラバーぽい質感が採用されていて、こちらもマットでつや消し。ヘッドバンドのクッションもそこまで柔らかいわけではないですが、重くないので頭上が痛いこともほとんどありません。

気になるのは、アーム部分の折りたたみできないことでしょうか。もちろん小型のヘッドフォンではあるので別に折りたたみもなくて良いですしスイーベル機構も必要ないのかなというところもありますが、例えばバッグパックに入れる時、折りたたんで収納したい時なんかもあるので、少し残念ではあります。

本体の全体的なデザインは「JBL E45BT」に似ている気もします。

本体表面には「S」な文字が入っており、SoundPEATS Q34の時もこのロゴが付いていたので、ブランドロゴということなのでしょう。

小さいので最初は分かりにくかったのですが、充電中はしっかり右側に付いているLEDライトが光ります。満充電になる青色点灯になる他、いくつか操作系の通知もしてくれます。この辺りは説明書に日本語あるので1発で分かります。

…全体的なデザインは上記の通りです。ブラックに統一されたカラーとつや消しされた表面が多いのもあってか、かなり無難なデザインですね。逆を言えば無難でどんな場所でも使い易いとも言えそうです。

スペック・基本仕様

MODELSoundPEATS A1 Pro
BluetoothVer 4.1
周波数応答20Hz-10kHz
最大通信距離10m
充電microUSB 充電プラグ
充電時間約3時間
待機時間約200時間
音楽再生時間約25時間
(音量60%時)
インピーダンス32Ω±15% @1KHZ
バッテリー500mAh, 3.7V
ドライバー2×Φ40mm
センシティブ108dB± @1KHz, 1mW
定格出力パワー10mW

40mmのドライバー搭載で、Bluetoothのバージョンは4.1。充電時間は約3時間で、連続音楽再生は約25時間と低価格なヘッドフォンとしては中々良いのではないでしょうか。しばらくSoundPEATS Q34と一緒に使ってみていますが、どちらもフル充電からなら日中十分使えるなという電池持ち。

SoundPEATS A1 Proの良いところ

  • バッテリーが切れても、有線接続で使える(充電中も有線で聴ける)
  • 電池持ちが良い
  • 接続が安定している
  • マイク内臓
  • ヘッドフォンとしてはコンパクト

すでに紹介した通り、低価格・コンパクトなBluetoothヘッドフォンとしては電池持ちが良いことに加えて、3.5mmオーディオケーブルを利用して、有線接続でも音楽を聴けるのは良いかと思います。充電中でも有線ケーブルを利用して音楽を聴けるようで、シンプルなヘッドフォンながら、こういった細かいところは便利。

CVCノイズキャンセリング(主にハンズフリー通話の時)に対応していたり、そこそこに小型・軽量であったり、また商品ページではAACにも対応しているということで、おそらくですがiPhoneはじめスマートフォン用のライト利用向けに作られているのでしょうね。価格も安いので、比較的荒い使い方をしても心配ないのも良いかもです。

今回はWindows PC、iPhone、Androidスマートフォンで接続してみましたが、比較的Bluetooth接続が安定しているのも良いです。これは前回レビューしたQ34でも感じたことで、ワイヤレスのヘッドフォンというと1万円以上のヘッドフォンでも接続が安定しないなどある時はあるので、個人的にここの部分ではSoundPEATSは良いんじゃないかと思います。まだ2機種使っただけなので、わからないことも当然多いのですが。

微妙なところ

  • アームが折りたたみできない
  • 音質が価格なり

当然高級モデルではないので、気になるところもいくつかあります。まずはアームが折りたたみできない部分。小型サイズにおさめていることがメリットかと思うので、折りたたみも可能にしてポータブル性を追求してくれていると嬉しいかもしれません。

またSoundPEATS A1 Proの音質ですが、正直あまり良くないです。まあ良くないというより、価格なり、といった方が正しいかもしれませんが、音質重視で購入するヘッドフォンではないような気がしますね。解像感も足りないですし、板を一枚挟んで聞こえるくらいな感覚。低価格の低域ボンボンという感じでもありませんが、全体的にぼんやりしています。

中華系オーディオというとブランドも種類も数え切れないくらい多くあると思いますが、こと「低価格の中華ヘッドフォン」に関しては、少し厳しいような気が。中華イヤホンだと1万円以下の価格帯でも良いなあと思う機種がいくつかあるのですが、SoundPEATS A1 Proを音質で選ぶことは個人的にはないですし、3990円でコスパが良いかと聞かれると、オンイヤーでカジュアルなものを探すなら1万円前後のところでJBLのBluetoothヘッドフォンなどを一度試した方が良いんじゃないかと思います。

SoundPEATS A1 Proをレビューしてみて

約4000円の低価格でBluetooth対応かつ有線でも使える小型のヘッドフォンという部分は良いですが、根本的に音質が微妙かなと思うところがあり、オンイヤーヘッドフォンということもあって個人的にはイヤホンよりも疲れるので。

何より「ヘッドフォンであることのメリット」があまり感じられませんでした。音は同ブランドのイヤホンの方が良いと思いますし、ヘッドフォンの方が疲れますし、電池持ちはA1 Proの方が長いのですが、イヤホンと比較すると、ポケットに入れて持ち運ぶのは辛いでしょう。そういった点も考慮していくと、A1 Proは個人的には自信を持っておすすめすることはないと思います。

…この価格帯ならA1 Proは置いておいて、SoundPEATSのイヤホンを買った方がコスパが良さそうですし、個人的にも前回レビューしたSoundPEATS Q34の方がおすすめですね。

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