「Vernee Apollo」2Kディスプレイ/helio X25搭載のコスパモンスター

Vernee Apolloは、新興ブランドVerneeのフラグシップ機種。SIMロックフリーのAndroidスマートフォンで、高解像度2Kディスプレイ、MediaTek Helio X25、4GB RAMと高性能ながら、価格は300ドルを切るコストパフォーマンスが魅力のモデルです。


Vernee Apolloのスペック

MODELVernee Apollo
ブランドVernee
OSAndroid 6.0 Marshmallow
ディスプレイAUO 5.5インチ 2K(2560*1440) 538ppi
Dragontrailガラス採用
プロセッサーMediaTek Helio X25
10コア CPU
ARM Mali 850MHz GPU
RAM4GB LPDDR3 RAM
833MHz デュアルチャネル
ROM64GB eMMC 5.1
外部メモリmicroSDカードスロット対応
(最大128GB)
カメラリア:
SONY IMX230, 21MP, F/2.2
CDAF, PDAF,デュアルトーンフラッシュ
フロント:
SONY IMX 219, 8MP, F/2.4
バッテリー3,180mAh
Vcharge
Wi-Fi802.11 a/b/g/n, 2.4GHz / 5GHz
Bluetooth4.0
SIMサイズmicro SIM + nano SIM
(nanoSIMスロットとmicroSDカードスロットは排他利用)
対応バンド2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz
位置情報GPS, A-GPS, Glonass
センサーAmbient Light Sensor
Gravity Sensor
Gyro Sensor
Geomagnetic Sensor
Ambient Sensor
Range Sensor
OTGサポート(USB Type-C)
本体サイズ約152*76.2*9.3mm
重量188g
カラーゴールド/グレー
参照http://vernee.cc/apollo/specs.html#specs

2Kディスプレイ+Dragontrailガラス

ディスプレイはAUOの2K解像度(2560*1440)、5.5インチディスプレイを搭載。DragonTrailガラスを採用することで対傷性を高めています。新興ブランドとしては2Kディスプレイはかなり珍しく、というより大手ブランドでもフルHDは多いので、高解像度という点ではメリットでしょう。

もちろん、電池持ちなどとトレードオフの部分はありますが。

MediaTek Helio X25 デカコアCPU

Vernee Apolloのプロセッサーは、MediaTek Helio X25 (MT6797T) 。10コアCPUを搭載しており、GPUはMali-T880。ちなみにhelio X25の基本スペックは以下のようになっています。

MODELHelio X20Helio X25
型番MT6797MT6797T
リリースQ4 2015Q4 2015
プロセス20nm20nm
CPUDeca Core(10コア) 64bit
2x ARM-A72 @ 2.1GHz
4x ARM-A53 @ 1.85GHz
4x ARM-A53 @ 1.4GHz
Deca Core(10コア) 64bit
2x ARM-A72 @ 2.5GHz
4x ARM-A53 @ 2.0GHz
4x ARM-A53 @ 1.55GHz
メモリ
ストレージ
Memory Type:
LPDDR3 (Dual Channel)
Memory Frequency:
800MHz
Max Memory Size:
4GB
Storage Type:
eMMC 5.1
Memory Type:
LPDDR3 (Dual Channel)
Memory Frequency:
800MHz
Max Memory Size:
4GB
Storage Type:
eMMC 5.1
コネクティビティConnectivity:
Bluetooth, Wi-Fi, FM Radio, GNSS
Mobile Data:
CDMA2000, EDGE, FDD / TDD LTE, HSPA +, TD-SCDMA, WDCDMA
LTE Category:
CAT-6
Specific Functions:
Single RF for LTE, WCDMA, TD, EDGE, C2K 14/14 Primary/Diversity RX Ports
Wi-Fi:
a/b/g/n/ac
Connectivity:
Bluetooth, Wi-Fi, FM Radio, GNSS
Mobile Data:
CDMA2000, EDGE, FDD / TDD LTE, HSPA +, TD-SCDMA, WDCDMA
LTE Category:
CAT-6
Specific Functions:
Single RF for LTE, WCDMA, TD, EDGE, C2K 14/14 Primary/Diversity RX Ports
Wi-Fi:
a/b/g/n/ac
カメラCamera ISP:
32MP
Recording Resolution:
3840 x 2160
Recording FPS:
24/30
Camera Features:
Dual ISP with Improved 3A, denoise, de-monsaic, sharpness, Native 3D
Camera ISP:
32MP
Recording Resolution:
3840 x 2160
Recording FPS:
24/30
Camera Features:
Dual ISP with Improved 3A, denoise, de-monsaic, sharpness, Native 3D
グラフィックスGPU Type:
ARM Mali-T880 MP4
GPU Frequency:
780MHz
Display Resolution:
2560 x 1600
Video Encoding:
h.264, h.265
Video Encoding FPS:
30fps @ 4K2K with H.265 and HDR
Video Decoding:
h.264, h.265 / HEVC, MPEG-1/2/4, VC-1, VP-8, VP-9
Video Decoding FPS:
30fps @ 4K2K, 10-bit with H.264, H.265 or VP9
GPU Type:
ARM Mali-T880 MP4
GPU Frequency:
850MHz
Display Resolution:
2560 x 1600
Video Encoding:
h.264, h.265
Video Encoding FPS:
30fps @ 4K2K with H.265 and HDR
Video Decoding:
h.264, h.265 / HEVC, MPEG-1/2/4, VC-1, VP-8, VP-9
Video Decoding FPS:
30fps @ 4K2K, 10-bit with H.264, H.265 or VP9
その他CorePilot, Imagiq, MiraVision, SmartScreen, Tiny Sensor Hub, UltraDimmingCorePilot, Imagiq, MiraVision, SmartScreen, Tiny Sensor Hub, UltraDimming
参照http://www.mediatek.com/

すでに上位モデルのx27/x30も発表されていますが、x25もまだまだMediaTekのSoCとしてはフラグシップ級です。

また4GB RAM、ストレージは内蔵で64GB、microSDカードスロットにも対応(nano SIMスロットと排他利用)しているので、容量で困ることはほとんどないでしょう。

AnTuTu benchmarkは10万越え

一つの参考として、AnTuTu Benchmarkは10万点越えですが、テスト環境によっては9万点弱のこともあるようです。この辺りはさすがMT6797T、4GB RAMといったところでしょうか。アプリとの相性が問題なければ、ほとんどのアプリは快適に動くと思います。

SONY IMX230 21MPリアカメラ

背面カメラはSONY IMX 230を採用した21MPカメラ、PDAFにも対応しており、高速フォーカスを実現。MediaTekのImagiq ISPと合わせて、リアルな描写を可能にしています。

動画撮影は4K録画にも対応。カメラUIはほとんどそのままですが、価格帯を考えるとハイスペック仕様になっています。

フロントカメラは8MPで84度のワイドアングル撮影に対応。セルフィー世代の需要にも答える広角カメラを前面に搭載しています。

実際のカメラレビューサンプルはこちら。動画レビューではカメラ性能が一番良かったようですね。ビッグネームのブランドと比較すると、有名でない中華スマホのカメラ性能は結構残念だったりしますが、Vernee Apolloに関しては綺麗な写真が撮れているようです。

3180mAh+VCharge対応

急速充電に対応したチャージャーが付属しています。30分で50%、74分で100%の充電が可能としており、これは結構高速です。2Kディスプレイということで電池持ちには少し不安な部分もありますが、充電速度が速いことでこれをカバーできそうです。

では実際の電池持ちはどれくらいかというと、ヘビーユーザーだと1日は持たないだろうという評価。Vernee Apollo Liteの評価がそんなに悪くないことを考えると、やはり2Kディスプレイが関係しているのかなと予想される部分です。

VRヘッドセットが付属

無印Vernee Apolloの面白い点は、VRヘッドセットが付属することです。ただしがっつりVRヘッドセットという感じではなく、極端にいうとGoogle Cardboardのような感じ。

VR用解像度ということで2Kディスプレイなのかと思いますが、バッテリーなどの実用性も考慮すると微妙かなあという印象を受けます。まだVRコンテンツを利用したことのない方は、興味深い付属品かもしれません。

Vernee Apolloまとめ

2Kディスプレイやhelio X25プロセッサーは魅力的。価格も安くて$270前後なので、全体的に見るとコスパは良いです。

ただし未だにLeEco Le Max 2がSnapdragon 820+2Kディスプレイでこれよりも安いですし、実用性とコスパ面で2Kディスプレイもhelio X25もいらないと考えるなら、helio X20+フルHDのVernee Apollo Liteは$200以下で購入できます。

仕様上のスペックが買いと思えるならありですね。これ以外もバッテリーなど実用性とコスパを両立させるならVernee Apolloよりも良い選択肢はいくつかありそうなので、まとめて比較してみると良さそうですね。

(Vernee Apollo)