中国XiaomiがMi Noteシリーズの最新モデル「Xiaomi Mi Note 3」を正式発表。デザインはXiaomi Mi6の大画面版といった感じですが、ディスプレイは5.5インチ、プロセッサーはQualcommのSnapdragon 660、3500mAhバッテリーなどなど、ほとんどリークしていた情報と一致するようです。本体価格は2499元と発売時からそこそこ安くなっているのもポイントかもしれません。
目次
Xiaomi Mi Note 3のスペック・基本仕様
以下Xiaomi Mi Note 3のスペック・基本仕様(中国版)です。 5.5インチFHDディスプレイにSnapdragon 660を採用。
MODEL | Xiaomi Mi Note 3 (小米Note 3) |
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ブランド | Xiaomi |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 660 オクタコアCPU 最大2.2GHz Adreno 512 GPU |
RAM | 6GB LPDDR4x 1866MHz |
ROM | 28GB / 64GB eMMC 5.1 |
フロントカメラ | 16MP Beauty Face 4.0, AI美顔 |
デュアルカメラ | 12MP, 27mm, f/1.8 12MP, 52mm, f/2.6 |
動画撮影 | 4K 1080p 30 fps 720p 30 fps スローモー 120 fps (720p) |
ディスプレイ | 5.5インチ 550nit 1920 x 1080 FHD 403 PPI, 1500:1 コントラスト 94.4% NTSC |
本体サイズ | 152.6 mm 73.95 mm 7.6 mm |
重量 | 約163 g |
バッテリー | 3500mAh(typ) / 3400mAh(min) USB Type-Cポート Quick Charge 3.0サポート |
対応バンド | 2xCA 支持移动、联通、电信4G+ / 4G / 3G / 2G 详细网络频段 FDD-LTE (频段 B1,B3,B5,B7,B8) TDD-LTE (频段 B34, B38,B39, B40, B41) TD-SCDMA (频段 B34,B39) WCDMA (频段 B1,B2,B5,B8) GSM (频段 B2,B3,B5,B8) CDMA1X/EVDO (频段 BC0) |
SIMサイズ | nano SIM + nano SIM |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac 2x2 MIMO, MU-MIMOサポート WiFi Display,WiFi Direct |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS, AGPS, GLONASS, 北斗定位 |
センサー | ジャイロスコープ 加速度センサ 距離センサ 光センサ ホールセンサ 電子コンパス 気圧計 赤外線センサー |
その他 | 3.5mmオーディオジャックなし(アダプターは付属) microSDカードスロットなし |
参照 | https://www.mi.com/minote3/specs/ |
デュアルカメラは2倍光学ズーム対応。Xiaomi Mi6とこの辺りは似ているようです。16MPのフロントカメラは美顔4.0対応。その他気になる点としては、3.5mmオーディオジャックは廃止となっている(Type-C to 3.5mmミニ用のアダプターはパッケージに付属する)のと、microSDカードスロットがないくらいでしょうか。ちなみにNFCはサポートしています。」
16MPセルフィーカメラ
今回のプロモーションなどを見ていても、最近のXiaomi Mi A1やXiaomi Mi Note 3はより若者向けという感じが。もちろん器用されている人物もそうですが、セルフィーカメラが強化されています。16MP、2μmラージピクセルとなっており、ビューティーモードもサポート。
AI美顔機能
3DスキャンとAIによってより自然に賢くビューティー補正ができるみたいです。セルフィーカメラって今すごいですよね。女性だけでなく男性にも需要あるのかなという感じがします。特にアジア圏。
デュアルリアカメラ(12MP + 12MP)
背面はXiaomi Mi6に似たようなデュアルカメラを採用しており、片方が27mm, f/1.8、もう片方が52mm, f/2.6となっています。
Xiaomi Mi6と似たような感じになっているようで、2倍光学ズーム、背景ぼかしのポートレートモード的なものにも対応。4軸光学手ぶれ補正もサポートしています。
指紋認証があるも、顔認識でのロック解除をサポート
フロントに指紋認証センサーはまだ設置されているのですが、これとは別に顔認識でのロック解除をサポート予定です。例えば指が濡れていたりしてロック解除ができないだとかいくらでもそういった経験はあるのですが、顔認識でのロック解除ができればそういった心配はなくなりそうです。カメラが壊れない限りは。
Xiaomi M6に似た4曲面仕上げ
本体デザインはかなりXiaomi Mi6シリーズには似た印象で(実際みてみないとなんとも言えませんが)、4つかども丸みのある仕上げやカラーはXiaomi Mi6とも似ています。
本体カラーはブルー系とブラック系の2種類を用意。
価格は2499元から。Snapdragon 660は未知数ですが、その他のスペックを見ると安いような普通のような。
これで一応フラグシップシリーズだったXiaomi Mi6、Xiaomi Mi Note 3、Xiaomi Mi MIX 2の3機種が揃ったわけですが、Mi6とMi MIX 2がSnapdragon 835で、Mi Note 3はSnapdragon 660かつGalaxy Note8といったような全部入りのハイエンドモデルという感じではないような気もします。
中国市場では5.5インチあたりの機種でミッドレンジとハイエンドの間くらいのスペックがvivoやOppoのメイン機種という感じがしますが、中国国内ではその辺りにぶつける競合機種なのかなという感じがしますね。…これで今のXiaomiラインナップは、
ハイエンド
- Xiaomi Mi MIX 2
- Xiaomi Mi6
ハイ~アッパーミッド
- Xiaomi Mi Note 3
ミッドレンジ
- Xiaomi Mi 5X
- Xiaomi Mi A1(Android One)
- Redmi, Redmi Noteシリーズ
という感じになるかと思いますが、ハイエンドモデルはトレンドを抑えながらも安いMi6とMi MIX 2、アッパーミッドレンジにMi Note 3、ミッドレンジにもデュアルカメラを搭載したMi 5X、またXiaomi初のAndroid One端末となるMi A1など、個人的には魅力的なラインナップになったのかなあという気がしています。
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