中国Xiaomiから、Maxシリーズの最新モデル「Xiaomi Mi Max 3(小米3)」が正式発表。本体サイズを抑えながら18:9の6.9インチFHD+ディスプレイを搭載しており、背面にはAI対応のデュアルカメラ、プロセッサーにはSnapdragon 636、最大6GB RAM + 128GB ROMモデルが登場します。
価格は4GB RAMモデルが1699元で、日本円にして約2万8500円程度の価格からスタート。
目次
Xiaomi Mi Max 3、大画面ファブレット3代目
中国Xiaomiから新モデルのスマートフォン「Xiaomi Mi Max 3」が正式発表。大画面ファブレットMaxシリーズの3代目で、6.9インチのFHD+ディスプレイ、5,500mAhの大容量バッテリー、Snapdragon 636を搭載しています。
価格は4GB RAM + 64GB ROMモデルが1699元(約2万8500円)、6GB RAM + 128GB ROMモデルが1999元(約3万3500円)なので3万円前後のミッドレンジモデルです。
スペック・基本仕様
Xiaomi Mi Max 3のスペック(中国版)は以下の通り。
3.5mmヘッドフォンジャックやmicroSDカードスロットもあり、本体カラーは3色展開です。両SIMスロットが4G/LTEに対応しており、キャリアによりますがVoLTEもサポート。中国版ではAIアシスタント機能の小爱同学にも対応しています。
MODEL | Xiaomi Mi Max 3(小米3) |
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本体サイズ | 縦:176.15mm 横:87.4mm 厚み:7.99mm 重量:約221g |
カラー | ブラック、ゴールド、ブルー |
ディスプレイ | 6.9インチ 520nit 2160×1080ドット コントラスト比 1500:1 84% NTSC色域 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 636 8コアCPU 最大1.8GHz Adreno 509 GPU |
RAM | 4GB or 6GB RAM(LPDDR4x) |
ROM | 64GB or 128GB ROM(eMMC5.1) |
外部メモリ | microSDカードスロット 最大256GB |
バッテリー | 5,500mAh 9V/2A(18W)急速充電 |
リアカメラ | 12MP+5MPデュアルカメラ, F1.9 1.4μm ラージピクセル Dual PD AI |
フロントカメラ | 8MP, 1.12μm, F/2.0 ソフトフラッシュ |
SIMカードスロット | nanoSIMスロット×2 |
対応バンド | GSM : B2, B3, B5, B8 CDMA 1X/EVDO : BC0 WCDMA : B1, B2, B5, B8 TD-SCDMA : B34, B39 TDD-LTE : B34, B38, B39, B40, B41(120M 2535M~2655M) FDD-LTE : B1, B3, B4, B5, B7, B8, B20 |
WiFi | 802.11a/b/g/n/ac 2.4GHz, 5GHz |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS, AGPS, GLONASS, BeiDou |
センサー | 距離センサー、環境光センサー ジャイロスコープ、振動モーター 加速度センサー、ホールセンサー 電子コンパス、赤外線 |
その他 | 3.5mmヘッドフォンジャック USB Type-C 指紋認証(背面) |
参照 | https://www.mi.com/max3/specs/ |
6.9インチの大画面ファブレット
Xiaomi Mi Max 3は、スマートフォンとしては大型の6.9インチ・ディスプレイを搭載。アスペクト比は18:9なので従来のモデルと比較して縦長のスクリーンで、解像度は2160×1080ドットのFHD+です。仕様上はディスプレイ輝度もスペックアップしている様子。
(Mi Max 3 VS Mi Max 2 本体サイズと重量)
- Mi Max 3:176.15×87.4×7.99mm 221g
- Mi Max 2:174.1×88.7×7.6mm 211g
先代のXiaomi Mi Max 2と比較すると、実は本体サイズは似ています。横幅がほぼ同じなので、ディスプレイは縦長で大きくなっていますが、サイズ感的には今までのMi Maxシリーズとそこまで変わらないようです。また先代モデルとの比較で画面占有率は6.5%向上しているとのこと。
Snapdragon 636 + 最大6GB RAM
Xiaomi Mi Max 3はSoCにQualcomm「Snapdragon 636」を搭載しています。14nm FinFETプロセス製造、Kryo 260コア採用の8コアCPU(最大1.8GHz)で、CPUはSDM630比で最大40%パフォーマンス向上、GPUはAdreno 509で前世代比較で10%のゲーミング・ブラウジングパフォーマンス向上を謳うSoCです。
メモリと容量は4GB RAM + 64GB ROMモデルと、6GB RAM + 128GB ROMモデルが用意され(LPDDR4x デュアルチャネル/eMMC 5.1)、どちらもmicroSDカードスロット(SIMスロット排他利用)も搭載。
Mi Max 2の時には4GB RAM+ 32GB ROMモデルもありましたが、今回のMi Max 3はとりあえず64GB ROMスタートのようです。
5,500mAh大容量バッテリー、18W急速充電
バッテリー容量は約5,500mAhで大容量。目安でいうと17時間の動画再生、10時間のゲームプレイ、233時間の音楽再生、474時間の待受時間。
ちなみにOTGケーブルを利用して給電用にモバイルバッテリーとしても使えるらしいですが、パッケージにはOTGケーブルは含まれていないので自分で用意する必要があります。大画面兼サブ機としても活用できそうなスペックです。
充電はQuick Charge 3.0に対応し、Mi Max 3自体は9V/2Aの18W急速充電をサポート。
AIデュアルカメラ
新モデルXiaomi Mi Max 3のカメラはAIサポート。206のシーン検出とリアルタイムでの最適化に対応しています。リアカメラが12MP+5MPのデュアルレンズで背景ぼかしなどが可能で、AIフロントカメラは8MPでシングルですがこちらもAI処理による背景ぼかしはできるとのこと。
また顔認証でのアンロック機能にも対応します。
価格・発売日
- 4GB RAM + 64GB ROM:1699元(約2万8500円)
- 6GB RAM + 128GB ROM:1999元(約3万3500円)
Xiaomi Mi Max 3の価格は3万円前後で、発表後数時間後に発売予定です。
Source : mi.com