Xiaomi (シャオミ:小米科技)の大画面、低価格スマートフォンXiaomi Mi MAXを購入し、大画面のファブレットとして1回目のレビューで性能面のチェックや初めて使ってみて気になる部分を確認しましたが、6.44インチのスマートフォンとして使い続けている上で少しきになる部分、また良かった部分もなんとなく感じるものがあったのでメモしておきます。
目次
Xiaomi Mi MAXレビュー2回目・メリット編
Xiaomi Mi Maxを利用してみて、しばらく使って良かったと感じた点をあげていきます。
PC表示が使いやすい
6.44インチの大画面ということで、大きいのでモバイル表示でもウェブサイトの閲覧は便利です。ただしモバイル表示だとどうしても表示する情報量が少なくなってしまい、PC表示に切り替えた方が個人的には便利。
これは調べたところRoot不要でもXperia Z Ultra、通称ズルトラのようなdpi最適化が行えるということでしたが、個人的にはGoogle Chomeのブラウザーアプリの設定でRequest Desktop Siteを選択したのちPC表示で使うのが便利でした。
というのもよく使うサイトによってはモバイル表示で読み込みがしっかりできないサイト(他の端末でもできない、サイト側の問題で)があったので、これらがしっかりPC表示で閲覧できる、しかも6.44インチはディスプレイサイズとしては十分PCサイトが閲覧できるレベルですし、個人的には問題ないですが、ディスプレイ設定 > Text Sizeで文字を大きくすればブラウザーにも適用されて、十分大きな文字で可読性も確保できます。
使い始めはやっぱり少し大きいかなあと思っていましたが、スマートフォンというよりもタブレットとして考えるとサイズも小さいですしとても便利です。
ゲーム性能は◎、画面も大きい
今回購入したモデルはXiaomi Mi MaxのSnapdragon 650、ヘキサコアCPUにAdreno 510 GPUのモデルで、RAMが3GB、ストレージが32GBという構成のモデルです。Antutu Benchmarkなど各種ベンチマークスコアも計測し十分なスコアが出ていたのですが、ゲーム性能もいくつかプレイしてみて、結果的に十分な性能と言えると思います。
(ディスプレイタッチ感度も文句なし)
横向きでの音楽ゲームだと、手の大きさによっては真ん中まで指が届かない方もいるかもしれません。例えばコントローラーが両サイドに設置できるFPSゲームなどは大画面の迫力もあって良いですが、ディスプレイ中央までタップするゲームだともう少し小さい6インチ~5.5インチのスマートフォンの方が使いやすいと感じました。
無理やりディスプレイ中央まで手を伸ばすと今度は前面の戻るボタンやメニューボタンが手に当たってしまうこともありましたし、本体底のスピーカーを塞いでしまうケースも多々ありました。筆者自身はスマートフォンやタブレットでゲームを毎日するようなヘビーゲーマーではないのですが、プレイするゲームによってディスプレイサイズやボタン配置のメリット・デメリットを感じます。
ちなみに動作自体は結構重いゲームでも動きます。3Dゲームも十分動きますし、スナドラ650+3GB RAMの構成なら十分使えるでしょう。一応前回テストしたベンチマークスコアも目安として載せておきます。
- AnTuTu Benchmark (Ver 6.2.6) / 79,020
- GeekBench 4 / シングルコア1,460 , マルチコア2,819
- 3DMark / (Sling Shot Extreme)865, (Sling Shot) 1,339
カメラも2万円台のスマホと考えると高コスパ
Xiaomi Mi MAXで撮影をいくつか試みましたが「200ドル台での購入価格を考えると」正直十分すぎるカメラのクウォリティかと思います。まずは食べ物をパシャり。左がHDRあり、右がHDRなしのオート撮影です。
- HDRあり
- HDRなし
以下HDRありオート撮影。
少し暗い場所なら十分綺麗な写真が撮れますし、少し前のカメラと比較すると白、赤、黄色など色の繊細さも悪くないような気はします。さすがにHUAWEI Mate 9やiPhone 7 Plus、Galaxy S7 Edgeなどには敵わないかと思いますが、それらフラグシップモデルの半額以下で購入できてこのクウォリティの写真が撮れるなら、個人的にはメインカメラとして利用しても問題ないなという感じはします。
Xiaomi Mi MAX実機レビュー2nd、気に入るかはサイズ感次第
Xiaomi Mi MAXは超絶ヘビーなゲーム以外なら十分な性能を備えていますし、価格を考えるとカメラ性能も十分といえます。バッテリーも1日充分持つので、あとは「6.44インチのサイズ感が気に入るか」という部分ですね。
もちろん普通のスマートフォンと比較すると大きいですし、使い方次第では大型ディスプレイの良さを活かせるはず。逆にこのディスプレイサイズを気にいる人でないとメイン利用のファブレット端末としては使いにくいという可能性もあります。現在はレビューということもあってメイン機種として利用していますが、実はバッテリーも持つので2台目利用もあり。半タブレット端末としても使って良いかもしれませんね。
MODEL | Xiaomi Mi MAX |
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ブランド | Xiaomi(シャオミ:小米科技) |
OS | Android 6.0 Marshmallow / MIUI 8 |
ディスプレイ | 6.44インチ 1920*1080 FHD 342ppi |
SoC | Qualcomm Snapdragon 650 ヘキサコアCPU 最大1.8GHz Adreno 510 600MHz GPU or Qualcomm Snapdragon 652 オクタコアCPU 最大1.8GHz Adreno 510 600MHz GPU |
RAM | 3GB/4GB RAM |
ROM | 32GB/64GB/128GB ROM |
外部メモリ | microSDカードスロット対応 最大128GB (NanoSIMスロットと排他利用) |
背面カメラ | 16MP, 5レンズ, F/2.0, PDAF 1080p/720p 30fpsビデオ |
フロントカメラ | 5MP, F/2.0 |
バッテリー | ~4850mAh |
Wi-Fi | 802.11 AC デュアルバンド |
Bluetooth | Ver 4.2 Bluetooth HID |
対応バンド | FDD-LTE (频段 B1,B3,B7) TD-LTE (频段 B38,B39,B40,B41) TD-SCDMA (频段 B34,B39) WCDMA (频段 B1,B2,B5,B8) GSM (频段 B2,B3,B5,B8) CDMA1X / EVDO (频段 BC0) |
SIMサイズ | デュアル(Nano + Micro) |
本体サイズ | 173.1*88.3*7.5mm |
重量 | 203g |
位置情報 | GPS / AGPS / GLONASS / Beidou |
センサー | 赤外線 / ジャイロスコープ / 加速度センサ / 近接センサー / 周囲光センサー / ホールセンサ / 電子コンパス |
その他 | microUSB |
参照 | http://www.mi.com/mimax/specs/ |
追記:後継モデルのXiaomi Mi Max 2が正式発表されました。
(販売サイトによってスペックは異なる場合があります。)
<購入:GearBest>
- Xiaomi Mi MAX International Ver, Snapdragon 650, 3GB RAM, 32GB ROM, Silver
- Xiaomi Mi MAX International Ver, Snapdragon 650, 3GB RAM, 32GB ROM, Gold
<購入:Banggood>