「OUKIETL U15S」は、Android 6.0 Marshmallowを採用した中華スマホ。5.5インチのフルHDディスプレイ、MediaTekのオクタコアCPU、4GB RAMという構成で100ドル台と激安で、しかも本体はアルミニウムボディ、指紋認証センサーも搭載しています。特にミドルレンジのモデルではかなり安くなっているので、詳細を確認しておきましょう。
目次
Oukitel U15Sのスペック
MODEL | OUKITEL U15S |
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ブランド | OUKITEL |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.5インチ SHARP IPS フルHD(1920*1080) |
プロセッサー | MediaTek 6750T オクタコアCPU 1.5GHz |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
カメラ | 背面13MP (SW16MP) フロント5MP (SW8MP) |
バッテリー | 2450mAh |
SIMサイズ | デュアルnano SIM |
対応バンド | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: FDD-LTE 800/900/1800/2100/2600MHz |
Wi-Fi | 802.11b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
本体サイズ | 約15.10 x 7.60 x 0.76 cm |
重量 | 約175g |
価格に対してハイスペック、コストパフォーマンスの高いモデルになっているのがOUKITEL U15Sの特徴です。
5.5インチ、SHARP IPS、フルHDディスプレイ
OUKITEL U15SはSHARPのLCDディスプレイを採用。解像度もフルHDなので、この価格帯では十分過ぎるスペックを備えています。最近はSHARP製のスクリーンを搭載した中華スマホが多いですね。鴻海に買収される前から最近増えてきたなあという感じはします。これからも増えそうです。
MediaTek MT6750T オクタコアCPU + 4GB RAM
プロセッサーにはMediaTekのオクタコアCPU「MT6750T」を採用。
日本国内ではFREEETL RAIJINやgooのスマホg07などが採用しており、両機種のAnTuTu BenchmarkスコアはVer6.2.6で4万2~3000点前後。大きなスペックの違いはないので、このあたりに性能は落ち着いてくるかと思います。
プロセッサー自体を紹介しておくと、LTE Cat 6に対応したMT6750シリーズの上位モデルといった位置づけです。ARM-A53 @ 1.5GHz + ARM-A53 @ 1.0GHzのオクタコアCPUで、GPUはデュアルのMali T860。GPUに関してはMT6750Tが最大650MHzとパワーアップしています。
通常モデルのMT6750はメモリー周波数はLPDDR3で667MHzですが、強化版であるMT6750Tは最大833MHzになっています。
2017年のスマートフォンを見てるとさすがにミドルハイのスペックとは言えないものの、十分ミドルレンジ級のスペックを備えていると言えます。まあ100ドル台ということを考えると、中華スマホ低価格モデルの中のミドルハイ機種と言えなくもありません。
パナソニック 16MP OISつきカメラ
背面はパナソニックIC搭載の(SW)16MPカメラを搭載。この価格帯では珍しくOIS(光学手ぶれ補正)にも対応しているとのことなので、カメラ性能には期待です。フロントカメラもSW8MPで、最近はカメラ性能を強化したDOOGEE Shoot1やUMi Z、BLUBOO DUALなども多いですね。
アルミニウムのメタルボディ
背面パーツはアルミニウム素材を採用。少し丸みのおびたデザインとなっており、本体は薄型になっているのも特徴です。そのぶんバッテリーが2450mAhと少し少なめですが、Android 6.0 Marshmallowもありますし、公式サイトでも省電力であることを強調しています。
指紋認証対応
背面中央付近には指紋認証センサーを搭載。100ドル台でも指紋認証センサーを搭載している機種は多くなってきましたね。
4G/LTE対応, Cat 6も
LTE/4Gに対応しており、またCat6の高速通信にも対応しています。高速通信が使えるのはメリットですね。対応バンドは以下の通り。
2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/900/1800/2100/2600MHz
デュアルnano SIMです。SIMサイズをお間違えないように。
OUKITEL U15Sのレビュー動画
公式のハンズオン動画。dido OSなるカアスタマイズが入っています。Antutu Benchmarkはやはり4万2000~3000あたりに落ち着くかと思います。
本体サイズやデザイン、性能詳細のレビューはこちらの動画がわかりやすいかと思います。ネットワークやバッテリー性能をチェックしています。バッテリーに関してはさすがに容量が少ないのでガンガン使う方はきつそう。
カメラはそれなりですが、動画はかなり厳しいようですね。プロセッサーがMT6750Tなので、ゲーミングなどはサクサク動いているみたいです。
全体的には以前まで$200クラスのスマートフォンに搭載されているスペックをそのまま安くしたような機種です。なのでコストパフォーマンスを重視する方にはありなのではないでしょうか。
これだけ入って$100台
驚くのはその価格。セール時は119.99ドルと超激安で販売されているので、2017年前半に発売されている中華スマホの中でもコストパフォーマンスは抜群に良いかと思います。購入はサイトをチェックしてみましょう。似たようなスペックでOUKITEL U15 Proもあるので比較しておくと良いかもしれません。