LeEcoといえば821を搭載したフラグシップモデルを米国で発売しましたが、ミドルレンジのスマートフォンも異次元にコストパフォーマンスが高いです。今回紹介する「LeEco 2 X620」は、16GB ROMモデルならhelio P20搭載で約$130と激安。
microSDカードスロットには非対応なので非常に惜しい機種なのですが、スペックを簡単にチェックしてみたいと思います。
LeEco 2 X620、MediaTek Helio X20搭載でおそらく最安のAndroidスマホ
Helio X20 (MT6797) といえば10コアCPUを搭載したスマートフォンで、中華スマホを始め国内でもFREETEL KIWAMI 2に使われたりと性能もそこそこ快適なプロセッサーです。そんなhelio X20を採用しながらも、$130まで価格が下がっているのが「LeEco 2 X620」の16GBモデル。
MODEL | LeEco Le 2 X620 (16GBモデル) |
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ブランド | LeEco (LeTV) |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.5インチ FHD |
プロセッサー | MediaTek helio X20 (MTK6797 10コアCPU) |
RAM | 3GB RAM |
ROM | 16GB ROM(別モデルもあり) |
外部メモリ | microSDカードスロット非搭載 |
カメラ | リア16MP フロント8MP |
バッテリー | 3000mAh |
SIM | nano + nano SIM |
対応バンド 周波数帯 | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 850/900/1900/2100MHz 4G: FDD-LTE 1800/2100/2600MHz |
Wi-Fi | 802.11b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
本体サイズ | 15.11 x 7.41 x 0.77 cm |
重量 | 152g |
MediaTek MTK6797を搭載したAndroidスマートフォンでは、おそらく執筆時点で最安の機種です。それに3GB RAMですし、メインカメラも16MP。5.5インチのフルHDディスプレイに3000mAhバッテリーと、ミドルレンジ+αのスマートフォンしては十分すぎるスペックを備えています。
ROMはいくつかモデルあるのですが、16GB ROMモデルが異次元に安いのが特徴です。helio x20というと死ぬほどパワフルという感じでもありませんが、ミドルレンジと考えると十分過ぎるくらいです。
microSDカードスロットがないのが惜しい
残念な点が一つ。microSDカードスロットが非搭載です。LeEcoといえばここが一つきになるところで、ハイエンドモデルは内部ストレージで64GBモデルがあるのでまだ良いですが、ミドルレンジの16GB ROMにmicroSDカードなしは相当きついです。
もちろん最新のLeEco Le S3 (Snapdragon 652搭載) や LeEco Le Pro3 (Snapdragon 821搭載)など内部ストレージでもう少しデータ容量を確保しているモデルも安いので、これらを選択するという方法もあります。
ただ、16GBモデルが安い。手軽にMediaTek helio X20を搭載したスマートフォンを利用したい方には、面白い選択肢ではないでしょうか。
(LeEco Le 2 X620 16GB)