「Vernee Thor」は、新興ブランドのVernee開発のAndroidスマートフォン。100ドル台で購入できる価格ながら、オクタコアCPU、3GB RAMを搭載している点が特徴で、ディスプレイ専有率を高めているのも特徴です。
目次
Vernee Thor、コスパ重視の5インチ小型スマホ
Vernee Thorは、Android 6.0を採用した中華スマホ。スペックは以下の通りです。
MODEL | Vernee Thor |
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ブランド | Vernee |
カラー | グレースブラック / メタルグレー |
本体サイズ | 142 x 70.3 x 7.9mm |
重量 | 140g ( with battery ) |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5インチ HD(720*1280) On-Cell LTPS IPS, 2.5D Corning Gorilla Glass 3 |
プロセッサー | MediaTek MTK6753 オクタコアCPU ARM Mali- T720 MP3@450MHz |
RAM | 3GB RAM |
ROM | 16GB ROM |
外部メモリ | microSDカード対応 (最大128GB) |
バッテリーサイズ | 2800mAh |
カメラ | リア:13MP フロント:5MP |
対応バンド | Network type: FDD-LTE+WCDMA+GSM 2G: GSM 850/900/1800MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz |
SIMサイズ | micro SIM ×2 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n, Wi-Fi 2.4GHz |
Bluetooth | 4.0 |
位置情報 | GPS, A-GPS |
センサー | Gravity Sensor, Ambient Light Sensor, Touch Sensor |
OTG | サポート |
参照 | http://www.vernee.cc/specifications.html#specifications |
SIMフリー仕様で、SIMサイズはmicro SIM×2。LTE通信にも対応しており、それでいて100ドル台の価格を実現しているのが特徴です。
MediaTek MT6753 オクタコアCPU + 3GB RAM
この価格帯では優秀な基本仕様となっており、プロセッサーにはMediaTek MT6753 オクタコアCPU (1.3GHz) と3GB RAMを搭載しています。
この価格帯では2GB RAM、下位のクアッドコア搭載SoCのモデルもあるので、この点は他の機種と比較して全体的にスペックが高い部分と言えるでしょう。
またROMは16GBですが、microSDカードスロットにも対応しています。
13MPのリアカメラ
背面カメラは13MP, F.2/0。フロントカメラは5MP。
レビューを見ると、もちろん価格が価格なので高望みはできませんが、100ドル台と考えると意外にも悪くないのかなという印象を受けます。
LTE対応+デュアルSIM
GSM/3G対応のみのスマートフォンも100ドル付近ではよくあるだけに、LTE/4G通信にもしっかり対応しているのはポイント。micro SIMで、デュアル仕様になっています。
どちらもLTE通信には対応していますが、3G/4Gの同時待ち受けはできません。
Network type: FDD-LTE+WCDMA+GSM
2G: GSM 850/900/1800MHz
3G: WCDMA 900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz
対応バンドは上記を確認しておきましょう。
7.9mmのそこそこ薄いボディ+5インチディスプレイ
本体の厚みは約7.9mm、また重量は約140gと薄型・軽量設計となっているのも特徴。
5インチのディスプレイは専有率をより高めており、小型のディスプレイでありながらボディはiPhone 6sなみとしています。
Vernee Apolloのレビュー動画をチェック
まずはGIzchina。シンプルながらこの価格では速いとの評価です。2.5Dの丸みのあるデザインが印象的ですね。指紋認証センサーも搭載しています。
スピーカー穴は背面にありますが、こちらも1つの特徴になっておりそんなに悪くないようですね。スペックもそこそこ良いので、軽めの3Dゲームならプレイできています。
AnTuTu Benchmarkは3万7800点に行かないくらい。$100台ならかなり良いスコアと言えるのではないでしょうか。
$100前後でいうと、2017年前半はオクタコアCPUやフルHDディスプレイといった特徴を備えた中華スマホが出てきており、安さが特徴の中国系ブランドにおいても競争の激しい価格帯かと思います。
その中でもなかなかのコストパフォーマンスになっているのがVernee Thorなので、低価格のスマートフォンを欲しい方は購入サイトを確認しておきましょう。
- Gearbest
- AliExpress
- Geekbuying
- Everbuying
- banggood