LeEcoのファウンダーとしても知られる賈躍亭(贾跃亭 : jia Yueting)氏ですが、すでに中国国内で負債者リスト入りが伝えられており、また新しいニュースでは、北京証券監督局から帰国命令が下っているそうです。簡単に楽視時代からの流れをまとめてみました。
LeEcoファウンダー、中国へ帰国命令が下る
LeEcoといえば中華スマホとして異様なコスパの端末を連発していましたが、2016年あたりから資金繰り悪化が報道されるようになり、最近はファウンダーの賈躍亭(Jia Yueting)氏は中国の負債者リスト入りと、混沌としたニュースが伝えられていました。
すでに同氏は楽視網信息技術(Leshi Internet Information & Technology)というかグループの会長職とCEO職から退いていて、電気自動車等を開発するスタートアップ企業の米Faraday FutureのCoファウンダー&ファイナンシャル・パートナーでもあります。(肩書きは不明な点も多い) こちらも資金繰りを含め苦戦しているニュースが多いですが、2017年の終わりには10億ドルの投資(12月13日の企業ミーティングで目処が立ちそうだと伝えられたらしい)のニュースもあり、今後電気自動車の業界で生き残れるかにも注目が集まっているところかと思います。
そんな現在のLeEcoファウンダーの新ニュースですが、どうやら中国への帰国命令がきているそうで、中国証券監督管理委員会(China Securities Regulatory Commission)の北京証券監督局が同氏に対し、2017年12月31日までの帰国命令を下しているようです。
ということで2017年末までの同氏のニュースをまとめると、
- 2016年あたりから資金繰りが厳しくなり、楽視の役職は現在すでに退いている。
- 2017年後半に中国負債者のブラックリスト入り。
- 2017年の終わりにCo-founder(?) & 主要資金提供者であったFaraday Futureのため(?) 米カリフォルニアに移動。10億ドルの投資の話が出ているが、多くのニュースでは未だ生き残れるかどうか、という報道が多い。
- 2017年の終わりに中国帰国命令が下る。
といったところで、かなりカオスな状態になっているようです。 すでに楽視の役職からは退いているのであれですが、2018年前半の動向にも注目かもしれません。
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