中国Nubiaブランドから、ゲーミングに特化したスマートフォン「Red Magic」が発表。すでにグローバル向けにもIndiegogoでファンディングを開始しており、Snapdragon 835を搭載したハイエンドモデルでありながら399ドルからバッカー購入することが可能になっています。
Red Magicはゲーミングスマホらしい背面のLEDストリップデザイン、ゲームブーストモード、大容量バッテリー、マルチレイヤーの冷却システム、6インチの18:9ディスプレイなど特徴がいくつかあるみたいなので確認してみます。
目次
Nubia Red Magic、ハイエンドのゲーミングスマホ
「Nubia Red Magic」は、新ブランドとして展開予定のRed Magicから初製品となるゲーミング特化のスマートフォン。中国スマートフォンメーカーのNubiaが2017年に立ち上げたブランドだそうで、Red Magicというブランド自体はゲーミングギアに焦点を当てて開発を進めるようです。
Nubia Red Magicのスペック
MODEL | Red Magic |
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ブランド | Red Magic (Nubia) |
本体サイズ | 158.1*74.9*9.5mm |
重量 | 185g |
本体素材 | Anodized Aluminum |
カラー | ブラック |
OS | Android 8.1 Oreo |
ディスプレイ | 5.99インチ IPS, 2.5D NEG T2X-1 2160×1080ドット 403ppi, 18:9 |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 835 8コアCPU 最大2.45GHz Adreno 540 GPU |
RAM | 8GB LPDDR4X |
ストレージ | 128GB UFS2.1 2レーン |
リアカメラ | 24MP Samsung 5K2X7SXセンサー 0.9μm ピクセル f/1.7 動画 : 4K@30fps スローモーション 720p@120fps タイムラプスモード |
バッテリー | 3800mAh |
フロントカメラ | 8MP SK hynix HI-846センサー 1.12μm ピクセル f/2.0 動画:1080p@30fps |
センサー | 指紋認証、重力センサー 電子コンパス、ジャイロスコープ 近接センサー、環境光センサー、センサーハブ |
ポート | USB Type-C(USB2.0) nanoSIMスロット 3.5mmオーディオジャック |
対応バンド | GSM 850/900/1800/1900 MHz TD-SCDMA Band B34/B39 CDMA BC0 WCDMA Band B1/2/5/8 FDD-LTE Band B1/3/5/7/8/20 TDD-LTE Band B34/B38/39/40/41 |
Wi-Fi | MIMO 2*2 WiFi 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4/5 GHz |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS、GLOBASS、BeiDou、Galileo |
参照 | https://redmagic.gg/pages/specifications |
OSはAndroid 8.1 Oreoベース。カメラには24MP f/1.7のサムスンセンサーを採用した背面レンズ、8MPのセルフィーフロントカメラが搭載されます。NeoVision 7.0採用とのことで、ソフトウェア自体のそれはNubiaのものをベースに作られているはずです。
OSに関しては販売商品によってAndroid Oreoストックのグローバル向けと、中国国内向けのRed Magic OSを搭載した2モデルが登場する予定。
ディスプレイ
ディスプレイは約6インチの18:9スクリーンとなっており、解像度はフルHD+で403ppi、コントラスト比は1500 : 1でIPSディスプレイです。ソフトウェアのキャリブレーションによってゲームに最適化された表示ができるようにカスタマイズされているとのこと。
Snapdragon 835 + 冷却システム + ゲームブーストモード
性能の中核となるプロセッサーには、クアルコムの「Snapdragon 835」を搭載。スナップドラゴンといえばすでに845が登場しているので最上位モデルではありませんが、8GB RAM、128GB ROMを搭載しているのでIndiegogoのバッカー価格が399ドルと考えるとコストパフォーマンスにも優れていそうです。
ゲーミングスマホということでBlackshark同様に冷却装置にも力を入れているようで、Nubia Red Magicはマルチレイヤーの冷却システムを本体に搭載しています。排熱性能に優れた複数層のグラファイトでの設計を採用し、背面の独特なデザインも熱を逃がすのに最適配置されているとのこと。
これらの部品・設計を採用することで随分と冷却システムには自身があるそうで、比較ではピーク温度でiPhone Xより約10℃も低い数値を維持するとか。
ソフトウェア面・ハードウェア面共にゲーム用にカスタマイズされているのも特徴で「ゲームブーストモード」へ切り替えれば、アプリのローディング時間を高速化したり、通知をOFFにしたりといったことが可能です。
(スライダー)
(通常のスマートフォンよりも素早く高パフォーマンスへ持っていける設計)
(GameBoost Modeの機能など)
3,800mAh大容量バッテリー
Nubia Red Magicは3,800mAhの大容量バッテリーを搭載。Arena of Valorを最大7時間プレイ可能な電池持ちとのことで、冷却システムと合わせて長時間のゲームプレイにも向いていそうです。
どの技術への対応かは不明であるものの、急速充電もサポートしているとのことです。
対応バンド
GSM 850/900/1800/1900 MHz
TD-SCDMA Band B34/B39
CDMA BC0
WCDMA Band B1/2/5/8
FDD-LTE Band B1/3/5/7/8/20
TDD-LTE Band B34/B38/39/40/41
LTEでBand 1/3/8あたりに対応してるので、WCDMAにも1/8対応しているので、普通に使えそうです。
Nubia Red Magicは、Indiegogoなら日本へも発送対応
(Idiegogoバッカー価格)
- 399ドル: Red Magic for Early Testing, 2018年5月予定(Stock Android)
- 399ドル: Red Magic Android + Skin, 2018年7月予定(Stock Android)
- 399ドル: Red Magic + dbrand Skin, 2018年5月予定(中国向けRed Magic OS)
Indiegogoのバッカー価格では399ドルから手に入るようになっており、dbrandのスキンとバンドルされた商品などもあります。他にも北米ユーザー向けの割引クーポン的なものもありますが、とりあえずRed Magicは400ドル以下で買えるので、Snapdragon 835搭載モデルとしては随分と安いです。
ただし購入商品によって中国版のRed Magic OS搭載版と、google GMSパッケージがあらかじめインストールされたストックAndroidのモデルが存在するので、バッカーになりたい場合は説明文に書いてあるのでよく確認しておいてください。
ちなみにNubia Red MagicはIndiegogo経由なら日本への発送にも対応しています。バッカーの選ぶ商品によって出荷時期が異なるので、発送時期も確認しておきましょう。