【レビュー】Xiaomi Mi MIX 2を試す。18:9ディスプレイの実用性確認、China Stable ROMでの利用方法(その1)

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「Xiaomi Mi MIX 2」の実機レビュー。セラミックボディ、スナドラ835を採用したハイエンドモデルのAndroidスマートフォンですが、今回は中華ROMそのまま使ってみて、本体デザイン、また特徴である18:9/5.99インチのディスプレイ実用性も確認してみたいと思います。…思ったより色々あり文字数も1万字を余裕で超えるほどに増えてきたので、いくつか記事を分けて書く予定です。まずは第一弾。(端末提供:GearBest


Xiaomi Mi MIX 2・実機レビュー(その1)

今回実機でレビューするのは「Xiaomi Mi MIX 2」の6GB/64GBモデルです。公式China ROMの状態で届いたので、いずれGlobal ROMへ変更するタイミングがあれば今後行う可能性がありますが、MIUI 9も運よくOTAできそうな挙動なので(追記:Nightly Beta Stableなるものが最初表示されましたが、なぜかアプデ表示が消えたのでとりあえずMIUI 8 China ROMで)、とりあえずChina ROMのままレビューしていきます。

開封・セラミックボディのデザインをチェック

とりあえずXiaomi Mi MIX 2の開封とデザインチェックを行なっていきます。箱は表に「MIX」の文字が。国ごとにBoxが異なるかは不明ですが、今回届いた端末は封が開いていない状態だったので、中国版端末はとりあえずこの内容になるかと思います。

上蓋を開けると、まずは雷軍氏のメッセージレターが入っています。この時点でやはりMi6とも違うので、現状Mi MIXラインはシャオミの中でプレミアムな位置付けということなのでしょう。

レターをとると、下にXiaomi Mi MIX 2本体(電源は自分で入れました)、Type-Cケーブル、ACアダプターが付属しています。一応中国モデルだと、基本的にACアダプターの形状は日本でも使えるタイプです。

本体下には長方形の箱が入っており、

中にはType-C→3.5mmヘッドフォンジャック用のアダプターと、SIMピンが。

その裏には、付属の専用ハードケースや、その他、特に見ることのない説明書的な紙も入っています。付属ケースに関してはあとでチェック。

では本体もチェックしていきましょう。

まずは正面から。3辺ベゼルレスなデザインに興奮。

おそらくこんな感じで本体を撮影すると、3辺ベゼルレスがよりかっこよく映るかもしれません。こんな感じの写真も、MIUIではオンライン経由でダウンロード・壁紙に設定することができます。…iPhone Xぽく見せるThemeはMiクレジットが必要だったりするんですよね。

背面。

Mi MIX 2は通常モデルも背面パネルがCeramic(セラミック)素材となっているのがデザイン面での特徴の1つでもあります。鏡面仕上げと言いますか、光沢が強く反射もあります。

背面コーナー。限定版は全てセラミック素材のユニボディなのですが、今回レビューしているのは6GB/64GBの通常版なので、背面セラミック+メタルフレーム(エアロスペース・グレードのアルミ合金採用)の組み合わせです。また角もMi6で採用されたような「Four-sided Curved」のデザインとなっており、丸みのある外観が美しいのも特長。ただ形状は若干違うので、こちらもあとで後ほど。

底面は穴の開いた片方がスピーカー、片方がマイクとなっています。USBポートはType-Cを採用。充電は9V/2A, QualcommのQuick Charge 3.0をサポートしています。リチウムイオンバッテリーで、容量は最大3400mAh。

リアカメラのリム部分にはゴールドカラーを採用。ブラック×ゴールドの組み合わせは合わせ方次第でかなり酷くなるような気がしますが、Mi MIX 2に関してはハイエンドモデルらしい高級感を感じることができます。カメラ下には指紋認証センサー(タッチ式)を配置。

背面下の「MIX DESIGNED BY XIAOMI」の文字もゴールドカラーです。Mi6の時も思ったのですが、最近のXiaomiフラグシップ・ハイエンドモデルは無駄を極力取り払ってミニマリズムな方向に進んでいるような気がしますね。

またシャオミのスマートフォンはたいてい外観の見えるところにモデル型番やAssembled in Chinaのような表記があったりするのですが、MI MIX2にはそういった表記もないです。この辺りもプレミアムモデルであることを感じさせる部分かもしれません。

もう一度ディスプレイに戻ります。

最近流行りの異なるアスペクト比を採用したAndroidスマートフォンではLG G6やGalaxy S8シリーズ、Note 8なども触れる機会が以前ありましたが、3辺狭額縁のディスプレイを採用したMi MIX 2は、実際のベゼル幅以上に「ベゼルレス」な印象を感じさせます。本体上部のベゼルも狭い部分が、そういった印象を与えるのかも。

ディスプレイ上部。今回はJDIのFull-Activeディスプレイ(IPS)を採用しているとのことですが、明るさ、視認性共にそこそこに良好ですね。ディスプレイはスペック上DCI-P3で高彩度としています。カラーのプロファイルなどは設定から変更可能ですしMIUIなのでRead Modeなんかも設定で使えますが、とりあえずそのままにしておきます。

ディスプレイすぐ上の狭いベゼル中央には通話用スピーカーが配置されていますが、音楽を聴いたり動画を観たりする時、ここからも音が出ます。

内部はどうなっているか不明ですが、Xiaomi Mi Max 2的なステレオ効果が得られるものと思います。ただし全体的なスピーカーとしての音質は…だったので、こちらも別記事でもう少し詳しく。

丸みのあるつなぎ目。最近のXiaomiフラグシップモデルは、この辺りもすごく綺麗にデザインされているというか、作られているんですよね。Mi5あたりまであったような気がする外観のチープさが皆無であるのは嬉しいポイント。

当然MIXシリーズということで他のXiaomiスマートフォンと比較すると価格がプラスにはなりますが、それもスペックを考えるとまだまだコスパが高いように感じます。

SIMトレイは左サイドに配置。NANO+NANO SIMのデュアルSIM仕様で、一応スペック上はLTE+3G(WCDMA)のDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応だそうな。ちなみにmicroSDカードスロットは非搭載なので、購入する際には内蔵ストレージ容量をしっかり選んだ方が良いかもです。幸い、64GB、128GB、256GBの三種類が用意されています。

ディスプレイを下からみてみます。5.99インチ、2160×1080ドット(FHD+)、18:9のスクリーンで縦長なわけですが、下にはベゼルが広く取ってあります。スクリーン四隅が丸くなっているのもポイントですかね。

反対側から。

今回も初代と同じく、フロントカメラはディスプレイ右下に配置されています。最近はセルフィー用のインカメラが強化されたスマートフォンも多くありますが、Xiaomi Mi MIX 2のセルフィーカメラは位置があれなので上下逆さまにしてからでないと使いにくかったりしますし、サクッと使ってみましたが、自撮りメイン用に買うスマホではないと個人的には思います。

付属している専用ケースも装着してみます。Mi MIX 2はケース無しだと個人的歴代最高レベルに指紋が付きまくりますが、付属している専用ハードケースは対照的に、マットな素材でかなり指紋がつきにくいようになっています。おそらくプラ系の素材かと思いますが、指紋がベタベタ着くのが嫌な方には良いですね。

ケース自体は薄めに作られているようで、装着した状態でも手に持っても厚みがそこまで増えた感触が無いのは好印象。ちなみに本体リアカメラの部分は少し出っ張っていますが、背面カメラに関しては、ケース有りなら平面においても本体カメラ部分は触れないはずです。

ただし、専用ケースをつけてもディスプレイ部分を巻き込むような形状ではないので、おそらくですが、落下させるとスクリーンが直に地面と接触する可能性は高いでしょう。

ディスプレイが不安な方はもう少し頑丈なMI MIX 2用のケースを購入すると良いかもしれません。付属ケースはあくまで背面とサイドフレームのみ保護できそうな印象。

ここから他の機種とも比較してみます。まずは5.5インチのディスプレイを搭載した、Android One端末のXiaomi Mi A1。従来のアスペクト比を採用したミッドレンジのスマートフォンと比較すると、その画面占有率が際立ちます。

Mi A1との比較でいうと、全体のサイズ感は同じくらいですが、指紋認証センサーの位置はMi MIX2の方が下に付いていたりします。個人的にはどちらでも届くので問題ないですが、人によってはMIX 2の方が指が届き易い場合もありそうです。

従来のスマホに多い16:9の5.5インチと比較すると、横幅はほとんど同じです。横幅はほぼ同等ですが、縦に長い、と。

なので、18:9でフル表示できない動画コンテンツがある場合などは、ある意味ほとんど従来の5.5インチFHDスマホと変わらないと言えるかもです。

次にOnePlus 5とも本体を比較してみます。こちらもサイズ感はほぼ同じですね。

…おそらく最近の機種かつ、従来のアスペクト比に5.5インチのスマホと比較すると、サイズ的にはどれも同じくらいになるのではないでしょうか。

…実はOP5は重量が約153gとかなり軽い機種なので、約185gのMi MIX2はより重さを感じます。一応iPhone Xの約174gよりは重く、iPhone 8 Plusの約208gよりは軽いです。現在iOSでは8 Plusを利用していますが、Mi MIX 2の方が本体サイズは小さいので、質量差以上にMIX2の方が片手で使いやすかったりします。(最近のMIUIにはOne-Handed Modeがあるので問題ないと思います)

OP5とサイドのベゼル幅を比較してみます。実はサイドベゼルのみでいうと、最近のスマホなら同じようなベゼルレスの端末は多くあるかなという気がしますね。

ただiPhone 8 Plusやミッドレンジモデルの左右ベゼルと比較すれば細い方なので、「Mi MIX 2は3辺がベゼルレス」という事実だけで見た目の印象はずいぶん違うことも含めると、他機種と比較した上でのベゼル幅はそこまで気にならないのかなと。

iPhone 6s(左)、Mi Max 2(右)と並べてみました。おそらくですが、ベゼルの太いスマートフォンというのは、徐々になくなっていくのでしょうね。

Xiaomi Mi6を重ねてみます。実はMi6に関しては背面の両サイドがよりカーブしているのですが、Mi MIX 2に関しては上下左右の背面パネルが均等に丸みを帯びています。

初代MIXは現在持っていないので、Youtubeで拾った比較動画をスクショして確認しておきます。

スペック上は初代Mi MIXが『6.4インチ、17:9、2040×1080ドット、158.8 mm×81.9 mm×7.9mm 209g』、2代目のMi MIX 2が『5.5インチ 18:9、2160×1080ドット、151.8 mm×75.5 mm×7.7 mm 185g(通常版)』となっているので、もちろん対角インチ表記のディスプレイサイズやアスペクト比の違いはありますが、基本的に2代目の方が小さいです。

なので、よりマス向けの機種になった、といえばそうなのかもしれません。

他の実機レビューをみていると「以前の大画面の方が良かった」という声も見かけますが、そういった場合も一応初代MIXがSD821搭載でまだまだ現役スペックではあるので、価格も下がっていることですしそちらも検討すると良いかと思います。(とは言っても、Mi MIXが良かったと思う人は、すでに初代を持っている人も多いかもですね)

本体サイズもそうですが、筐体・デザインは初代Mi MIXと比較すると全体的に丸くなってスッキリした感触。

個人的にはそのまま付属ケースをつけて利用しそうなのであまり関係ないかもしれませんが、セラミックのバックパネルや3辺ベゼルレス型の18:9ディスプレイを全体的に見ると他社フラグシップモデルと遜色ない高級感があります。最近のシャオミフラグシップモデルはチープさが本当にないですね。

Xiaomi Mi MIX 2のスペック・基本性能

スペック表も確認しておきます。海外でもインド市場に投入されていたりしますが、今回は初期段階でChina ROMでほぼ中国版であることが確定なので、本土Verの基本仕様をチェック。

MODELXiaomi Mi MIX 2
(小米MIX 2)
ディスプレイ5.99インチ
アスペクト比18:9
2160×1080 (FHD+) 403 PPI
コントラスト比1500:1
プロセッサーQualcomm Snapdragon 835
オクタコアCPU 最大2.45GHz
Adreno 540 GPU
RAM(黑色陶瓷版)
6GB LPDDR4x
(全陶瓷尊享版)
8GB LPDDR4x
ROM(黑色陶瓷版)
64GB/128GB/256GB
(全陶瓷尊享版)
128GB

UFS 2.1
本体素ボディ(黑色陶瓷版)
4サイドカーブド・セラミックボディ
(全陶瓷尊享版)
4サイドカーブド・セラミックユニボディ

本体サイズ
重量
(黑色陶瓷版)
高度:151.8 mm
宽度:75.5 mm
厚度:7.7 mm
185 g
(全陶瓷尊享版)
高度:150.5 mm
宽度:74.6 mm
厚度:7.7 mm
187 g
バッテリー3400mAh(typ) / 3300mAh(min)
9V/2A, Quick Charge 3.0サポート
USB Type-Cポート
リアカメラ12MP, F/2.0, 1.25μm
デュアルトーンフラッシュ
PDAF, 4軸光学手ぶれ補正
フロントカメラ5MP
ネットワーク全网通4.0(移动、联通、电信 4G / 3G / 2Gサポート)
VoLTE
nano SIM + nano SIM
2G:GSM 2 / 3 / 5 / 8
2G:CDMA BC0,BC1,BC6,BC10
3G:CDMA EVDO,BC0,BC1,BC6,BC10
3G:WCDMA 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 8 / 9 / 19
3G:TD-SCDMA 34 / 39
4G:TD-LTE 34 / 38 / 39 / 40 / 41
4G:FDD-LTE 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17
18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29 / 30
B41支持 2496-2690 全带宽
LTE B41 4天线技术,可支持 4×4 MIMO
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
WiFi Direct, WiFi Display
2×2 MIMO, MU-MIMO
Bluetooth5.0
位置情報GPS
AGPS
GLONASS
北斗定位
センサー超音波距離センサ
ジャイロスコープ
加速度センサ
電子コンパス
周囲光センサ
振動モーター
気圧計
ホールセンサ
その他3.5mmオーディオジャックなし(アダプター付属)
microSDカードスロットなし
本体カラー黑色陶瓷版 ブラック
全陶瓷尊享版 ブラック ホワイト
参照https://www.mi.com/mix2/specs/

内部スペックでは、Snapdragon 835を採用しており、RAMはモデルによってLPDDR4Xで6GBもしくは8GB、内蔵ストレージUFS 2.1で64GB、128GB、256GBの三種類です。

レビューを書いている現時点ではAndroidスマホと他社ハイエンドモデルと比較しても遜色ない基本仕様となっており、また色んな地域で使えるよう、モバイルネットワークの対応バンドが多いのも大きなメリットでしょうか。実際に電波が掴めるかどうかは実機確認が必要です。

2017年のフラグシップモデルとして気になる点は、まずカメラがリア・フロント共にシングル。3.5mmヘッドフォンジャックは廃止されており(Type-C→イヤホンジャックのアダプターは付属)、MicroSDカードスロットも非搭載となっている点等。

また今回実機レビューを行なっているのは通常版(黑色陶瓷版)ですが、限定モデルとして8GB/128GB+セラミックユニボディ(通常版はフレームがアルミ合金だが、限定版は背面からフレームまでセラミック素材の一つなぎ)を採用した「全陶瓷尊享版」もあります。

今後発売したら全陶瓷尊享に関してはホワイトもあるのでその辺りは今後お好みで、となりそうですが、その分価格もプラスになるので要検討。

初期状態とROMの確認

まずは端末の初期状態やROMなどのチェックから。Android 7.1.1 NougatベースのMIUI 8、冒頭の通り今回はChina Stable ROMが初期状態(MIUI 8.5 | Stable、8.5.4.0(NDECNEF) )。

届いた時点で外側プラスチックの封も破かれていなかったので、今回はショップROMなどではなく、公式のChina Stable ROMでほぼ間違いないかと思います。内蔵ストレージは残量が52.12GBで、64GBのスペック通り。

China ROMのまま使う場合について

中国ROMなので、基本的に初期状態でGoogle Playストアのアプリなどは入っていません。Xiaomi初期ブラウザなんかも搜狗(sogou)、百度(Baidu)、sm、Bingで正直本土に住んでいない限りあまり使う理由もないので、とりあえずGoogle PlayストアをApp Storeから「谷歌安装器」で導入するなり、APKをどこかから持ってきて導入するなりが必要になってくると思います。

方法としては

  • App Store→「Google」で検索→「去百度搜索」→「谷歌安装器」からGoogle Playストア導入
  • Global ROMを焼いて導入

などがありますが、今回は谷歌安装器でGoogleプレイストアだけ導入して、China ROMでMIUI 8の状態で試してみます。

追記:「谷歌安装器からGoogle Playストアをインストールする方法」は別記事でまとめました。

(※Forumで調べてみたところ、China Beta Stable V9.1.2.0 Nightlyに関しては、Mi MIX2ユーザーからランダムに選ばれて、先にOTAのみで配信されているみたいです(本端末にも一度このNightlyアプデが表示されましたが、なぜが10分後消えました…)。今回はとりあえずMIUI 8.5 Stable 8.5.7.0 NDECNEFへのアップデートがきていたので、このMIUI 8でレビューします)

MIUI 8(China ROM)のUIとアプリ

今回届いたXiaomi Mi MIX 2は基本的にMIUI 8なので、ランチャーUIやクイック設定、通知センターなどはほかのMIUIを搭載した機種とほぼ同様です。

Xiaomi Mi MIX 2で見ておきたい設定項目

設定項目に関しても確認してみます。基本的にはMIUI8なのであまり触れることもありませんが、Xiaomi Mi MIX 2を中国ROMでそのまま使う際に注目しておきたい設定だけみておきます。

アスペクト比18:9を活かす設定

まずは最大の特徴である「2:1(18:9)」のアスペクト比を活かす設定についてチェックします。

ナビゲーションボタンを隠す設定

まずはナビゲーションボタンの設定。Mi MIX 2は下のベゼルも狭いので基本的にソフトウェアボタン(初期設定で常時表示)となりますが、デフォルト設定ではソフトウェアキーが常時表示されている状態なので、表示高さが少し狭くなり、もったいないです。

そこで設定画面の「Additional Settings」→「Buttons」に進み、「Hide Soft Buttons」をONにしておきましょう。これでスワイプしない限りはソフトウェアキーは隠れてくれますし、そこの表示領域分広く使えます。ゲームなどプレイしていても、誤ってホーム画面に戻ってしまう心配も少ないです。

表示文字サイズの変更

「文字は小さくても良いから、画面により多くの情報を表示したい」という場合には、設定の「Display」→「Text Size」で、デフォルトサイズのMを、最小のXSに変更してみましょう。Twitterなんかは画面に多くの情報を表示できます

Max aspect ratio Settingsを見直す

設定画面で一番上の検索窓から「Full」や「Max」で検索をかけると、「Max Aspect Ratio Settings」という項目が出現します。こちらをタップすると、アプリごとに18:9のディスプレイにフル表示するかしないかを選べるようになっています。

先ほど紹介した下のナビゲーションボタンを隠す設定をしても下バーが表示されてしまう場合にはこちらを確認しておくと良いですね。アプリによってはそれでもフル表示ができないものもあるようですが、大抵OKです。

日本語キーボードの導入

すでにGoogle Playストアを導入しているので、Google 日本語入力など、お好みの入力しやすいキーボードをインストール・設定しておいた方が使いやすいでしょう。

…一応、China ROMそのままPlayストア無しで使い倒すという方は、キーボード設定を変更したり、プリインしているApp StoreからSwiiftkeyなど導入すればすぐ日本語入力は使えます。

Permission(権限)のチェック

使っていないアプリに関しては、消せるものは消すか、使っていない機能に関しては設定項目のPermissionからアクセス制限をしておくと、気持ち何となく安心です。Baidu IMEなんかはほとんど有効になっていたので、最初にみておくとよいかもしれません。

ダブルタップでスクリーン起動を有効に

机など平面に置いてよく使う方は、設定の「Display」から「Double tap screen to wake」をONしておくと、スクリーンを2回タップで起動できるので便利です。

もちろん背面にFingerPrintセンサーが搭載されているので、指紋認証などを設定している場合には、一度持ち上げて指紋解除するか、もしくはPIN入力などが必要ですが。

クイック設定項目を使いやすいように変える

クイック設定(上からスワイプ)の部分は「Sort」を選択して、自分の使いやすいようにカスタマイズOKです。Read Modeなんかはすぐに使えるように設定しておくとよいかもしれません。

と、このモデルで設定しておくと便利なMIUI機能はこのくらいでしょうか。あとは必要な方はMorelocale2で日本語化など…。ほかにも気になる点があれば追記予定です。

5.99インチのJDI Full-Activeパネルをチェック

Xiaomi Mi MIX 2は新たにJDI(ジャパンディスプレイ)の「Full-Active」ディスプレイ(IPS)を採用しているとのことなので、実際に使ってみた感覚でレビューしてみたいと思います。

現状XiaomiのスマートフォンはIPS、液晶ディスプレイの搭載が多くなっておりOLEDは逆に少なくなっているのかなという気がしますが(前はRedmi Proとかもありましたね)、Mi MIX 2のJDI Full-Activeディスプレイの質もそんなに悪くないように感じます。先述の通り、明るさも悪くないですし、コントラストも液晶ディスプレイでは十分メイン機として使って問題ないかなと感じるクウォリティ。

OnePlus 5(左)とも比較。フルサイズ表示でも動画視聴も比較してみましたが、やはりAMOLEDパネルの方がカラー描写にパンチがあって綺麗な気がします。ただMi MIX 2の方は表示領域が広いので多くの関連動画が表示できたりと、どちらも悪くないですね。

iPhone 8 Plusとも比較すると、やはりiPhone 8 Plusのディスプレイのほうが綺麗に感じるところがあります(個人的にTrueToneの設定で見やすいと感じてるだけかも。ただOFFの状態でも全体的には8 Plusの方が好印象)。感覚値なので、感じ方は人によるかもです。

個人的には今まで使ってきたIPSディスプレイの中でも8 PlusがNo.1と感じるくらいですが、変な話Xiaomi Mi MIX 2とはかなり価格差があるので、値段を考えると、これからタッチ関連で不具合が特になければ、満足できるのではないでしょうか。

18:9・5.99インチに対応のコンテンツ・機能

最近18:9もしくはそれに近いアスペクト比を採用したスマートフォンが流行となっているのは間違いないでしょうが、どの程度まともに18:9のアスペクト比に対応したコンテンツがあるのかも少し確認してみました。

Mi Videoは「アスペクト比引き伸ばし」で対応

まずはChina ROMにプリインストールされていた「Mi Video」ですが、Mi Videoに関しては動画再生中の設定項目で「Aspect Ratio」があるので、こちらをONにすると基本的にはフルに18:9で視聴できるようです。(もともと18:9の動画はそのままフルスクリーンで表示可能です)

↑Mi Videoでは「Aspect Ratio」の設定で、アスペクト比を引き伸ばして全画面表示できるようになっていました

↑左が通常(16:9)、右が設定をONにして2:1(18:9)の全画面表示にしている場合です。一例ですが、この動画であればそこまで画面を引き伸ばした感覚もなく、大画面で楽しめました。これは良い。

コンテンツ自体はほとんど従来の縦横比(おそらく」16:9)みたいですが、Mi Videoに関してはほぼすべての動画を引き伸ばして18:9スクリーンに対応していることが分かりました。少しだけ横長にはなりますが、すべてのコンテンツがアプリ側でフルスクリーン表示に対応しているのは大きなメリットに感じますね。ただ、日本のユーザーがMi Videoを使うかというとあれなので…そうですね。なんとも言えません。

Youtubeは「元のコンテンツが18:9」なら全画面表示OK

元々18:9としてアップロードされている動画は、フルスクリーンで視聴OK。ただし16:9や4:3といったところになると、やはり黒バーが左右に出現します。

確かGalaxy S8やNote 8シリーズにはCrop to Fit的な機能があって無理やり大画面に拡大表示できるとかできないとか聞いたことがありますが、MIUI 8では現状Youtubeに対してソフトウェア面でそういったことができる機能は搭載されていません。

↑もともと18:9のフレーム比の動画であれば、全画面表示が可能。

↑16:9の動画はそのまま表示され、横に黒バーが表示。現状Youtubeデフォの機能では引き伸ばしや拡大表示がないみたいなので、18:9以外の動画は、普通の5.5インチ FHDのスマホでYoutubeを観るのとほぼ変わらないことになります。

よって、「元のコンテンツが18:9」であれば、Youtubeでも18:9スクリーンのメリットを活かすことは可能です。

Amazon Prime Videoは「拡大」可能な動画もあるが、変則的

Amazon Prime Videoに関しては、動画コンテンツによっては「拡大」設定を動画視聴中に有効にすることで、大画面でフル表示できるようになりました。

↑コンテンツによっては黒バーが両端に表示されますが…

↑設定で「拡大」が使えるものに関しては、全画面表示ができる動画もありました。ただPrime Videoの場合はMi Videoのような引き伸ばしとは違い「拡大」なので、動画によっては字幕が画面からはみ出て見れなかったり、当然はみ出た部分が見えないので見える範囲が狭かったりということはあります。

Amazon Prime Videoに関しては個人的にもこの拡大できるコンテンツの可否や拡大の仕方についてよく分かっていないところがあり、拡大できないTVコンテンツがあったり(例えばThe Big Bang Theoryやウォーキング・デッドなどはできない。他社コンテンツで改変不可だから?とも思ったのですが、それっぽい映画コンテンツには拡大できるものもあり、よく分かりません)、字幕で上下に黒バーがあっても拡大できなかったり、18:9っぽいコンテンツでも拡大で翻訳表示が見えずらかったりということもあります。

…なんというか、Amazon Prime Videoに関してはこの「拡大」が可能な基準がさっぱりわかりませんでした。

だた言えることは、Amazon Prime Videoに関してはこの「拡大」表示でフルスクリーンを使えるコンテンツが意外と多かったこと。みる動画にもよりますが、Prime契約者はメリットなのではないでしょうか。

Netflixは…

エラーが出ており視聴できず。機種やROMによるのか…詳細は不明。最近VPNも制限が入ったはずなので、利用している端末や国にも影響しているのでしょうか(現状視聴可能国でVPNも利用していないので普通なら見れるはずなのですが)。今後Global ROMにする機会があれば試してみる予定。現状エラーコードも異なるものが複数出ており、お手上げ状態です。

カメラフレームで18:9を選択可能

MIX 2ではカメラフレームで18:9のサイズを選択可能になっています。撮影した写真をそのまま18:9のフルスクリーンで表示できるので迫力あり。

↑カメラ撮影モードでも一応18:9はあり。…ちなみに最近のMIUIのスクリーンショットはキャプチャした瞬間に下に画像が出てきてすぐに編集できたりするので、このあたりはMIUIの良いところですかね(確か最近iOSでも同じような機能が追加されたような)。AndroidOneのXiaomi Mi A1だとできないですからね。

ただし動画撮影だと4K、FHD…と16:9のフレームサイズにおさまるようで、動画撮影もしたい場合には対応したアプリがあれば今のところそれを探すしかなさそうです。あとは18:9の時はそのぶん広角になるわけではなく、クロップというか一部拡大したような表示になるので、その辺りを期待している方は…ですね。これはどの機種でも同じかもしれませんが。

一応、フロントカメラでもフレームサイズで18:9を選択可能です。

Twitterの縦表示はGood

先ほど紹介したナビゲーションバーを隠す設定+文字最小設定でいくと、Twitterなどは情報量が多くて良いなと思うところはあります。

↑iPhone 8 Plus(左)。Xiaomi Mi MIX 2(右)。縦長なので、表示できる情報量がアプリによっては多くなるのが18:9のメリット。

↑OnePlus 5(左)。Xiαomi Mi MIX 2(右)。Youtubeなんかも縦に表示できる情報量が変わってきます。

アプリにもよりますが、縦スクロール型でフル表示に対応しているアプリであれば、表示できる領域は多いですね。

MIUI 8.5 Stable 8.5.7.0 NDECNEFでSplit Screen/Multi Windowに対応していない→MIUI 9でサポート

追記: MIUI 9へのアップデートで、Xiaomi MI MIX 2は画面分割に対応しました!

MIUIがかなり残念と思うところでもあるのですが、今回のMi MIX 2は上記バージョンのChina Stable ROMで、一応OSがAndroid 7.1.2であるにも関わらず、アプリの2画面表示というか、Split Screen/Multi Windowに未だ非対応。

個人的には動画を見ながらメッセージの返信をしたりもたまにあるので、これはMIUIに共通して結構困るなと感じるところ。

…一応MIUI 9へのアップデートによってこのSplit Screenに対応する機種はいくつかありMi MIX 2はさすがに対応すると思うのですが、最新のAndroidスマートフォンではもうほとんど使えるようになっていると考えると、MIUI 9のStable ROMまで少し待たなければいけないのはちょっと辛いですね。

ちなみにMi Max 2も同じ状況だったりするので、MI MIX 2と共に大画面で2画面表示を活かせないのは現状デメリットかもです。…もう少し待てば良いだけなんですけどね。

ゲームは意外と18:9でいけそうな感じも、アプリ次第

ゲームプレイに関しては、思っていた以上に18:9のフルディスプレイ表示で楽しめそうな感じです。一応いくつかゲームアプリをダウンロード、インストールしてプレイしてみましたが、

  • Asphalt Xtreme
  • Modan Combat 5
  • N.O.V.A Legacy
  • The Walking Dead : Michonne(メニュー画面対応、本ゲームプレイ時は黒バーあり)

もうこの辺りはまばらながら18:9の全画面表示に対応してるみたいですね。コンテンツ次第な気もしますし、縦長(横長ともいう)になったことによって、ディスプレイ中央近くヘタッチが必要なゲームアプリだとまた良い面悪い面ありそうですが、筆者の指の長さと手の大きさなら届かないこともないです。

18:9、5.99インチのディスプレイをしばらく使ってみて評価

「アプリ・コンテンツ次第」であることが第一に感じます。

動画に関してはChina ROMにプリインのMi Videoが引き伸ばしに対応しており面白いのですが、YouTubeに関してはオリジナルのアップロード動画が18:9でないとダメみたいなので、今後はYoutubeなりMIUIなりソフトウェアで、どうにかこのアスペクト比でも全画面表示に対応してくれると嬉しいですね。

Amazon Prime Videoの拡大表示は意外と良かったです。Mi Videoに採用されているアスペクト比の引き伸ばし機能やPrimeビデオの拡大機能は意外にも実用的に感じたので、他のアプリもこんな感じの機能に対応してくれるともっと使いやすいかもしれないです。

縦画面時にフルスクリーン表示をするとアプリによっては情報量を多く表示できる点はGOOD。Twitterのメイン機にしたりだとか、活用方法は多そうです。

全力で18:9を活かすために使おうとすると、意外と対応していないところが見えたり、ただ大画面表示できるものに関してはやはり迫力があって楽しかったりと、このディスプレイサイズが欲しい人には買うべきとオススメしたい部分もありますが、18:9のコンテンツや表示にこだわらないならMi MIX2は縦長の実質5.5インチスマホと(のサイズ感)も言えたりするので、OnePlus 5で良いんじゃないかと思ったりも。…なのでアスペクト比だけでのおすすめ度は7/10くらいでしょうか。ただこの7は今後のソフトウェア改善などで伸びしろのある7かもです。

あとはMUI 8時点でSplit Screenが使えないなど残念な部分もありますし、個人的には実用性よりも「18:9の3辺ベゼルレスディスプレイすげー」なデザインや迫力的なところ、それから18:9の5.99インチながら、従来の5.5インチスマホ並もしくはそれ以上に持ちやすいことを最初に感じるという印象ですね。

全体的にはアプリやコンテンツ側の対応もしくはMIUI側の対応で、徐々に改善されていきそうな感じはありますが、厳しめに言うと、現状5.99インチの18:9スクリーンは想像を超えるような便利さを期待しない方が吉のような気がします。…逆に本体サイズ感は従来の5.5インチスマホと同等もしくはそれ以上に持ちやすいので、あくまで18:9で楽しめる&便利なコンテンツは、ハイスペックなAndroidスマホについている+αとして考えておくと良いのかもしれません。

…Mi MIX 2に関しては対応バンドの豊富さ、Snapdrgaon 835のハイスペックなど意外とディスプレイ意外のところが大きいのかなという感じがしてきたので、次回実機レビューではそちらも確認してみる予定です。

《Xiaomi Mi MIX 2をGearBestで購入》

《Xiaomi Mi MIX 2実機レビュー記事》