【レビュー】Bluetooth 5.0 IPX7 TWSイヤホン + ケース(モバイルバッテリー機能付)

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JOMRTOストアから販売されているBluetooth 5.0のTWSイヤホンをレビュー。今回のイヤホンはケースに約4,200mAhの大容量バッテリーを搭載している点で、イヤホン本体の充電だけでなく、USB Aポートとケーブルを利用してスマートフォンなどを充電するモバイルバッテリーとしても活用できるのが面白いところです。

IPX7とのことなので、エクササイズにも使えそうなスペックに。接続は少し工夫が必要でしたが、TWSイヤホンとモバイルバッテリー両方に使える点が便利なので、確認していきます(サンプル提供:JOMARTO)

Bluetooth 5.0 IPX7 TWSイヤホン + モバイルバッテリー兼用ケース レビュー

今回レビューするのは、Amazonで販売されているBluetooth 5.0のTWSイヤホン。IPX7とのことなので運動用にも使えそうな仕様で販売されているのですが、価格は5,000円程度です。コーデックはSBC/AACに対応。

デザイン・スペックの似たような製品がAmazonにいくつもあるので、所謂アマゾンで販売されている中華系ノンブランドのイヤホンと言えるかと思いますが、この製品が面白いのは、バッテリーケースに4,200mAhの大容量電池を搭載しているところ。

大容量バッテリーによって単純にTWSイヤホン本体を充電できるだけでなく、USB Aポートとケースを使えば、スマートフォンを充電可能です。つまりモバイルバッテリーとしても使えます。

モバイルバッテリーとイヤホンを別々に用意して持ち運んでいる人もいるでしょうから、両方の機能が使えて一つで持ち運べるというメリットがあり、かつ5,000円以下という点が興味深い製品です。

イヤホン本体はグリーンのLEDライトを搭載しており、表面はタッチ操作に対応。重量が片方4.2gだそうで、装着した感覚も軽いです。TWSイヤホンとしては大きくもなく、小さくもなく。程よいサイズ感。

LEDライトが常時点灯もしくは点滅しており消す方法がないのであれですが、デザインとしてはなぜかディズニーのトロン:レガシーを思い出すような外観です。

耳にフィットさせるようにラバー素材がついており、耳内で引っ掛けて装着します。IPX7ということでランニングやその他トレーニングである程度動きのある中での活用もできますが、フィット感は良好。頭を縦横に振っても落ちません。

イヤーピースはサイズの異なるものが数種類付属するので、耳に合わせて選べます。ラバー系のストッパーが安定性を確保するので、浅めに装着してランニングをしても特に問題なし。耳深くに入れない状態になるので遮音性は低下し、逆に外音を聴きたいという方には良いところです。

音質・電池持ち・接続の安定性

音質ですが、意外と良くて驚きました。これは先入観も少しあるのですが、Amazonで似たような製品が販売されているノンブランドのイヤホン、かつ低価格でモバイルバッテリーとしても使えるギミックの強い…と考えるとほとんど期待していなかったのですが、なかなか音は良いです。

以前レビューしたdodocool DA189よりも解像度は高く、SoundPEATS Truengineよりも低域はしつこくない音質です。音だけなら5,000円前後のTWSイヤホンとしては十分通用しそうな感じで、このくらいの価格なら絶対的に音質にこだわらない限りは、一般的には普通に使えるくらいまで性能は向上しているようです。

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(サウンドピーツのTWSイヤホン、デュアルDドライバー内蔵で低音マシマシ)

電池持ちに関しても、一回の充電で2~3時間が公称ですが、連続音楽再生のテストでは3時間以上、イヤホン本体のみで再生ができました。これだけ充電が持てばTWSのBluetoothイヤホンとしては十分かと思いますし、ケースもフル充電ならバッテリー切れは気にせず終日過ごせるかと。ちなみにイヤホン本体の充電時間は2時間前後。

(イヤホン本体のみで3時間以上音楽は聴ける ※時間はPOCO F1でチェックし、OPPO AX7で音楽再生)

Bluetooth 5.0のイヤホンで15M安定シグナルとしていますが、接続性に関しては価格なりの部分もありました。

スマホ接続は左側が表示されるためLを起点にR側に伝送しているものと予想されますが、イヤホン本体を耳に押し込んで聞いていると、街中では結構途切れます。NFMIなどではないためそんなに期待はしていませんでしたが、SoundPEATS Truengineが似たような価格帯でなかなか接続も安定しているので、Bluetooth接続の安定性が最重要ということであれば、別の製品を見ておくとよいかもしれません。

左側だけでも使えて片側のみなら接続は安定しているため、片方利用の方には良さそうです。形状はシンメトリーといわないまでも、L側のイヤホンを右耳につけることも可能でした。片方利用のイヤホンとしては性能十分。浅めに装着すると(おそらく伝送が頭のまわりを回り込んでいるためと思われる)接続の安定性は少し改善するので、ある意味装着方法次第でもあります。

(OPPO AX7に接続)

YouTube動画のポッドキャスト・ニュースなどで遅延を確認してみましたが、画面でチェックしたところ、ほとんど音声遅延は感じませんでした。動画視聴で特に違和感がなかったのは良いところ。

CVC8.0+DSPノイズキャンセル技術でクリアな音が楽しめるとしており、マイクも内蔵しているのでハンズフリーで使えますが、先述のように右側への伝送が安定しないこともあるので、PUBGのように敵の足音や銃声を察知したいゲームプレイ用にはおそらく向いていません。再生遅延は少なかっただけに少し惜しいです。

イヤホン本体の電池がそこそこ持ち、低価格の製品としては音質も十分。R側への伝送で少し途切れは発生しますが音声再生の遅延は少なかったので、例えば片耳でポッドキャストや音楽を流し聴きしている方には良い選択肢と感じています。

モバイルバッテリーとしての活用

価格を考えると音は良く、電池は持ち、接続に関してはほかにもっと安定している製品があるのですが、ほかの製品と異なる特徴が、バッテリーケースがモバイルバッテリーとしても使えるところ。試しにケースをフル充電した状態で、スマートフォンを充電してみました。

今回用意したのはXiaomiのPOCOPHONE F1。約4,000mAhの大容量バッテリーを搭載したスマホですが、20〜30%程度が充電されました。

公称4,200mAhならもっと充電できても良い気がしますが、普段モバイルバッテリーを持ち運ばない人がケーブルを持ち運べば充電できる点はプラスポイント。ちなみにしばらくすると充電ストップ、再充電される挙動もあったので、別の機種やスマートフォン以外を充電する場合は、もっと充電効率が良い可能性はあります。

…モバイルバッテリー機能付きのTWSイヤホンというと、これしかないというわけではありませんが、低価格かつ大容量バッテリーを搭載したものは少ない選択肢の一つ。公称の電池容量から期待されるほどスマホへの給電はできませんでしたが、それでも緊急モバイルバッテリーとしてはありがたい、そんな製品かと。

接続と充電機能がどっちつかずなところもあるので用途は限定されそうですが、低価格なイヤホンとしての音質は十分。利用シーンを絞れば場面によっては活躍できそうです。

購入:Amazon.co.jp

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