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MediaTek「CorePilot 4.0」helio X30に採用予定の特徴を調べてみた

少し前の動画ですが、MediaTekのSoCに採用されている「CorePilot 4.0」テクノロジーについて簡単に説明している動画が公式から公開されています。MediaTek Helio X30に採用予定の技術ですが、Youtube動画が分かりやすかったのでまとめてみました。

以前のバージョンと比較して処理振り分けがよりスマートになり、省電力性能の向上に貢献するようです。

MediaTek「CorePilot 4.0」

MediaTek helio X30がSoCに採用予定の「CorePilot 4.0」テクノロジー。温度管理を含めたタスク処理UXモニタリングによって、高パフォーマンスと省電力駆動を両立する技術としています。

MediaTek CorePilot 4.0

最新のトライ-クラスター構造のプロセッサー用に設計されたアーキテクチャとなっており、処理の負荷によって異なるコアでスマートに処理を行い、パフォーマンス最適化と電池持ちを両立するというものです。

BIG2, BIG4, LITTLE4という構造は以前から採用していたトライクラスター構造と同じですが、負荷や利用状況に合わせた振り分けがCorePilot 4.0によってより最適化されているとのこと。

基本的な部分は以前の世代のトライクラスター構造に採用されているCorePilot 3.0と変わらないようですが、4.0はより省電力性能やサーマルコントロールに優れていることをアピールしています。

UXモニタリング

新たな特徴1「UXモニタリング」。

ディスプレイやフレームレート、Foreground Activityをモニタリングすることで、CorePilot 4.0へユーザーがスマートフォン上で何をしているか伝え、十分なパワーを保ちつつ最小限のバッテリー消費で済むようなパフォーマンス最適化を行うことができるようになっています。

当然ハイパワーが必要なタスク処理ではよりパフォーマンスが高いCPUコアが動作するようになりますし、

そこまでパワーが必要でない場合には、消費電力の少ないLittleコアに処理を振り分けると。

元々トライクラスター構造がこんな感じのコンセプトだったかと思いますが、UXモニタリングが採用されることによってより賢く最適化が可能になっている、といったところでしょうか。

サーマルマネジメント

特徴その2「サーマルマネジメント」。

MediaTek Helio X30 – Thermal Performance Benchmark

ユーザー/スマートフォンの利用状況に合わせて、パワーを予想して、必要に応じて発熱を制御しつつパフォーマンスに合わせた動作をするような技術のようです。

例えば多くの処理が必要なゲームをプレイしつつ急速充電も行う場合、通常は発熱が発生します。

サーマルマネジメントでは、例えばバッテリー容量が十分に充電されているケースでは、重めのゲームなどに利用するパフォーマンスを優先して、充電速度を制限します。

またForegroundアプリが影響しない場合やバッテリー残量が極端に少ない場合には、より急速充電を優先して最適化を行います。

このように、発熱となる原因の部分にうまく優先順位をつけてスマートに動作させることで、パフォーマンス最適化を図っているようです。

CorePilot 4.0で25%の省電力化

結果的に以前のCorePilotと比較して、CorePilot 4.0は最大+25%の省電力性能を備えているとのこと。

…CorePilot 4.0が採用されるMediaTek helio X30はコア自体のクロックスピードが強化されているのですが、4.0が新たに採用されることによって省電力性能や発熱を抑えたSoCになっている、ということが予想されます。

10nmプロセスとなっていますし、Helioシリーズでもまた次世代のプロセッサーとなっている可能性が高いHelio X30。すでにUlefone T3Vernee Apollo 2が搭載予定なのでチェックしておくと良いかもしれません。

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