アウトドア・スマートフォンを開発する中国AGM Mobileから、新モデルの「AGM X3」が正式発表。IP68やMIL規格準拠、Gorilla Glass 5採用の堅牢性、4100mAhの大容量バッテリーを搭載したAndroidベースのスマートフォンですが、今回はハイエンドモバイル端末向けのSoC「Snapdragon 845」が搭載されているのが特徴です。
メモリは8GB+64GB版、8GB+64GB版、8GB+128GB版の3種類が登場し、最安価格は3,499元(日本円で約5万7000円)。
AGM X3、ハイエンド+タフネスの新モデル
AGM Mobileから、新モデルのAGM X3が正式発表。事前予告の通りタフネス仕様でありながらSnapdrgon 845、最大8GB RAMを搭載したハイエンドモデルとなっており、中国で販売が開始予定です。
IP68防水防塵、MIL-STD-810G準拠
アウトドア向けのスマートフォンということで、防水防塵はIP68等級、また米国国防総省の調達規格であるMIL-STD-810Gに準拠しています。防滴・防水性能に関しては1.5m、-30℃〜60℃の環境でも動作する堅牢性を備えているとのこと。
ディスプレイは約6.0インチのFHD+、Super LCDを採用。カバーガラスには第5世代のCorning Gorilla Glassを採用しており、厚さ1.5mm程度の手袋を着用していても操作できるように設計されています。OSはAndroid 8.1 Oreoベースで、コンパスやフラッシュライトなどをまとめたソフトウェアをプリインするなどカスタマイズもあり。
Snapdragon 845、デュアルVoLTE
プロセッサーはQualcomm Snapdragon 845を採用。10nmプロセス、8コアCPU 最大2.8GHz、Adreno 630 GPUを採用したハイエンド向けのSoCを搭載しており、タフネス系のAndroidスマートフォンでは珍しい端末でもあります。
通話面ではデュアルVoLTEをサポート、バッテリーは4,100mAhと大容量で、Quick Charge 3.0に対応し80分で満充電が可能。
JBLによるチューニング & ステレオスピーカー
またオーディオ面ではJBLによるチューニングが施されており、背面にステレオスピーカーが搭載されています。Smart PAチップを統合して98dBを実現。
価格
最小構成で6万円以下、上位モデルは7万円台前半の価格設定。ワニ革デザインの特別版は8万円台前半から販売予定です。
- 6GB+64GB 3499元(約5万7000円)
- 8GB+64GB 3999元(約6万5000円)
- 8GB+128GB 4399元(約7万1800円)
- クロコダイルレザー版 4999元(約8万1600円)
Source : AGM(CN)