中国OPPOの新ブランドrealmeから、「realme 1」が正式発表。”Power meets Style”がスローガンのプレミアムなミッドレンジ機種を目指した新モデルで、ダイヤモンドデザインのグロッシーな背面デザイン、6インチの18:9 フルHD+ディスプレイ、Mediatek Helio P60、最大6GB RAM + 128GB ROM、AIカメラを搭載したAndroidスマートフォンとなっています。
OSはAndroid 8.1 OreoベースのColorOS 5.0。価格は3GB+32GBモデルが8990インドルピー(約1万4600円)、4GB+64GBモデルが10990インドルピー(約1万7800円)、6GB+128GBモデルが13990インドルピー(約2万2600円)と価格面でも競争力がありそうな機種。インド市場でAmazon Exclusiveにて2018年5月25日より販売開始予定です。
目次
「realme 1」AI対応のプレミアム・ミッドレンジモデル
OPPOの新ブランドから発売の「realme 1」は、プレミアムなミッドレンジモデルを目指したAndroidスマートフォン。
6インチFHD+ディスプレイ、AI対応のHelio P60とカメラ、大容量メモリとストレージを搭載しながら価格は最上位モデルでも2万5000円を切る安さで、一部カラーにはダイヤモンド調の外観を施した筐体デザインも特徴となっています。
realme 1のスペック
MODEL | realme 1 |
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本体サイズ | 156.5×75.2×7.8mm 155g |
OS | ColorOS 5.0(Android 8.1 Oreoベース) |
ディスプレイ | 6.0インチ 2160×1080ドット FHD+ 18:9 |
カラー | ダイヤモンドブラック、ソーラーレッド |
SoC | MediaTek Helio P60 オクタコアCPU + デュアルコア APU |
メモリ | 3GB RAM + 32GB ROM 4GB RAM + 64GB ROM 6GB RAM + 128GB ROM |
外部メモリ | microSDカードスロット 最大256GB対応 |
SIMスロット | デュアルSIM 4G+4Gサポート |
対応バンド | GSM:850/900/1800/1900MHz WCMDA:850/900/2100MHz FDD-LTE:Band 1/3/5/8 TD-LTE:38/40/41 |
AIカメラ | 13MPリア 8MPフロント |
認証 | 顔認証アンロック |
バッテリー | 3410mAh |
ダイヤモンド・デザインの背面パネル
realme 1の背面には、12枚のレイヤーによるダイヤモンド調のデザインが採用されています。サイドフレームも、グロッシーに見えるように設計されているそうです。
Android 8.1 OreoベースのColorOS 5.0
OSはAndroid 8.1 Oreoベースで、OPPO独自のColorOS 5.0をプリインストール。今回市場初投入がインドということで、インド向けにカスタマイズされたテーマが採用されています。
6インチ 18:9 フルHDスクリーン
realme 1の約6インチのディスプレイを採用。解像度は2160×1080ドットのFHD+で、アスペクト比は18:9のワイドスクリーンとなっています。サイドのベゼルは狭い設計となっており、画面占有率でいうと約84.8%を実現しているそうです。
MediaTek Helio P60、AI対応プロセッサー
realme 1に搭載されているSoCは、MediaTekの「Helio P60」。12nmプロセスのチップセットですが、CPUは8コアCPU(A73×4コア + A53×4コア)で最大2.0GHz、GPUはMali-G72 MP3。
Helio P60といえばデュアルコアのAI演算ユニット「Mobile APU」を搭載しており、 AI対応のSoCでもあります。Helio P60といえば最近いくつかの機種に搭載が発表されていますが、realme 1の価格を考えるとコストパフォーマンスの面でもかなり優れていそうな気がします。
(当日はHelio P60の発熱の少なさについてもほんの少し触れられていました。)
当日の発表会では、以前のCPUと比較して重いゲームで25%の電力効率向上、全体で50%程度のパフォーマンス向上がアピールされていました。
AnTuTuベンチマーク
realme 1のAnTuTuベンチマークスコアは、Ver7.0.7で13万9487。Ver7であることは留意しておきたいですが、この価格帯のスマートフォンとしてはかなりのハイスコアです。
最大6GB RAM + 128GB ROM
“プレミアムなミッドレンジスマホ”ということで、realme 1では最大6GB RAM+128GB ROMモデルが用意されます。価格設定を考えると、かなりの大容量です。
トリプルスロット
realme 1は、nanoSIMスロット×2 + microSDカードスロット×1の「トリプルスロット」を搭載しています。最近はXiaomi Redmi S2やHonor 7Cなど中国系のスマートフォンでトリプルスロット搭載モデルが復活しているのも、気のせいではないような。
ちなみにMediaTek Helio P60自体はデュアル4G VoLTEをサポートしていますが、今回のrealme 1もデュアル4Gサポートのスマートフォンとして紹介されています。
AI管理のバッテリー
バッテリー容量は3410mAh。AI管理でスマートにバックグラウンドのアプリを閉じたりするらしく、賢いマネジメントによる電池持ちのよさもアピールしています。
AIカメラ
realme 1には13MPのリアカメラ、8MPのフロントカメラが搭載されています。AI対応で色々な機能がスマートに使えるそうです。
AI対応で、ビューティー補正にも対応。
ヴィヴィッド & 背景ぼかし効果にも対応。
ARスティッカーも。最近発表されたvivo X21 iにもこんな感じの機能が搭載されていたはずなので、セルフィー補正であったりARでのデコレーションであったり、最近そんな流れがあるような気がします。
顔認証でのアンロック
realme 1は顔認証でのアンロックにも対応。0.1秒で顔の特徴を認識して、サクッと解除ができるそうです。
生体認証セキュリティの面で、指紋認証センサーが非搭載であることは面白い部分。似たダイヤモンドデザインを採用したOPPO A3(中国販売モデル)も指紋認証非対応だったはずなので、個人的には多くの部分でOPPO A3がベースになっているような気がしますがどうでしょうか(ただしA3はノッチありだったりもします)。
realme 1の価格
- 3GB+32GBモデル:8990インドルピー(約1万4600円)
- 4GB+64GBモデル:10990インドルピー(約1万7800円)
- 6GB+128GBモデル:13990インドルピー(約2万2600円)
下位モデルで1万5,000円以下、上位モデルでも2万5000円以下と、かなり安い価格設定です。
とりあえずインド市場向けに発売されるアッパーミッドレンジの機種ということで、realme 1の発表会後半ではXiaomi Redmiシリーズとの価格比較なども紹介されました。OPPO的にもインドで急激にシェアを獲得したXiaomiのミッドレンジモデルに真っ正面からぶつける機種、というのがrealme 1な気がします。
インド市場ではAmazon Exclusive(なのでとりあえずアマゾン専売)で、2018年5月25日に販売開始予定です。
Source : amazon.in