フロントカメラ・セルフィー需要は増すばかりですが、最近は中華スマホでも「フロントにデュアルカメラを搭載」という機種が増えつつあります。新モデル「VIVO V5 Plus」もその一つで、20MP+8MPレンズという力の入れっぷり。OPPO同様グイグイきているVIVOの新モデルのスペックや特徴をチェックしてみます。
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VIVO V5 Plus、デュアルフロントカメラ搭載の中華スマホ
VIVOといえば最近の中国スマートフォン市場を見ても分かる通り、グイグイと勢力を伸ばしているブランドです。そんなメーカーが発表した新モデルが、デュアルフロントカメラを搭載した「VIVO V5 Plus」。もちろん最大の特徴はそのフロントカメラですが、まずはスペックを確認。
VIVO V5 Plusのスペック
MODEL | VIVO V5 Plus |
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ブランド | VIVO |
OS | Funtouch OS 3.0 (Android 6.0 Marshmallow) |
ディスプレイ | 5.5インチ FHD LCD / IPS / In-Cell Corning Gorilla Glass 5 |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 625 オクタコアCPU(最大2.0GHz) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
バッテリー | 3160mAh |
本体カラー | ゴールド |
本体サイズ | 152.58*74*7.26mm |
重量 | 158.6g |
リアカメラ | 16MP, F/2.0, フラッシュ (モード) Normal, Panorama, HDR, Night, PPT, Pro, Ultra HD Photos, Palm Capture, Face Beauty, Voice Capture, Camera Filter, Fast, Slow, Sport Mode, Timer, Touch Capture, Video, 4K Recording |
フロントカメラ | (デュアル) 20MP(f2.0)+8MP(f2.0) ソフトライト (モード) Normal, Gender Detection, Palm Capture, Face Beauty, Voice Capture, Camera Filter, Selfie Softlight (India: Front Moonlight Glow), Timer, Touch Capture, Videos, Mirrored Selfie, Boken Mode, HDR |
ネットワーク | 2G GSMBand 2/3/5/8 3G WCDMABand 1/5/8 4G FDD-LTEBand 1/3/5/7/8 4G TDD-LTEBand 40 |
SIMサイズ | nano + nano |
Wi-Fi | 2.4GHz. 5GHz対応 |
Bluetooth | 4.0 |
オーディオ | AK4376オーディオチップ採用 3.5mmオーディオジャック搭載 |
センサー | Accelerometer Supported Ambient Light Sensor Supported Proximity Sensor Supported E-compass Supported Gyroscope Supported |
位置情報 | GPS, GLONASS, BeiDou |
参照 | http://www.vivo.com/en/product/V5Plus/index.html |
OSはAndroid 6.0 MarhmallowベースのメーカーカスタムUI(Funtouch OS 3.0)。5.5インチのIPS, フルHDディスプレイを採用しており、プロセッサーは省電力性能に優れたクアルコムSnapdragon 625。RAMが4GB、ROMが64GB。V5 Plusは外部メモリとしてのmicroSDカードスロットは非搭載となっているので注意。
オーディオ面では旭化成エレクトロニクスの「AK4376」チップを採用。このチップはHUAWEI MediaPad M3などにも搭載されており、音質面でもポイントがあります。
スペックとしてはアッパーミッドレンジにプラスαの機能をいくつか搭載しており、価格はインド価格で2万6499ルピー、日本円にして4万5000円台と少しプレミアムなモデルとなっています。
20MP(SONY IMX376)+8MPのデュアルカメラ
…もちろん、VIVO V5 Plusの最大の特徴はフロントのデュアルカメラです。フロントカメラのスペックはこんな感じ。
- 20MP / SONY IMX376イメージセンサー / F2.0
- 8MP / F2.0
20MP、SONY IMX376を採用したメインカメラが「クリスタルクリアセルフィー」と称したビビットで自然なセルフィーショットを可能に。
デュアルフロントカメラによって、ボケのある背景を作り出した写真撮影もOK。背面のメインカメラのデュアルカメラでボケ効果というスマートフォンはいくつかありますが、フロントカメラで使えるという点でかなり珍しい機種です。フロントセルフィーをメインにこだわりの写真をSNSにアップロードしたいという方向けといった感じでしょうか。
暗所環境でも撮影可能な「セルフィーソフトライト」も搭載。夜でもガンガン自撮りし放題です。
実際にYoutube動画でのレビューを見てみると、セルフィー撮影はかなり綺麗です。UIの見た目はiOSに近いですが、撮影モードは多く搭載しています。
2つ目の動画で見ると、セルフィーのボケ効果も撮影状況によってはかなりの精度で撮影できているのかなという感じがします。
セルフィーモンスター「VIVO V5 Plus」
いくつかの動画を確認してみると、価格は少しプレミアムな設定ながらも高性能なデュアルフロントカメラを搭載した「セルフィーモンスター」な中華スマホであることがビンビンと伝わってきます。
最近はOppoもF3 Plusでフロントデュアルカメラのセルフィースマホを発表しましたが、最近のSNS需要があってこういったスマートフォンは増えてくるかもしれませんね。