【レビュー】Xiaomi Mi Max 2、バッテリー・カメラ強化のファブレット2代目を試す

Xiaomi Mi Max 2の実機レビューです。初代Mi Maxからサイズ感は変わっていませんが、プロセッサーがSnapdragon 625に変更され、またカメラはSONY IMX386を採用、バッテリー容量が多くなりクアルコムのQuick Charge 3.0にも対応するなど、スペックをみる限りは「デザイン・カメラ・バッテリー強化」の印象があった本機ですが、実際のパフォーマンスや使い勝手はどうなのという部分を試してみました。(サンプル提供:GearBest.com)

Xiaomi Mi Max 2実機レビュー

開封・デザインチェック

まずは箱を開封していきます。今回はXiaomi Mi Max 2の「4GB RAM / 64GB ROM」モデルです。(128GBモデルもあります)

内容物はXiaomi Mi Max 2本体、ACアダプター、USBケーブル(Type-C)、SIMピンなど。

ちなみにボックスは中国版なので、基本的にハードウェアはChina版と考えて良さそうです。MIUIもこちらのレビューを書いている時点では公式でChina ROMのみなので、ショップROMはほぼ確定的。(香港や台湾でも発売されるそうなので、そのうちGlobal版や公式Global ROMが公開される可能性があります。とりあえず記事作成時点のGearbest発売版はこんな感じになっています)

付属のACアダプター。

本体を見てみます。まずは前面から。縦横のサイズ感は初代Mi Maxと変わらないのではやり大きめのファブレットです。間違いなく「Mi Maxシリーズのサイズ感のファブレットが欲しい」方向けかと思います。

フロントカメラと通話スピーカー。今回のMi Max 2はここの通話スピーカーによりステレオ感が楽しめるということなので、その辺りは後述。

3.5mmオーディオジャックとIRブラスターは本体上に搭載。

USB Type-Cポート採用です。

よくみると、ネジ2本で固定されています。音出しで確認したところ、右側がボトムスピーカー、左側はマイクになっているようです。

サイドパーツの部分も確認してみます。初代Mi Maxよりも、より丸みのあるデザインが印象的。ディスプレイ側からみて右側に電源キーとボリュームキー。

左側にはSIMトレイ。nano + micro SIMサイズのデュアルSIM仕様で、片方のSIMスロットと排他利用ですが、microSDカード利用にも対応しています。

背面デザインも確認してみます。初代モデルが3つのパーツからなるボディであったのに対し、Xiaomi Mi Max 2は一つなぎのユニボディへ変更。アンテナラインも極力外側に配置されており、よりスッキリした外観になりました。

この端末の本体カラーはゴールドですが、さりげない薄めのゴールドです。撮影場所によっては以下の写真のようにより金色が強調されますが、全体的には「薄め」なカラー。

リアカメラ部分。よくみると若干くぼんでいるので、ケースなしでも平面に置いてカメラ部分は傷付きにくそうです。デュアルLEDフラッシュも同様に少しだけくぼんています。

指紋認証センサーは背面に搭載。中央より少し上に配置されていますが、筆者の指なら片手で持って人差し指で普通に認証できる場所でした。…ちなみに押し込み式ボタンではなく、タッチ式となっています。

Designed by Xiaomi. Assembled in Chinaです。Miロゴもさりげない配置。

Xiaomi Mi6と本体サイズを比較してみます。やはり大きいです。

Xiaomiのスマートフォンは、どんどん無駄を削ぎ落として、よりシンプルなデザインになっているような気がします。

少し面白いのが、ディスプレイのガラスとサイドパーツのつなぎ目部分。写真だと少しわかりにくいのですが、Xiaomi Mi Max 2は少しガラスとパーツの間に隙間があるのに対して、Mi 6は隙間がほとんどなく、滑らかにフレームへと繋がっているのがわかります。この辺りは、やはりXiaomi Mi6がフラグシップモデルなのだなと感じる部分。

ベゼル部分の細さも比較してみました。色の効果もありそうですが、明らかにXiaomi Mi6の方が細いベゼルとなっています。

まずは外観・デザインを確認してみましたが、初代Mi Maxと比較して、

  • ユニボディへの変更で、よりスッキリした丸みのあるデザインに
  • 本体のサイズ感はほとんど変わりないが、素材の変更など、触り心地がアップ

といったところでしょうか。本体サイズは触った感じあまり変わりない気がしますが、角があり3つのパーツから成っていた初代モデルと比較して、より丸くなり、ユニボディになり、(おそらく)背面に採用されているメタル素材も異なり、触り心地が明らかに良くなっていると感じるので、見た目以上に触った感触が全く異なることが実感できます。できればサイド部分はもう少しベゼルを削ってくれていれば、持ち易かったかもしれません。もちろんXiaomiのスマートフォンは価格が価格なので、文句は言えませんが。

個人的に持った感触は初代より好印象で、3パーツの時よりも剛性が上がっているような気がします。また背面はメタル素材のユニボディなので滑りそうにも見えますが、重さが結構あるので、他の所謂「背面が滑りやすいスマホ」ほど、机に置いて滑り落ちるトラブルが少ないでしょう。

スペック・基本仕様

MODELXiaomi Mi Max 2
ブランドXiaomi
本体サイズ174.1*88.7*7.6mm
約211g
ディスプレイ6.44インチ
1920×1080 FHD / 342 PPI
450nit, 72% NTSC
本体素材メタル
プロセッサーQualcomm Snapdragon 625
8コアCPU (最大2.0GHz)
Adreno 506 GPU
メモリ4GB RAM + 64GB ROM
4GB RAM + 128GB ROM
外部メモリmicroSDカード対応
最大128GB
バッテリー5300mAh
Qualcomm QuickCharge 3.0対応
リアカメラ12MP, F/2.2
SONY IMX 386
1.25μm ラージピクセル
デュアルカラーLEDフラッシュ
PDAF
フロントカメラ5MP, F/2.0
85度ワイドアングル
動画撮影4k / 1080p / 720p @30 fps
(スローモーション) 720p @120fps
SIMスロットnano + micro SIM
対応バンド2G:GSM 2/3/5/8
2G:CDMA BC0
3G:CDMA EVDO BC0
3G:WCDMA 1/2/5/8
3G:TD-SCDMA 34/39
4G:TDD-LTE 38/39/40/41 (窄带 100MHz)
4G:FDD-LTE 1/3/5/7/8
その他無線接続WiFi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi Directサポート
Wi-Fi Displayサポート
MU-MIMOサポート
Bluetooth 4.2サポート
Bluetooth HID
位置情報GPS, AGPS, GLONASS, Beidou
センサー赤外線, 加速度, ジャイロスコープ
環境光, ホール, 近接センサー, 指紋認証
その他USB Type-Cポート
3.5mmイヤホンジャック
参照(Chinese)http://www.mi.com/max2/specs/

初代からの気になる変更点は大きく以下の点でしょうか。

  • SD650 or 652 → Snapdragon 625
  • 4850mAhバッテリー → 5300mAh + QC3.0対応
  • SONY IMX 386採用のリアカメラ
  • (発表時点の中国モデルは)最小構成が4GB RAM / 64GB ROMから
  • スピーカーのステレオ効果…など

スペック上はカメラ性能が強化され、バッテリーが増量し、さらにQuick Charge 3.0に対応。またスピーカー部分でのステレオ効果など、マルチメディア機器としての性能を上げつつ、電池持ちや充電速度が強化されている、という感じになっています。

とは言ってもスペック上の表記ではわからないことが多いので、実際に使ってみて、ベンチマークや性能、電池持ちなどもチェックしてみます。

(ちなみに到着時のショップROMは日本語設定無し)

6.44インチのフルHDディスプレイ

まずは6.44インチのフルHDディスプレイからチェック。基本的にMi Max → Mi Max 2で画面サイズは変更がなく、450nit、72% NTSCと基本的には変わりません。ただCorning Gorilla Glass 3 → Gorilla Glass 4へアップグレードされているとのことで、対傷性などは向上しているものと思われます。

解像度が1080pなのは6.44インチの大型ディスプレイを考えると少し残念ではありますが、価格が安い分、これより高い解像度のスクリーンを望むことは難しいような気もします。初代とそこまで変わらないと考えていただければと。1080pの動画を見るくらいなら特に問題無し…と言いたいところですが、やはり6.44インチのディスプレイだと粗さが見えてしまったりする気もするので、欲をいえば解像度やコントラストの部分をスペックアップさせて欲しかったと感じる部分もあります。ただ、それが実現するなら価格が高くなりそうなので、これがベストなバランスなのかも。

せっかくの大画面ディスプレイなのですが、デュアルウィンドウを今回のMi Max 2のショップROM標準では使えないのが残念。この辺りはXiaomiのカスタマイズがフルに入ったMIUIの欠点でしょうか。(いくつかググれば方法は出てくるようですが、標準ではまだ使えませんでした。公式MIUIの今後のアップデートよりMi Max 2ではデュアルウィンドウが使える可能性はあるので、ROMとアプデ待ち)

必要であればカラーテンパーチャーは変更できますし、MIUIなので特に大画面ディスプレイでは便利なフロート機能のQuick Ball、ダブルタップでの画面起動、視力保護モードなどは利用可能。良くも悪くもMIUIなので今回はショップROMですが(→追記:Global Stableにアプデ)、他のXiaomiスマートフォンとほとんど変わらないです。

発売時点でXiaomi Mi Max 2のみデュアルウィンドウに対応させるなど、モデルごとに少しカスタマイズが入っていても良いような気はします。良くも悪くも、これがMIUIという感じ。(一応root無しでできるとかできないとか言われているtaskbarを試してみましたが、上手く行きませんでした)

…ちなみにダイアルして調べてみると、tianma r63350 1080p video mode dsi panelの文字が。天马系のディスプレイかもしれませんね。初代のMi Maxでも同じような情報(tianma r63350)があったのですが、XDAやMIUIフォーラムをみているとXiaomiの機種内では同じモデルでも供給ディスプレイメーカーが違うという場合も中にはあるとのことなので、気になる方は購入してからみてみると良いかもです。

(ホームUIに関しては、必要であればNova Launcherなどは設定できます↓HUAWEIのEMUIは新しくAppドロワー版がホーム画面のUIで選べるようになったので使ってますが、MIUIのiOSライクなUIは未だにNova Launcherに変えてしまう自分がいますね…ただナイスなThemeもMiアカウントさえ設定すれば沢山使えるので、悩みどころではあります)

ThemeはGalaxy S8風のものもあります。筐体が違い過ぎて、全くS8感が出ないですね。

ベンチマークスコア (Antutu Benchmark / Geekbench 4)

Antutu BenchmarkとGeekbench 4だけ、ベンチマークスコアをチェックしてみます。

AnTuTu Benchmark Ver 6.2.7

総合:6万4091

  • 3D:13356
  • UX:24062
  • CPU:21155
  • RAM:5518

(追記:MIUI8.5 Stable 8.5.4.0 NDDMIEDにアプデ後です。ちなみにまだ日本語設定はデフォルトでないようです)AnTuTu Benchmarkのスコアは上記のようになりました。何回かテストしてみましたが、総合スコアは6万3000から6万4000前後に落ち着いています。

Geekbench 4

  • シングルコア:870前後
  • マルチコア:4200前後
  • グラフィックス関連(COMPUTE):3300前後

Geekbenchも何回かテストしましたが、同じようなスコアに落ち着いています。Xiaomi Mi6の時は結構スコアが上下したので、AnTuTu BenchmarkやGeekbenchで同じようなスコアが出てくるのは、気持ち安心できます。

体感触ってみての発熱が少ないと感じるのは良いですね。Snapdragon 625の恩恵でしょうか。このあたりもスコアが安定している部分に関係しているのかもしれませんが、詳しいところはよくわかりません。

ゲーム性能と、本体サイズに対するプレイのし易さ

Snapdragon 625なので大抵のことはこなしてくれるように思います。ゲーム性能というより全体の動作はさすがにMi6などと比較するとミッドレンジという感じがしますが、重要なのはディスプレイのサイズがゲームに適しているかでしょうか。

例えばモダンコンバット5やAsphalt 8だと両端でタッチコントロールなので大画面でも問題ないですが、スクリーン中央もタッチが必要なゲームだと、結構辛いかと思います。机に置いて両手でプレイしたいという特殊な状況ならまた別な話になりますが、指が長くないと、中央タッチはなかなか厳しいところです。戦略ゲームとかは大画面なので良いかもしれませんね。キーは6.44インチのサイズ感でプレイし易いかどうか。

ただ、サイズ感がマッチしていれば、上下のベゼルというかディスプレイ以外のところは幅が同じくらいですし、Mi Max 2自体は本体が薄型と言えると思うので、両手でホールドはし易いです。ただ、6.44インチなのでゲームを選ぶのは間違いないです。

(追記:よくよく考えてみると、Xiaomi Redmi Note 4XがSD625採用、5.5インチFHDでもっと安いんですよね。RAM容量を気にしないなら、ミッドレンジモデルのゲーム用としてはNote 4Xの方が扱い易いかもしれませんね。こちらも大容量バッテリーですし)

効果はあるか不明ですが開発者オプションでGPUレンダリングをONにしたりHWオーバーレイをOFFにしたり色々試してみましたが、全体的にSD625に期待するようなパフォーマンスと言いますか、やはりSnapdragon 835を採用したMi6の方がヌルサクですし、かといって最近動作がぎこちないSD820採用のLG V20(最近酷使し過ぎているかもですが)よりサクサク動いてくれたりと、発売されたばかりにしてはなんだか快適に動いているような気がします。

ちなみに設定→Additional Settings→Buttons→Automatically disable navigation buttonsからナビゲーションボタン1回押しによるゲーム中断などのアクシデントは防げるようになっているので(アプリごとに設定できる)、必要であればこちらも利用すると良いかもしれません。

ゲームプレイの可否に関しては、何かリクエストあれば、簡単に無料でできるものであればTwitterまでどうぞ。

リアカメラ (12MP, SOMY IMX386)

SONYのイメージセンサーIMX386を搭載した12MPリアカメラが初代Mi Maxから進化したポイントだそうなので、写真撮影も定期的にパシャパシャ試してみました。(一応撮影時のフルサイズで掲載しているので、ファイルサイズが大きく読み込みに時間がかかる可能性があります。フルサイズ閲覧は新タブでどうぞ)

まずはAppleストアで、iPhoneケースが並んでいる部分をパシャリ。4000×3000(4:3)で撮影していますが、

Appleストア内くらい明るい場所であれば、フォーカス速度、精度共にこの価格帯のAndroidスマートフォンとしては優秀な気がします。シングルカメラではありますが、Bokeh効果も少し。

マネキン撮影(HDRあり)。十分な光量さえあれば、あまり凝らない方であればそれなりの写真が撮影できるような気がしますね。

3840×2160の横長。久々に晴れたので外に出て撮影してみましたが、空のブルーだけかなりパンチ力のあるカラー描写です。

暗所での撮影は他社のフラグシップ機でも難しい部分かと思いますが、Xiaomi Mi Max 2もそれなりにきついです。Mi Max 2のイメージセンサーはXiaomi Mi6のメインカメラのほうで使われているものと同じだった気がしますが、暗所での撮影はMi6のほうが強い気がしますね。なぜだろう。

暗所撮影@TESLA前(HDR)。これくらい光があれば何とか。

下の場面では白が飛んでおり、全体的にぼやけてしまいます。ファイル名をみたところ自動で暗所撮影モードになっているので全体は明るく写しているようなのですが、当然ながらキメの細かい描写は難しくなってくるのが現状です。カラー描写はかなりパンチが効いているようです。

MIUIのデフォルトカメラアプリは現状Modeを選択→設定アイコンで撮影サイズなどをやっと選択(厳密にいうとメニューバーを押せばカメラ設定を開けるのですが、初めての方には非常に分かりにくい)などUIが個人的にあまり好きではないのですが、撮影自体は、販売されている価格を考えると、全然ありな気がしています。

初代Xiaomi Mi Maxと比較してどうか、という部分は、使ったことはありますが、すでに手放してしまっており住んでいる地域も違うのでもはや比較できず。感覚だけでいえば、初代よりは2代目のほうがカメラ性能が良い気がする、かもしれません。

では他のフラグシップ機と比較してどうか、という話ですが、現在メインカメラとして利用しているLG V20ほど活用幅、マニュアルのいじりやすさがないですし、画質も最新のiPhoneやその他価格が高めのAndroid機種とは、大きな差が開いているように思います。

価格に対するMi Max 2のリアカメラはかなり良い線まで行っていると思いますが、(もしキャリア購入のメーカーフラグシップモデルなどをすでに持っている方だと)スマホカメラ用に利用することは少し想像しにくい部分があり、どれだけの画質に期待するかにもよりますが、個人的には電池もかなり持つことですし、カメラとしてはスマホのさらにサブ機かなぁという感じはします。

メディア視聴機器としてのステレオスピーカー

ボトムスピーカーとは別に通話用スピーカーからもメディア視聴時に音が結構出るので、結果としてスレテオサウンドというかサラウンド効果が楽しめるということになっています。実際にYoutubeなどで聴いてみると、確かに2つのスピーカーによる立体感は生まれており、サウンド面での大きな効果が実感できました。初代Xiaomi Mi Maxではボトムフェイシングのスピーカーを塞いでしまうと全然音が聴こえずに使い物にならないといったことも以前指摘したのですが、この辺りも同時に改善されているのはGood。

音量もHonor 8や最近購入したLG V20よりも大きくできたので、スピーカーを利用して音楽を聴いたりする方には、大型ディスプレイと合わせてかなり良い感じになっていると感じます。

(ゲーム動画の場面では、女性が話しているパートで左のスピーカーから音量が大きく出ることを確認。左右の音量調節でステレオ感を感じ取ることが可能)

メインはやはり底面のスピーカーで、少し音量の小さな通話部分のスピーカーがサラウンド効果を加えているような印象。ただゲーム動画などで左右の音量、音の出方を繰り返し聴いてみたところ、明らかに音量調節などがあり、左右のスピーカーで調節されてステレオ感を生み出していることを確認できました。

特にYoutube動画の音声などをスピーカーで聴く方等には、このスピーカー部分は非常に大きな進化かと思います。もともと初代Mi Maxもバッテリーはそこそこ持つ機種だったので、個人的にはこのスピーカー部分が一番大きな違いに感じました。もっとも、スピーカーを利用しない人にはあまり意味のない部分なのですが。

Xiaomi Mi Max 2の最大のメリットは電池持ちである

  • 最大5300mAhの大容量バッテリー
  • Qualcomm Snapdragon 625
  • Qualcomm Quick Charge 3.0サポート
  • リバースチャージングにも対応してました

スペックを見た時点で「どうせ電池持つんだろ」と言いたくなる仕様ですが(実際にかなり持つのですが)、バッテリーや充電関連も確認していきます。

5300mAh+スナドラ625による電池持ちについて

(テスト条件:WiFi接続(常時VPN ON)でYoutubeを視聴。Bluetoothの接続と干渉確認も兼ねてBluetooth接続をイヤホンで同時に行い、ディスプレイの明るさは50%程度に設定。MIUIのバックグラウンド制限は全てOFFに)

このVPN常時接続が今使っているどの端末でも電池を消費しまくるので心配していましたが、午前中(ディスプレイOFF時もありましたが、途中で気づいて常時ディスプレイONに)がっつりYoutubeを見ても、50%以上残りそうな感じです。

さすがに午前中ずっとYoutubeを見続けるという状況も少なそうなので、普通の利用では1日余裕で持つでしょう。筆者の利用状況では、モバイルデータ通信やテザリングを利用しても余裕で1日持ちます。ゲームをもしてもかなり持つ印象ですし、やはり電池持ちの部分は2代目となるMi Max 2の特長かと。(バックグラウンドの動作管理をOFFにしてのテストなので、デフォルトONの状態で使うとさらに電池は持つのかもしれませんが良く分かりません)

ネットワークに関しては今回のテストではWi-Fi+VPNなのであまり参考になることは言えないのですが、今のところモバイルデータ通信もWi-FiもVPN側のエラーと思われるところ意外は比較的安定しているように思います。

また今回の電池持ちテストではBluetooth接続で(無駄に)AirPodsと先日購入した1MORE iBFreeも試していますが、特定の場所にいない限りは、距離以外で目立った途切れもなし。

充電時間と付属充電器について

すでに紹介したようにMi Max 2、ACアダプタ、また本体が9V/2Aの急速充電に対応しているので、初代Mi Maxの5V/2Aより充電速度は高速であることがアピールされています。一応Qualcomm Quick Charge 3.0にも対応しているとのことですが、付属ACアダプタが対応しているかは不明。

とりあえず付属AC+ケーブルで充電してみます。…フル充電まで2時間弱ですね。5300mAhのバッテリー容量を考えると、十分優秀な気がしますね。初代Mi Max(ACにアダプタをかませたので比較対象としては少し疑問がありますが)の時は4時間程度チャージ時間がかかったので、個人的にはこの辺りも大きな進歩かと思いますね。

リバースチャージの対応可否について

一部でXiaomi Mi Max 2がリバースチャージ(OTGケーブルを用意して、モバイルバッテリーとして使う)機能にも対応しているのではという情報だったので、買ってみました、OTGケーブル。できればXiaomiのものがあればそれを買うべきなのでしょうが、今回はたまたま近くにHUAWEIショップがあったので、そこでOTGケーブルを買い、またこのケーブルはmicroUSBだったので、最近採用している機種がほとんどなので、USB Type-C用のアダプタも合わせて購入しました。

では、リバースチャージ機能を試すために、OTGケーブルにUSB Type-C変換ツールをかませてXiaomi Mi6を充電してみます。

リバースチャージ、普通に使えますね

これにてモバイルバッテリーとしてもこのケーブルの組み合わせなら使えることが確定。「電池持ちの向上、急速充電対応、スピーカーの強化の他にも、もう1押し欲しい!」とこのリバースチャージ機能には期待していたのですが、使えるということでサブ機としての価値はかなり高まったように思います。ただOTGケーブルは本体に付属しないので、持っていないなら購入は必要ですが。

最近つなぎ用に香港で購入したLG V20を当ブログ用写真撮影で利用していますが、びっくりするくらい電池が持たないので、個人的にXiaomi Mi Max 2のリバースチャージは便利だったりして、いつもMi Power Bank(10000mAh)と2段構えでバックパックに入れて外出してます。あとは2アプリの同時表示に対応してくれれば、サブ機として定着する可能性は結構高いかもしれません。

Xiaomi Mi Max 2を一週間ほど使ってみての所感

  • 電池持ちはGood、体感発熱も少なめ
  • ディスプレイはあれだが、価格を考えれば特に不満な点はない
  • スピーカーが強化されており、メディア視聴用に良い
  • リバースチャージが可能で、サブ機に良い
  • 早くマルチウィンドウに対応してほしい
  • カメラ機能も強化されている(気がする)が、メインで使うことはないと思う

電池持ちに関してはまだ未知数な部分もありますが、今のところ前評判通りビースト機種でした。体感発熱も少なめな気がしているので、そこまでヘビーな用途で使うことはなさそうですが、Snapdragon 625採用なので、それなりのところまでこなしてくれる印象。充電速度も初代Mi Maxより明らかに高速になっており、大容量バッテリーならではのデメリットもしっかり改善されている点は良かったです。

期待していなかった部分で良かった点は、デュアルスピーカーによるステレオ感でしょうか。個人的にはサイズが大きめなのでゲーム用には使わないとは思いますが、Youtubeでゲーム動画をみたりするときには、このサイズ感が好き+スピーカーで音声を聴く方であれば、気に入りそうな気がしますね。イヤホン利用する方も多そうなので、限定されてくるかとは思いますが。

発売時点でAndroid Nですが、デュアルウィンドウ機能にXiaomi Mi Max 2 + MIUIで対応していないのは少し残念。せっかく大容量バッテリー+省電力+4GB RAMもあることですし、個人的にニュース画面を開きながらYoutube音声聴きながらパソコンいじりたいなどファブレット端末に関しては色々と願望もあるので(発売時期的にもMIUI 9に対応してくれるだろうと思うので)アップデートによって早めにサポートされることを願いたいところです。

カメラ機能に関しても悪くない、というか、同じ価格帯の端末において同様のレベルでサクサク撮れそうなスマートフォンというのも意外とないのかなという気がしていますが、やはりXiaomi Mi6含め、他のフラグシップモデルと比較するとどうしても劣ると感じる部分はあります。Mi Maxシリーズは本体サイズもあってかポケットから取り出して即座に片手撮影はかなり厳しく、最近のiPhoneやAndroidフラグシップモデルを持っている方にとっては、あくまでサブ機の位置付けなのかな、という気が。

【とりあえずのまとめ】

…まだ1週間弱しか経っていないのでなんとも言えない部分もあるのですが、基本的には前の初代Xiaomi Mi Maxから使い勝手は大きく変わったと感じることもなく、6.44インチのファブレット端末そのままです。根本的な話、そのサイズ感から片手でサッと取り出して使うことも難しく、個人的にはメインの電話機としては厳しい気がしています(Twitter上でメイン機でいけるかもみたいなツイートもみたので、個人の感じ方によると思いますが)。

ただ、充電速度がかなり向上していたり、スピーカーが改善されていたりと、実用性で訴えかけてくる部分も多く、リバースチャージも普通に使えたので「PCやメインスマホのコンパニオンとして」情報収集用や動画視聴用、非常用のモバイルバッテリー、テザリング専用機などなど、サブ端末としてのファブレット価値はグッと期待値が上がる内容になっているかと思いますよ。「タブレットなんて大きなもの持ち運びたくないけど、そこそこ大画面の端末(しかもモバイルバッテリーとしても使える!)は手元に置いておきたい」人には良いかもです。

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