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2017年の中華スマホまとめ・2018年展望

2017年ももう終わるので、今年発売された機種など振り返り、2018年の中華スマホもちょっとだけ予想してみようかと思います。

2017年の中華スマホ

でかいブランドから振り返ってみます。

HUAWEI / Honor

  • P10シリーズから始まり、HUAWEI Mate 10 / Mate 10 ProでKirin 970のAIスマホ
  • Honorブランドでもhonor V10 / View 10でKirin 970のAIスマホ, Honor 9で普及帯も強い

すでにSIMフリー市場では日本でも多くの機種が市民権を得ていると思われるHUAWEI / Honor ブランドですが、P9の後継モデルとして発売されたHUAWEI P10など、やはりLeicaコラボのデュアルカメラを搭載したモデルが強いなあという感じがします。(もちろんLeicaコラボでなくとも評判は良いのをよくみます。Honor 9はちと触りましたが、かなり良かったですね)

後半にはHUAWEI Mate 10 / Mate 10 Proが登場し、Kirin 970とNPU(Neural network Processing Unit)を搭載したAIスマホも話題を呼びました。ミッドレンジでも18:9のディスプレイ搭載モデルがいくつか登場し、日本では展開されていない未発売機種も含め、HUAWEI強しという印象です。しかしながら日本で正規購入できる端末というのは、スマホの場合にはほとんど買ってないので、私自身は何も言えません。購入を検討されている方は、ぜひ他サイトのレビューを参考にどうぞ。

HonorブランドではHonor 9が日本では楽天/楽天モバイル以外からもMVNOで取り扱いされ、アッパーミッドレンジというかそこそこハイスペックなHonor 8が人気だったということもあって、こちらも話題に。海外では中国向けにV10、海外向けにHonor View 10と、後半はKirin 970+NPUのAIスマホもhonorブランドに投入されましたね。またhonorもミッドレンジに18:9のスマホを投入しています。

2018年もこのままいけば日本のSIMフリースマホ人気ブランドの1つになりそうですが、以前のリークでは片方にトリプルカメラをスマホを搭載したPシリーズスマートフォンなどもあるので気になるところです。

OPPO / vivo

OPPOはフラグシップモデルのR11s / R11s Plusが発売されました。18:9のスマホというと6インチくらいのディスプレイを搭載したモデルが多い気がしますが、OPPO R11s Plusに関しては6.43インチの大型ディスプレイを搭載しており、おそらく気になっていた人もいるような気がします。

2017年後半にはOPPO Japanが求人を募集していたことや、日本向けの公式ページやFacebookページが登場していることも明らかになりました。今後キャリア向けもしくはSIMフリー市場に向けて話し合いを行うor行なっているのかは不明ですが、2018年は中華スマホがキャリア向けにガツンと発売される光景を期待したいところです。

vivoはX20とX20 Plusが最新のフラグシップモデルといったところですが、こちらもPlusの方は6.43インチのSuper AMOLEDディスプレイと、大画面が気になるユーザーはチェックしていた方も多いかもしれません。ひま氏が購入されていて、タイムラインを凝視していた(している)記憶があります。

OPPOとvivoに関しては現状フラグシップモデルと言える機種にもスナドラ600シリーズの上位モデルをSoCとして搭載しているのが印象的。おそらくシャオミがここにXiaomi Mi Note 3をぶつけたりしているのですが、OPPOもvivoも最近のマーケット調査をみてもかなり大きい規模なので、今後の展望が気になります。

Xiaomi

一時期少し落ちた印象もあったシャオミですが、2017年は出荷台数で良いニュースがあったりと、こちらも中国スマートフォンブランドではかなり強い存在の一角を占めていると言えそうです。

Xiaomi Mi MIXの後継モデルとして、18:9のディスプレイと3辺ベゼルレスを搭載したXiaomi Mi MIX 2が発売され、グローバル展開もしています。サイズ感が大きい方が良いという声も見かけましたが、片手で使うにはこれくらいのサイズがちょうど良いと個人的には思います。

Xiaomi Mi Note 3も発売されましたが、こちらはまだ海外展開されておらず、中国のみで展開。SD660搭載ということもあってOPPOやvivoのフラグシップモデル対抗という気もしますし、Mi MIX 2が5.99インチでよりマス向けなサイズの機種になったことで、フラグシップモデルとしてはMi6、大画面でMi MIX 2というSD835の2種類を用意していますね。

ミッドレンジではデュアルカメラを搭載したモデルも登場しており、中国向けにXiaomi Mi 5X、グローバル向けにはAndroidOne端末となるXiaomi Mi A1が登場。Mi A1に関しては香港で購入してみましたが、MIUIで使えた便利な機能がないということを除いては、かなり完成度の高いミッドレンジモデルのような気がします。カメラ性能も良いですし。大画面のMi Max 2も発表され、こちらも個人的には好印象な機種でした。今年はMi Note 3以外のスマホはほとんど触った気がしますが、ハイエンドモデルもミッドレンジも良いです。好調の理由もなんとなく納得です。

2017年ラストにはXiaomi Redmi 5とRedmi 5 Plusが正式発表。18:9のアスペクト比を採用しながらRedmi 5で799元~、Redmi 5 Plusでも999元からのスタートと、コストパフォーマンスも健在。

2018年展望ですが、まずは次期フラグシップモデルにはSnapdragon 845を搭載する可能性が高いです。また、WPC加入のニュースがあり、次期フラグシップモデルに関しては、中華スマホではまだあまり採用されていないQiなどのワイヤレス充電をサポートする可能性もあります。Mi Max 3が18:9の大画面で出るというニュースも気になりますね。

MIUIも最近の新モデルが対応している新しいバージョンではグローバルROMで日本語設定に対応していたりするので、技適などは気をつけるとして、英語設定がちょっとという方も概ね使い易くなってきたのかなという印象です。

ZTE

ZTEではAXON Mという2画面スマホが発表。確か日本でも展開予定だったはずですが、ドコモ版から発売でしたでしょうか。

中国ではAXON 7の後継となるAXON 7sが発表され、デュアルリアカメラや2K AMOLEDディスプレイ、Snapdragon 821を搭載した機種です。…色々な部分でマイナーアップデートな気もしているので、この感じだと2018年に大きなアップデートをかました機種が出てくるような気がします。

追記:米国からのあれで、今後どうなるか分かりません。

Nubia

NubiaブランドではフラグシップモデルとなるZ17sが発表。最近のNubiaはサイドベゼルが非常に狭いというかないのも特徴的で、スペックもフラグシップモデルにはもれなくスナドラ800シリーズの上位モデル搭載といった感じなので、中華ハイエンドモデルとしてNubiaに期待している人も多そうです。

ちなみに2017年にはNubiaのミッドレンジモデルを買ってレビューする前に落下&破壊してしまうというアクシデントが起きたので、個人的には相性があまりよくないような気がしている機種。2018年に面白そうな機種があればチャレンジしてみたいところです。

MEIZU

Meizuは2017年の最新フラグシップモデルとしてMeizu Pro 7 / Pro 7 Plusを発表していました。背面にセカンダリーディスプレイを搭載した変態モデルというかそれで、こちらのニュースを見ると2017年の全体出荷台数もそんなに良くないみたいで、苦戦しているかもしれません。

またミッドレンジモデルでコスパの良さそうな価格帯でMeizu M6 Noteが登場し、Qualcomm SoCであるSnapdragon 625を採用したことは、今後の好調の要因になるかもしれません(MeizuはしばらくSnapdragonを採用していなかったので)。

2018年はどうなるか不明ですが、まずは15周年記念モデルということでMeizu 15 / 15 Plusの登場が噂されています。

OnePlus

OnePlusはフラグシップモデルである「OnePlus 5T」を発表。最近はもうフラグシップ1モデルに絞っているという感じがありますが、その分機種感の発売サイクルが少し短いので、買い時は少し迷いそうな気も。

OxygenOSの快適さとSnapdragon 835のの快適さはそのままに、18:9のディスプレイ採用やカメラ性能の向上、顔認証への対応(OP5でも使える)などをアピール。実際に利用していますが、OP5のサイズ感をそのままに18:9になって、カメラ機能は暗所性能はともかく、ポートレイトモード利用時にもほとんどフレーム感が変わらないので、撮影は便利になったかと思います。AMOLEDディスプレイが好きな方にも、まだまだコスパの良いハイエンドモデルという位置では人気の出そうなモデル。

2018年展望ですが、海外サイトからOnePlus 6が3月に登場するという匿名ソースからの情報があるそうです。情報が出てきたのがかなり早いので、疑っておいた方が良さそうですが。

LeEco

異様なコスパの端末を発表し続けたLeEcoでしたが、2016年~2017年は資金繰りがあまりうまくいっていないというニュースも多くあり、不安を覚えた方も多そうな。ファウンダーが中国の負債者リスト入りというニュースもあったり。一応、最近Faraday Future関連のニュースで投資の目処がたつかもといった最新ニュースもあるので、とにかくLeEco周りは混沌としているのかなという感じです。

Gionee

18:9のディスプレイを搭載したモデルが多く発表されました。クアッドカメラを搭載したモデルや大容量バッテリーのモデルもあり、価格もそこそこ高いフラグシップのGionee S11Sshシリーズに関しては、おそらく中国でもOPPOやvivoなどのフラグシップモデル対抗という感じがします。

Smartisan

Smartisan Nuts Pro 2が発売しています。5.99インチFHD+、スナドラ660、12MP+5MPデュアルカメラということでここも最近の中国のフラグシップにぶつけているようなスペックです。

ちなみに前のフラグシップは中国で触らせていただく機会がありましたが、端末のデザインはぶっちぎりにかっこよく、ソフトウェアはぶっちぎりで遅かったです。こういった部分が改善しているか気になるのですが、多分触る機会はなさそう。他社と比較するとかなり独自路線で多分ファンも多いと思うので、結構期待しています。

Smartisanに関してはそんなに新モデルを乱発している感じでもないので、2018年の展望も予測不可です。

その他ブランド / 新ブランド

中国というより海外向けブランドとしている中華スマホブランドでは、コピーモデル、最近のトレンドをすぐさま採用といったところが目立ちます。まあこれは中国メーカーに限らず、といったところではあるのですが。

まずはXiaomi Mi MIX, Mi MIX 2といった機種の3辺ベゼルレスなスマートフォンが注目を浴びたところで、所謂Mi MIX/Mi MIX 2クローン的な機種、それからGalaxy S8的なクローン機種も多かったような気がしますね。iPhone Xのノッチが特殊なせいがこれをパクるブランドが意外に少なかった気もしますが、2018年から出てくる可能性もあります。

最近のトレンドというところでは、ミッドレンジの機種で「アスペクト比18:9」「クアッドカメラ(両面デュアルカメラ)」「ルミア背面パネル」「顔認証でのアンロック」などを搭載・対応したAndroidスマートフォンもかなり多くなってきました。

実用性はとにかく、こういったトレンドを取り入れたスマートフォンが安く買ってとりあえず試せる地雷的な楽しさというのも中華スマホの面白さだと思うのですが、新ブランドのverneeなんかもエントリーモデルで全然使える機種だったり、中華スマホの奥深さを感じるところです。

またブランド・機種によってはタフネスだったり、超大容量のバッテリーを搭載していたり。

例えばOUKITEL Mobileなんかは10,000mAh以上の電池を搭載するなど、スペック1項目にバットをフルスイングしている機種もあったりして、こういったところは購入する上で普通のスマホを発売しているブランドとは違った目的で購入できる良さもあります。

新ブランドが多いのも気になるところでしょうか。以前調べてみたのですが、OEM/ODMを行なっていた会社・グループが自社ブランド作ってみたよというところも多いようで、2017年はいくつか機種に触れる機会もあり、しっかり作られています。2017年に出てきたブランドでも知っているものだけで数種類あるので、2018年も新ブランドは引き続きチェックしていきたいと思います。

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