LEAGOO T10は、中華スマホのLEAGOOブランドから発売されたAndroidスマートフォン。5.7インチの大画面フルHDファブレットとなっており、プロセッサーにはMediaTekの10コアCPU搭載プロセッサーHelio X20を採用。2016年後半に発売された新モデルで、旧モデルのLEAGOO M8から大きくステップアップしたスペックが特徴です。
目次
LEAGOO T10、10コアCPU+大型スクリーン搭載ファブレット
LEAGOO T10は、2016年後半に発表されたAndroid搭載のスマートフォンです。5.7インチの大画面ディスプレイを搭載しており、同じサイズで以前発売されたM8から大きく向上したスペックが注目ポイント。
LEAGOO T10のスペック
MODEL | LEAGOO T10 |
---|---|
ブランド | LEAGOO |
OS | Android 6.0 Marshmallow (LEAGOO OS 2.1) |
ディスプレイ | 5.7インチ IPS 1920*1080 フルHD 368ppi |
プロセッサー | MediaTek Helio X20 (MT6797) 最大2.0GHz 10コアCPU |
本体サイズ | 154.8*79.9*7.5mm(L×W×H) |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
外部メモリ | microSDカードスロット (最大128GB) |
カメラ | リア:13MP, PDAF, デュアルフラッシュ フロント:13MP, フラッシュ |
Wi-Fi | サポート |
Bluetooth | 4.1 |
SIMカード | デュアルSIM (micro + nano) |
対応バンド | Ver.E 4G FDD-LTE 800/900/1800/2100/2600 3G WCDMA 900/2100 2G GSM 850/900/1800/1900 |
バッテリー | 3500mAh |
その他 | USB Type-C, 指紋認証センサー |
参照 | http://www.leagoo.com/en/mobile/T_Series/T10.html |
大画面フルHDディスプレイ
まずは5.7インチのディスプレイに注目。解像度はフルHDとなっており、強化ガラスのGorilla Glass 4を採用しています。丸みのある2.5Dガラスとなっていて、シンプルなデザインに。
7.5mmのスリムボディ
M8は8.8mmとかなり分厚いスマートフォンだったのですが、T10は公称約7.5mmと薄型ボディになっています。背面パーツはメタル素材を採用している部分にも注目。
MediaTek Helio X20 (MT6797) 10コアCPU
プロセッサーはMediaTekのhelio X20。10コアCPUを搭載した高速SoCで、各種ベンチマークテストでも高いスコアを叩き出しているチップセットです。MediaTek Helio X20の詳細は以下の記事を参照。
AnTuTu Benchmark
LEAGOO公式サイトにはAnTuTu Benchmarkのスコアが掲載されており、10万点以上としています。以前Redmi ProのHelio X20モデルをレビューした時も8万5000点以上を記録していたので、低価格のスマートフォンに搭載されるSoCとしては十分すぎるパワーがあります。
13MPのDPAF対応カメラ
背面カメラは13MPでPDAF対応。高速でのオートフォーカスを可能としており、フロントカメラも13MPなのでカメラ性能にも期待です。
3500mAh大容量バッテリー
バッテリー容量は大型3500mAhを搭載。5.7インチのFHDと消費電力は多そうですが、それを補うバッテリーサイズです。
LTE通信にも対応
T10とM8の決定的な違いは、T10はLTE通信にも対応していることです。まずは対応バンドを確認。
Ver.E
4G FDD-LTE 800/900/1800/2100/2600
3G WCDMA 900/2100
2G GSM 850/900/1800/1900
LTE対応バンドを見ると、日本ではBand 1、band 21、その他周波数帯もカバーしているようです。3Gもband 1/8あたりをカバーしている周波数帯とみることができるので、3G/GSM専用端末だったM8と比較すると運用の幅がかなり広がっています。LEAGOO自体ターゲットとしているユーザー層もあってか3G端末もそこそこ多かったりするのですが、LTEに対応しているのはメリットですね。
LEAGOO T10まとめ
2017年1月前半の時点では海外ECサイトにもまだ商品ページが出てきておらず、Youtubeなどにも動画レビューがまだない状態です。スペック自体は最近の中華スマホにおけるミドルハイクラスのスマートフォンといった仕様になっているので、発売後は注目しておきたい機種ですね。