以前TENNA情報でスペックがリークしていたスマートフォン「Hisense A2」ですが、どうやら正式にスペックと端末デザインが判明したようです。以前のリークの内容とほぼ同じになっており、AMOLEDとE-inkのデュアルディスプレイとなっている点は面白いところ。
E-ink採用のデュアルディスプレイといえばYotaPhoneシリーズが有名ですが、似たような感じでしょうか。スペックだけ確認してみます。
Hisense A2が登場、AMOLEDとE-inkデュアルディスプレイ搭載
- デュアルディスプレイ (5.5インチAMOLED FHD + 5.2インチ E-ink 960*540ピクセル)
- 2.5Dガラス
- Qualcomm Snapdragon 430 オクタコア1.4GHz / Adreno 505 GPU
- 4GB RAM / 64GB ROM
- microSDカードスロット 最大128GB
- 16MPメインカメラ, 5MPセルフィーカメラ
- 3090mAh
- LTE対応, USB 2.0 Type-C
- 本体サイズ:157 x 76.8 x 8.45 mm
- 重量:188g
どうやらフロントとバックに5.5インチのAMOLEDディスプレイと5.2インチのE-inkディスプレイをそれぞれ搭載している模様。デュアルディスプレイといえばロシアの「YotaPhone」シリーズが有名ですが、実はYotaphone 3が2017へ発売延期されているところをみると、Hisenseとしては絶好の発表タイミングだったのかもしれません。
プロセッサーはQualcomm Snapdragon 430。スナドラ400シリーズですが比較的新しいモデルで、RAMが4GB、標準で64GBストレージに対応と、スペック的に準ミドルレンジの機種。
メインカメラが16MP、フロントのセルフィーカメラが5MPとのことですが、デュアルディスプレイならメインカメラをセルフィーカメラとして使うことができるのかもしれません。ディスプレイは簡単に切り替えできるそうなので、実際の使用感にも期待です。
・・・Hisense(海信)といえば、日本では低価格のテレビや白物家電が有名かもしれませんが、海外では携帯電話・スマートフォンも販売しています。なのでテレビのイメージがある方は「おっ、ハイセンス?」という印象が強いかもしれません。
そもそもE-ink対応ディスプレイを搭載したスマートフォンというのがほとんどない状況ですし、デュアルディスプレイというのもかなり珍しいです。YotaPhone3の発売はもう少し先になりそうですし、YotaPhone 2はもともとAndroid 4.4 Kitkat採用機種で、5.0へはアップデートが提供されていますが、Android 6.0 Marhsmallowヘはベータテストプログラムが始まったばかり。
こんな状況でHisense A2がサクッと購入できる状況になれば、購入してみるのもありかもしれません。
Source: PhoneRadar