Tronsmart様よりサンプル提供のワイヤレスのPC/スマホ向けゲームコントローラー「Tronsmart Mars G02」を、レビューしていきます。技適取得済み、Bluetoothや2.4GHz帯でワイヤレス接続が利用可能で、Android、WindowsやPS3対応、さらに700mAhバッテリーを搭載し最大50時間の連続使用ができるゲームパッドを試していきます。(サンプル提供:Tronsmart)
Tronsmart Mars G02 レビュー
今回レビューするのは、Tronsmartブランドの無線ゲームコントローラー「Mars G02」です。最近モバイルバッテリーやBluetoothスピーカーなどを日本向けにも販売しており、以前レビューした「Tronsmart T6」の感触もかなり良く、注目のブランドです。
ゲームコントローラー本体。Bluetoothか2.4GHz帯(USBドングル)を利用して、ワイヤレスで利用可能なゲームパッド。ボタンABXYのボタン部分は、電源を入れると下の写真のようにライトが光るようになっています。ボタンの配置はXboxのコントローラーに近いですね。ただし、 Android機器(バージョン4.0以上)、WInsows 10, 8, 7, Vista他、PS3にも対応しているとのこと。
付属品はTronsmart Mars G02本体、2.4GHz接続用のUSBレシーバー(ドングル)、説明書、保証書など。ユーザーマニュアルは英語のみでしたね。ただ、Amazonの販売ページで操作説明は一通り書いてあるので、そこまで迷うことはないかと思います。
本体を下から見てみます。Mars G02は表面に特殊加工を施してあるそうで、汗による滑りを防ぐようになっているそうです。また人間工学に基づいたデュアルモーターを搭載し、振動機能にも対応。
LRのトリガーも広めになっており、押しやすいかと思います。良い点と言えば充電用microUSBポートの位置で、上部に付いているのでゲームの邪魔になりません。以前利用したipegaのコントローラーだと接続ポートが下に付いていて邪魔だったので、その点は非常に良いです。
ボタンの高さなど。360度操作のスティックは押してもそこまでカチカチ鳴るようなタイプではなく、個人的には嬉しいです。
本体中央(スマホホルダー/スタンド部分)を開けると、電源ボタン、それからBluetoothモードと2.4GHz接続モードの切り替えつまみがあります。
スマホホルダーのアーム部分。調整が可能です。5.5インチのAndroidスマートフォンなら大抵使えるかなというサイズです。一応Xiaomi Mi Max 2をセットしてみたところ、無理やり広げると入りました(Mi Max 2をはめるとパーツが少しきしむので、これより小さいスマホなら問題なさそうです)。下の溝が少し狭いので、超分厚いケースなどはめている方は注意しておいた方が良さそうです。
ちなみにスマホをホールドするアーム部分は2つの角度に対応しており、ほぼ垂直の約90度か、斜めの135度に調整できます。この辺りはお好みで。
価格が3000円以下と安いのですが、ボタン部分のライト、デュアルモーターによる振動機能、スマホホルダー、連写(ターボ)機能、そして約50時間利用可能な大容量バッテリーなど、できることは多いです。
Bluetooth, 2.4GHz接続方法
電源ボタンの上にBluetoothと2.4GHz接続の切り替えを行うつまみがあり、
- 右 :Bluetooth接続モード
- 左 :2.4GHz接続モード
となっています。Bluetoothモードに関してはスマホ本体の設定を開いて接続すれば問題ありませんし、2.4GHz接続モードに関しては、USBレシーバーというかドングルをPCや対応機器のUSBポートに差し込むだけでOKです。あとはPCなどが認識するかと思うので、確認しましょう。
その他操作
バックライトや振動機能
- FN+Y→ ボタンのバックライトを点灯
- FN+X→ ボタンのバックライトを点滅
- FN+B→振動機能をオン
- FN+A→振動機能をオフ
ターボ操作
ターボ機能を使いたいボタン+Turbo
Xinput ⇄ DirectInput
2.4GHzモードではXInputがデフォルト。FNボタンを3秒長押しでDirectInputに切り替え
PCに接続する際には、XInputのデフォルトで良いかと思います。詳しくはmicrosoftのページに載ってます。
基本的にはAndroidとの接続はBluetoothモード、PC接続はUSBドングルで2.4GHzモードで良いかと。その他機能はお好みで設定ですね。
ゲームをプレイしてみた
Androidアプリでの利用では、PRTimesに掲載の時点で、
- Real Racing 3
- アスファルト8:Airborne
- ブロックストーリー
- ギャングスターRIO:City of Saints
- The Dark Night Rises
- ワイルド ブラッド
- World of Tanks Blitz
- Crazy Taxi City Rush
- ギャングスター ベガス
- Dead Effect
- モダンコンバット5:eスポーツ シューティングゲーム
上記のゲームでは動作確認を独自に行なっているとの記載があります。一応独自調査とのことなので、これらのゲームが実際に利用できるかどうかは使ってみて、になりますね。 Amazonの販売ページにもそういった記載がないのも、理由は色々あるかと思います。
さて実際にプレイできるゲームですが、とりあえずアスファルト8は手持ちのAndroid端末でプレーできました。ギャングスター ベガスも問題なくプレーできますね。モダンコンバット5他、似たようなゲームは、総じてAndroid端末ならコントローラーがあった方が操作しやすいかと。(Androidの場合はうまくコントローラーとして認識されない場合、一度コントローラー側の電源を入れなおしてから再度接続するとしっかりゲームパッドとして認識してくれました)
さて2.4GHzモードもGPD PocketにつないでWindows 10で試してみました。 Steamでいくつかのゲームをダウンロードしてプレイしてみましたが、最近遊んでいるLife is Strangeの1、2も、普通にプレーできますね。ゲームコントローラー自体は2.4GHzのXInputモードでPCに繋ぐとしばらく経ってXbox 360 Controller for Windowsとして認識されていますし、マイクラも動きますし。
基本的にはAndroid OS、Windows PC、ゲームコンソール用のコントローラーということで、iOSでは基本使えないです。ただ他のコントローラーもiCadeのみなどあるので、iPhone、iPad用でゲームがMFiコントローラー対応なら、認証済みのコントローラーを買うべきでしょうね。
こういったコントローラーの中には無線はBluetoothのみ、PC接続は有線じゃないとうまく認証できないものもあったりするのですが、Tronsmart Mars G02の場合はUSBドングルを利用して2.4GHzモードが利用できるので常にワイヤレスであることが便利です。
基本ワイヤレスでプレーできて長時間駆動。似たようなゲームコントローラーはいくつかありますが、充電可能で長時間使えるのと、2.4GhHzモードがワイヤレスで使えるのが大きいです。3000円以下と価格も安いので、個人的には前回購入して使ってみたipega PG9021よりもずっと良いですね。購入は以下のサイトから。