中華タブ「CHUWI Hi12」。12.2インチの大型ディスプレイは高解像度2160*1440ドットとなっており、3:2のアスペクト比となっています。
プロセッサーにはIntel Atom Cherry Trail X5-Z8350を搭載しており、4GB RAMに64GBのストレージと容量も十分。OSはWindows 10とAndroid 5.1のデュアルブートです。
I/Oインターフェースもタブレット端末としては多くバッテリー容量も11,000mAhと大容量を搭載したモデルを簡単にチェックしていきます。
目次
CHUWI Hi12のスペック
MODEL | CHUWI Hi12 |
---|---|
ブランド | CHUWI |
OS | Windows 10 + Android 5.1 |
ディスプレイ | 12.2インチ 2160*1440 IPS アスペクト比3:2 |
プロセッサー | Intel Atom Cherry Trail X5-Z8350(Z8300) |
RAM | 4GB RAM |
ストレージ | 64GB ROM |
外部メモリ | microSDカードスロット対応(最大128GB) |
カメラ | リアカメラ:5MP フロントカメラ:2MP |
バッテリー | 3.7V / 11000mAh |
I/Oインターフェース | TF card slot: Yes USB Host: Yes 1 x USB 3.0+1 x USB2.0 Micro USB Slot: Yes Micro HDMI: Yes 3.5mm Headphone Jack: Yes |
Bluetooth | 4.0 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n(2.4GHz) |
本体サイズ | 約29.67 x 20.28 x 0.89 cm |
重量 | 約852g |
参照 | http://en.chuwi.com/product/items/Chuwi-Hi12.html |
Windows 10とAndroid 5.1のデュアルブートOS
OSはWindows 10とAndroid 5.1をデュアルブートしています。内部ストレージも64GBを搭載していますし、中華タブでデュアルOSを利用したい方には良い選択肢とも言えそうです。
12.2インチの大画面+高解像度ディスプレイ
CHUWI Hi12は大型の12.2型ディスプレイを採用しており、解像度も2160 x 1440ドットとQHDになっています。
ちなみにアスペクト比は3:2で底面にはキーボードとのドッキング端子がついているので、キックボートではありませんが少しSurface Pro 3を意識しているようなスペックに。
Intel Atom Cherry Trail+4GB DDR3L RAM
プロセッサーにはIntel Atom Cherry Trailを搭載しており、内蔵メモリも4GB DDR3L RAMとこの価格帯の中華タブとしてはスペックは十分ではないでしょうか。
タブレット端末ながら多くのインターフェースに対応
大型のWin10搭載タブレットは、最近のモデルだと多くの接続インターフェースに対応しているものも多く、CHUWI Hi12もその機種の一つです。
TF card slot: Yes
USB Host: Yes 1 x USB 3.0+1 x USB2.0
Micro USB Slot: Yes
Micro HDMI: Yes
3.5mm Headphone Jack: Yes
microUSBの他にMicro HDMIにも対応していますし、大型タブならではUSBホストも2つ搭載しています。ポートは全て同じサイドに搭載されているので全部使おうと思うとごちゃごちゃしそうですが、少なくとも多くの接続方法があるのは魅力的。
大容量11,000mAhバッテリー
大型ディスプレイで解像度も高いのですが、その分バッテリー容量も最大11,000mAhと超大容量になっています。実機レビュー動画でもディスプレイ解像度の高さにしては十分電池は持つといっった評価がありました。
CHUWI Hi12の実機レビュー動画
TechTablets.comさんの動画レビューです。簡単にまとめると以下の通り。
- サイズ/本体デザイン : この価格帯のタブレットでは十分。
- ディスプレイ/タッチレスポンス : Surface Pro 3と同じ解像度。明るさは問題なさそうだが、少し暖かい色。タッチパネルは正確に動いているようです。3:2のアスペクト比は縦でオンスクリーンキーボード入力が便利。
- ブラウザテスト:十分早いが、スクロール時は少しがくつく。
- ベンチマークと発熱:対スペックで十分なベンチマークスコア、Intel Cherry Trailなりの性能は持っている模様。発熱は中華タブの中では低いようです。
- スピーカー:中華タブでは悪くない。CHUWI Hi10よりは高評価とか。
- ゲーミング性能:GameloftのASPHALT8はフレームレートもほぼ問題ないようです。他の少し重めのオンラインゲームをプレイする場合は解像度などの設定を低めにすることが必要かもしれません。
- 電池持ち:スクリーンサイズと解像度にしては中華タブでは電池持ちはそこそこ良いという評価。ゲームなどする場合はさすがに一気に減るようです。
- 外部接続ポート:USB3.0などポートが対応しているので、データ転送などにも便利と言えそうです。ポートが一箇所にまとまっているので、一気にmicroUSBポートやUSBポートを利用する場合には少し注意。
メリットとしてはやはり大画面・高解像度とそれに対しての十分なバッテリーライフを挙げています。3:2のアスペクト比は使い方によっては便利そうですね。Intel Atom Z5-X8300としてはパフォーマンスも十分のようで、発熱もこの手のタブレットにしては良い方だとか。
デメリットとしては重さを挙げています。できればキックスタンドがついていればベストといったところでしょうか。下のレビュー後半では別売りの専用キーボードの使用感もレビューされているのでチェックしておくとよいでしょう。
(購入)