Ulefone Power 2実機レビュー。6050mAhの大容量バッテリーを試す

Ulefone Power 2を試す機会をいただきましたので、大容量バッテリーの電池持ち、プロセッサーやRAM容量を含めた動作の快適さ、カメラ性能など、総合的にレビューしていこうかと思います。Power 2に関してはやはり「安くて大容量バッテリー」という部分が大きいかと思うので、ポイント通りに使えるかどうか検証。(サンプル貸出:GearBest.com)

Ulefone Power 2の実機レビュー

開封・デザイン

ACアダプター、ケーブル、後ろに貼って指を入れる何か、SIMピン、アダプターなど。面白いのがmicroUSB to USBアダプタが付いている点で、ZenFone Maxシリーズなんかでいうリバースチャージ的な機能も標準で使えるのであとで試してみます。

背面デザイン。メタリックなグレーが、無骨な印象を与えています。

サイド、音量キーと電源ボタン。

3.5mmイヤホンジャック。ここで結構厚みがあることはお分りいただけるかと。

反対サイド。SIMトレイ部分。

フロントカメラアップ。

ホームボタン兼指紋認証センサー。ガラスで一つなぎになっているわけではないので注意。見た目はUlefone Gemini Proで使った時のものとそっくりなので、同じものかもしれません(違ったらすみません)

カメラ。背面はシングルカメラとなっており、その下にフラッシュが付いています。

microUSB…。そろそろType-C標準にしても良い気がしますね。

SIMカードスロット(兼microSDカードスロット)。

実はケースとフィルムも付属。

GearBestの商品ページにデザインサンプルが掲載されていますが、メタル調の無骨な外観は本体を触ってみて、ほぼそのままな印象です。画像の通り厚みは結構ありますが、6050mAhというバッテリー容量を考えると、我慢しても良いかなと思える部分。背面カメラ周りにリムがありますが、平面でも置く際には少し気をつけた方が良いかもしれないですね。

スペック・基本仕様

MODELUlefone Power 2
ブランドUlefone
OSAndroid 7.0 Nougat
本体サイズ155mm*77.6mm*9.9mm
重量210g
バッテリー6050mAh
PE 2.0対応
RAM4GB
ROM64GB
外部メモリmicroSDカードスロット対応
プロセッサーMediatek MT6750T
オクタコアCPU(最大1.5GHz)
ディスプレイ5.5インチ
1920*1080(フルHD)
Corning Gorilla Glass 3
カメラリア13MP(SW16MP)
フロント8MP(SW13MP)
指紋認証センサー対応(360度認証)
対応バンド2G GSM: 850/900/1800/1900 (B5/8/3/2)
3G WCDMA:2100/900(B1/8)
4G FDD-LTE:2100/1800/2600/900/800(B1/3/7/8/20)
SIMサイズnano + nano
Wi-Fi802.11 a/b/g/n (2.4&5GHz)
Bluetooth4.0
センサーGyro Sensor, Gravity Sensor, Touch Sensor
GPSGPS , GLONASS , 電子コンパス
その他FM, Miracast, Hotknot, OTG

プロセッサーはMediaTekの「MTK6750T」オクタコアCPUで、最大クロックスピードは1.5GHz。メインメモリは4GB RAM、64GB ROM、microSDカードスロットにも対応と、ミッドレンジの中華スマホとしては十分な基本仕様になっているように思います。

SIMスロットはnano SIM×2、片側はmicroSDカードと排他利用になっています。Bluetoothは4.0で、中国で利用する関係上VPNアプリをBluetoothで転送したり音楽再生用に利用していますが、今のところ特に問題は無いようです。

ポートがmicroUSBで、Type-Cポートではありません。最近はCが多いので、新しい方で良かったのではないでしょうか。まだまだ色んな機器を使っているので問題ないといえばないのですが。

ディスプレイ

5.5インチのFHD(1920×1080)なので、メディア試聴機としては十分。表面はGorilla Glass 3によって保護されているようですが、バッグに裸で入れて持ち運んでいる状態で、今のところ傷がついたりということは確認できません。Gorilla Glass 3あたりだと雑に使えば普通に傷つくかなという個人的な印象ですが、今のところ気になる部分はありません。

ホーム画面とUI

ホーム画面のアイコンはカスタマイズが入っています。本体のパーツデザインといい、無骨なメタル調のデザインで統一しているのでしょうね。

設定項目を開くと、フロートジェスチャー、ワンハンドフロートビュー、その他ジェスチャー操作などが利用可能になっています。パラレルスペースが設定から使えるのも面白いですね。一応設定項目でストレージなどもみてみると、4GB RAM、64GB ROMであることは間違いないようです。

ちなみに日本語設定もOKです。

ベンチマーク

Ulefone Power 2のベンチマークスコアもチェックしてみました。Mediatek MT6750Tに4GBメモリですが、以下のようになっています。

AnTuTu Benchmark

総合:41914

Geekbench 4

ゲーミング性能

Asphalt 8: Airborneで結構ラグがでる程度。他のゲームも試していますが、がっつりゲーム用の端末ではないような気がしますね。

位置情報関連の動作は今のところ問題ないようなので、大容量バッテリーを活かしての位置ゲーならありかもしれません。

カメラUIはシンプルで好印象

スペック上は背面カメラが13MP(16MP)となっており、こちらを試してみます。まずはUIですが、Ulefone Gemini Proのようにデュアルカメラではないので、UI自体はシンプルになっています。iOSに近いのは最近の中華スマホの特徴でしょうか。基本モードはPhoto、 Beauty、Videoの3種類です。上部ボタンからパノラマ、HDRモードも使えるようになっていますね。

通常の撮影モードでは、カメラ設定から4:3の時で最大ピクセルが16MPサイズの設定がありました。これがSW16.0MPというところなのでしょうね。13MPの方が安定したので、今回は13MPの4:3、他の設定は基本オートで撮影を行なってみます。

画像サンプル

以下Ulefone Power 2の画像サンプルです。比較的明るい場所であれば、悪くないですね。最近平行してUlefone Gemini Pro(デュアルカメラ搭載の価格が少し上のモデル)も使っていますが、シングルカメラで問題ないなら、価格も考えてPower 2の方が良いかもしれません。暗所は弱かったりもするので、カメラメインで使う方にはお勧めできません。

白飛びする際にはHDRが便利かもしれません↓。ケースバイケースですが。

バッテリー容量と電池持ち、充電時間など

Ulefone Power 2で一番レビューしておきたかったのが電池持ちと充電時間の部分です。価格が100ドル台でバッテリー容量が6050mAh、ACアダプター自体もPE 2.0(Pump Express 2.0)で9V/2A急速充電対応ということなので、確認してみましょう。

電池持ち

明るさ50%程度で、Youtubeを流しっぱなしで電池持ちを試してみました。10時間は持ちます。5.5インチディスプレイのスマホとしてはかなり厚めですが、6050mAhの容量は、やはり長持ちです。

補足をすると、ある国での利用ということで、VPN接続を行なっています。そのために利用しているVPNアプリが他の機種でかなり電池を食っていることが確認できるので、VPNなしならさらにもう少し電池は持つのではないかと予想。

まず気づいたことですが、ボトムスピーカーがかなり残念です。あまり期待しないほうが良いでしょう。ただWi-Fi接続は安定していますね。ここ一週間ほど利用してみましたが、Wi-Fiのネット接続は特に問題ないように思います。

Youtubeを流しっぱなし→本体が熱を帯びて来ると、1080pの動画でも少しラグが発生しました。ゲームもそうですが、プロセッサーやRAM容量に過度な期待はしないほうが良いかと思います。

充電時間

充電時間に関しては公称2時間-3時間程度とかなり大雑把に記載されていますが、実際にはこんな感じでした(だいたいフル充電まで2時間くらいでしょうか)。6050mAhというバッテリー容量を考えると十分なのかなという印象です。

時によっては発熱をそれなりに感じることも。充電のグラフを見ると一直線にチャージされているので、この辺りも関係しているのかもしれないですね。

待機時間中の電池消費

ほとんど使ってない場合には、かなりの日数電池が持ちそうです。

リバースチャージ・モバイルバッテリーとしても使える

OTGの変換ケーブルがついており、USBケーブルと接続することでUlefone Power 2をモバイルバッテリーとしても使えるようになっています。サブ機としても便利。

Ulefone Power 2レビューのファーストインプレ:厚みを気にしないならありかも

大容量バッテリー搭載でしかも価格が結構抑えられているということなので、

  • 電池持ちの部分で実際にガンガン使えるか
  • 他のスペックの部分で、ライトゲームやSNS、カメラが普通に使えるか

という2点を中心にレビューしてみましたが、本体の厚み以外は好印象。最近Ulefone Gemini Proを利用して色々感じたこともあって、やはり全体バランスを取るよりも、こういった「バッテリー特化で他はそれなり、その代わり価格を抑える」といった中華スマホの方が、利用用途にマッチするならおすすめなのかなあという気がします。…ゲームはヘビーなものはきついです。カメラ性能もメインで使うならお勧めしません。

最近Vernee Thor E、Xiaomi Mi Max 2、OUKITEL K10000 Proなどバッテリー容量の多いスマホばかり触っているような気がしますが、サイズ感に関してはK10000 Proほど大きくないので個人的には許容範囲です。

…同じようなスペックですとBlackview P2という機種がありますが(こちらは試したことがないですが)、Ulefone Power 2のUIカスタマイズは適度にシンプルで使ってみて苦がなかったので、

  • 超大容量バッテリー
  • それなりのその他スペック
  • 低価格

…な中華スマホを求めている方には面白い選択肢なのかと思いました。購入は以下のサイトから。

購入:GearBest – Ulefone Power 2