UMIDIGI Mobileから、エントリーモデルのAndroidスマートフォン「UMIDIGI A3」が発表。MediaTek MT6739を搭載しDual VoLTEに対応した機種で、microSDカードを個別に挿入可能なトリプルスロットも採用しています。価格は約100ドルから。
UMIDIGI A3
UMIDIGI A3は、UMIDIGI Mobileから発売されるAndroidスマートフォン。クアッドコアCPU、2GB RAM、16GB ROMを搭載したエントリーモデルですが、MT6739を搭載しDual VoLTEに対応しているのが特徴です。
MediaTek MT6739、Dual VoLTE
UMIDIGI A3はAndroid 8.1 Oreo、5.5インチのHD+(1440×720ドット)ディスプレイ、2GB RAM、16GB ROMを搭載したエントリーモデルですが、プロセッサーにMediaTekのMT6739を採用しています。
MediaTek MT6739はクアッドコアCPUの低価格端末向けSoCですが、Dual VoLTEをサポートした少し珍しいチップセットです。他の機種でもいくつか同じSoCを搭載し、Dual VoLTEに対応している中華スマホが存在します(VoLTE対応は通信キャリア次第なところもありますが)。
対応バンドは以下の通り。エントリーモデルとしてはサポートしている周波数帯が多く、LTEに関しては15のバンドに対応。低価格とネットワーク対応の豊富さをアピールした端末です。
- 2G : GSM B2/3/5/8
- 3G: WCDMA B1/2/4/5/8
- 4G: TDD-LTE 38/40/41
- 4G: FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /19 /20
トリプルスロット
UMIDIGI A3は同じトレイにnanoSIMスロット×2、microSDカードスロット×1がセットできるトリプルスロットを採用。最大256GBのmicroSDカードに対応しているので、本体内蔵のストレージ容量は少ないですが、拡張が可能です。
ネットワーク対応が特徴のエントリーモデル
UMIDIGI A3は100ドル前後で発売され、低価格ながらDual VoLTEと多くのLTEバンドをサポートしたネットワーク対応に特徴のあるエントリーモデルです。2018年10月20日より、AliExpressなどで販売開始予定。
【主要スペック】
- Android 8.1 Oreo
- 5.5インチ In-cell HD+ディスプレイ
- MediaTek MT6739 クアッドコアCPU、IMG GPU
- 2GB RAM、16GB ROM
- 12MP+5MPデュアルリアカメラ OV12870
- 8MPフロントカメラ OV8856
- トリプルスロット(nanoSIM×2スロット + microSDスロット×1)
- IEEE 802.11 1/b/g/n、Bluetooth 4.0
- GPS、GLONASS
- 3,300mAhバッテリー、5V/1A充電
- 指紋認証センサー(背面)
- 147.2×70.2×8.5mm、約186g
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- 公式サイト:UMIDIGI Mobile
- 販売:AliExpress