ゲーミングスマホ「Black Shark」発表。スナドラ845、冷却システム搭載で約5万円

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2018年4月13日、中国黑鲨科技から同社初のスマホ「Black Shark(黑鲨游戏手机:ブラックシャーク・ゲーミングスマートフォン)」が正式発表

Black Sharkはゲーミング性能に特化した新モデルのスマートフォンで、ディスプレイは5.99インチのFHD+、プロセッサーにはQualcommの最新SoC「Snapdragon 845」を搭載し、6GB + 64GB と8GB + 128GBの容量が異なる2モデルが用意されます。ゲーミングに特化した仕様ということでマルチレイヤーの冷却システムを搭載しており、バッテリーも4,000mAhと大容量。

価格は6GB RAMモデルが2999元(約5万1000円)、8GB RAMモデルが3499元(約6万円)と、Snapdragon 845を搭載したスマートフォンとしては低価格で発売されます。

ゲーミングスマホ「Black Shark」

Black Sharkは、中国の新興メーカー黑鲨科技から登場する初のゲーミング・スマートフォン。黑鲨科技はXiaomiから投資を受けていることも明らかになっており、第一弾のゲーミングスマホはSnapdragon 845を搭載したハイエンドモデルです。

本体カラーはブラックとシルバーの2色展開です。

BlackSharkのスペック・基本仕様

MODELShark
ブランドBlack Shark
(黑鲨科技)
本体サイズ161.6mm×75.4mm×9.25mm
重量 190g
ディスプレイ5.99インチ 18:9 In-cell
2160×1080ドット FHD+(403ppi)
コントラスト比 1500:1
DCI-P3比 97% 広色域
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
8コアCPU 最大2.8GHz
Adreno 630 GPU
RAM6GB or 8GB
(LPDDR4x, デュアルチャネル)
ROM64GB or 128GB
(UFS2.1)
外部メモリmicroSDカードスロット非搭載
バッテリー4,000mAh(typ)/ 3,900mAh(min)
USB Type-Cポート
QuickCharge 3.0サポート, 18W急速充電
リアカメラメインレンズ
12MP(1.25μm)
f/1.75

サブレンズ
20MP(1.0μm)
f/1.75
フロントカメラ20MP (1.0μm)
f/2.2
SIMスロットnanoSIM×2
対応ネットワークFDD LTE : B1/3/4/5/7/8/12
TDD LTE : B34/38/40/41
TD-SCDMA : B34/39
WCDMA : B1/2/5/8
GSM : B2/3/5/8
CDMA/EVDO : BC0
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth5.0
aptX, aptX HDサポート
位置情報GPS, AGPS, GLONASS, BeiDou
センサージャイロスコープ, 磁気センサー, 重力センサー
距離センサー, 環境光センサー
付属品SHARKスマートフォン本体
ACアダプター
USB Type-Cケーブル
Type-C to オーディオ変換アダプタ
SIMピン
その他
参照http://www.blackshark.com/view/sharkParam.html

microSDカードスロットによる外部ストレージ拡張には非対応。

JOY UI、Gaming DOCK、SHARK Key

OSにはAndroidをベースとした「JOY UI」を採用。DOCK機能などを搭載し、ゲームプレイ中の通知設定などを一発で変更できたりするようです。

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本体サイドには専用の「SHARK KEY」を配置しており、すぐにゲームランチャーを起動できる機能も。

ゲームに最適化されたマイクや、デュアルSmart PAシステムを搭載。オーディオ面でもゲームに特化している部分をアピール。

X型スマートアンテナ

X状のスマートアンテナ技術を採用することで、電波問題を回避するよう設計されています。

 ALPS製ジョイスティック搭載モジュール

ALPS製のジョイスティックを採用したコントローラー・モジュール「黑鲨游戏手柄」も別途販売(179元)予定で、タッチパネル操作との比較では対iPhone Xで5ミリ秒、対Galaxy S9+で20ミリ秒高速なレスポンスを実現しているとのこと。

Bluetoothで接続し、メインストリームのゲームに対するOTA更新もサポートするそうです。Android 4.4以上をサポートし、バッテリーは最大約30時間駆動。

5.99インチ 18:9 FHD+ディスプレイ

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BlackSharkはアスペクト比18:9の5.99インチを採用。DCI-P3比で97%の広色域をカバーし、コントラスト比は1500:1。

Snapdragon 845 + 最大8GB RAM

プロセッサーはQualcomm社の現行最上位モデル「Snapdragon 845(AIE)」を搭載。8コアCPUは最大2.8GHz、Adreno 630 GPUを採用した高速SoCで、メインメモリは6GB RAM(64GB ROM)、8GB RAM(128GB ROM)の2つが用意されます。

AnTuTuベンチマークスコア

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Black SharkのAnTuTuベンチマークスコアは27万点超え。Snapdragon 845のリファレンスモデルが27万近くのスコアを出していたことを考えれば、SDM845+8GB RAMのBlack Sharkがこれくらい点数を出しても不思議ではないでしょう。

マルチレイヤーの冷却システム

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ゲーミング性能を高めるため、マルチレイヤーの冷却システム「Multilayer Cooling-Kit」を搭載。放熱面積を高めて、CPU放熱効率は20倍に。CPU温度に関しては8度も低く保つ性能を持っており、最大クロックスピードで駆動できる時間が70%もアップしているそうです。

独立したpixelworks画質処理チップ

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picelworksの独立した画像処理チップを搭載しており、賢い補正でより鮮明でスムーズな表現ができるように設計されているとのこと。

12MP+20MPデュアルリアカメラ、20MPセルフィー

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背面のデュアルカメラはメインレンズが12MP、サブレンズが20MPでどちらもF/1.75。フロントのセルフィーカメラは20MPでf/2.2。

4,000mAh大容量バッテリー + QC3.0急速充電

バッテリー容量は約4,000mAhと大容量で、急速充電のQuickCharge 3.0をサポートしています。

価格

  • 6GB RAM+64GB ROMモデル 2999元
  • 8GB RAM+128GB ROMモデル 3499元

6GB RAMモデルが2999元で、日本円にして5万1000円台とスペックを考えるとコストパフォーマンスにも優れていそうな価格設定です。JD.com他、Xiaomiの公式サイトでも販売予定。中国国内でとりあえず発売されますが、海外展開は不明です。

新興ブランド一発目のゲーミングスマホかつハイエンドな仕様なのでもう少し高い価格設定を個人的には予想していましたが、Xiaomiによる投資も明らかになっていることもあってか、SDM845搭載ながらシャオミ本家ばりに低価格です。

ゲーミングスマホといえば最近の機種ではRazer Phoneが思い浮かびますが、中国Nubiaブランドからも近日「红魔(Red Magic)」というゲーミングスマートフォンが登場予定で、Android OSのゲーム特化モデルというのは、これから1つのブームになるかもしれません。

追記:すでにBlack SharkはGeekbuyingでプレオーダーが開始しています。

購入:Black Shark Gaming Phone プレオーダー