中華スマホVerneeブランドから、低価格・大容量バッテリーの「Vernee Thor E」が発売。以前から情報は出ていたモデルですが、LTE対応、5020mAhの超大容量バッテリー、Android Nougat、オクタコアCPUなどを搭載し、価格は約130ドルと激安です。追記:発売プロモーションで109.99ドルとさらに安くなっています。
目次
Vernee E Thor、電池もちが特徴のLTE対応スマホ
大容量バッテリーを搭載した中華スマホはいくつかありますが、約130ドルという激安価格、しかもLTEに対応し Mediatekのオクタコア・プロセッサーを搭載した「Vernee Thor E」が発売されました。スペックは以下の通り。
Vernee Thor Eの性能
MODEL | Vernee Thor E |
---|---|
ブランド | Vernee |
OS | Android 7.0 Nougat VOS |
ディスプレイ | 5インチ HD (1280×720) |
プロセッサー | MediaTek MT6753 1.3GHzオクタコアCPU |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
外部メモリ | microSDカード対応 |
カメラ | リア: 8.0MP ( SW 13.0MP ) フロント: 2.0MP ( SW 5.0MP ) |
バッテリー | 5020mAh(取り外し不可) 9V2A急速充電対応 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n (2.4GHz / 5GHzデュアルバンド) |
Bluetooth | 4.0 |
SIMサイズ | Nano SIM + Nano SIM (片方のスロットはmicroSDカードスロットと排他利用) |
対応バンド | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: WCDMA 800/1800/2100/2600MHz ※EU Bands GSM:3/5/8 UMTS/WCDMA:1/8 FDD LTE:1/3/7/20 |
本体サイズ | 14.40 x 7.01 x 0.82 cm 149g |
本体カラー | ブラック / グレー |
言語 | 日本語対応 |
その他 | micro USB OTG 3.5mmオーディオジャック |
5020mAh電池+9V/2A急速充電対応
スペック面での特徴はやはり5020mAhの超大容量バッテリー。電池持ちでいうと、動画再生は18h、連続通話は36h、通常利用で72h、待受時間は720hとのこと。
9V/2Aの急速充電に対応しているのも特徴で、ピーク時で18W。フル充電までは約120分としており、約2時間でチャージできるのが売りのようです。
5インチ HDディスプレイのコンパクトボディ
大容量の電池を搭載しこの価格にも関わらず、厚みは約8.2mm、重量は149gだそうな。電池持ち重視のスマホというとそこそこ厚みのあるモデルも多いですが、この価格帯と電池容量にしては薄型、軽量になっているのも見逃せません。
E-inkモード(省電力モード)対応
サイドには物理「E-ink Key」がついているのも面白いポイントで、モードを切り替えるとモノクロ画面で省電力設定になり、CPUとGPUをアンダークロック状態に抑えるとか。通知もカットされるとのことで単純に省電力モードといったところですが、電池持ちをさらに向上させます。
MediaTek MTK6753 オクタコアCPU + 3GB RAM
プロセッサーはMediaTekの「MT6753」。ARM Cortex-A53を採用したオクタコアCPUで、公式サイトの仕様では4コア@1.3GHz + 4コア@1.5GHzの合計8コアCPU構成になっています。GPUはARM Mali-T720(MP3)を採用。
メインメモリが3GB RAMですし、内部ストレージは16GBですがmicroSDカードにも対応。低価格ながらバッテリー部分に目が行きがちですが、その他スペックもなかなかのものです。ちなみに指紋認証センサーにも対応しています。
デュアルSIM / LTE対応
nano + nano SIMのデュアルSIM仕様となっており、LTEにも対応。VoLTEもサポートしているとのことですが、ローカルキャリア対応は不明。Wi-Fiは5GHzもサポートのデュアルバンドになっており、100ドル台前半ながらネットワーク面でもそこそこ良い感じのスペックです。
これだけ入って130ドルは安い
gearbest.comではすでにVernee Thor Eの販売が開始していますが、価格が初回セール時109.99 USドル。5020mAh、オクタコアCPU、LTE対応でしかもそこそこ本体がコンパクトということを考えると、大容量バッテリー搭載の中華スマホの中でもコスパが高いと言えそうです。
追記:実機レビューを公開しました。