Xiaomi【POCO F1】発表。スナドラ845、水冷、MIUI for POCO搭載で約300ドル

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Xiaomi初の新ブランドPOCOから、第一弾のスマートフォンとなる「POCO F1」が正式発表。6.18インチのFHD+ディスプレイ、Snapdragon 845、最大8GB RAM + 256GB ROM、水冷システムを搭載したハイエンドモデルながら、6GB RAM+64GB ROMの最小構成版は約300ドルからとコストパフォーマンスも重視したモデルに。

インド市場には2018年8月29日に登場予定で、またジャカルタ(インドネシア)、香港、パリ(フランス)市場にも展開予定です。

POCO F1、ハイエンド×コストパフォーマンスの新モデル

シャオミの新ブランド「POCO」から、第一弾のスマートフォンとなる「POCO F1」がインドで正式発表。 Snapdragon 845、最大8GB RAM+256GB ROM、冷却システムなどを搭載したハイエンドモデルですが、最小構成の6GB+64GBモデルは20,999インドルピー(約300 USドル)とコストパフォーマンスも重視した新モデルです。

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通常モデルはハードコートされたポリカーボネート素材のユニボディを採用しており、本体カラーはGraphite Black(グラファイト・ブラック)、Steel Blue(スティールブルー)、Rosso Red(ロッソレッド)の3色展開。通常モデルはマットな質感になっているとのこと。

▼Graphite Black

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▼Steel Blue

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▼Rosso Red

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また背面パネルにケブラー・アラミド繊維を採用した特別版となる「POCO F1 Armoured Edition」も登場します。米DuPontのものを採用し、耐久性や耐熱性に優れた素材を使ったPOCO F1のプレミアム版といった位置付けになるようです。ホールドした感触は、そこそこグリップ感があるようです。

▼POCO F1 Armoured Edition

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POCO F1 スペック・基本仕様

MODELPOCO F1
本体サイズ(通常版)
155.5mm×75.2mm×8.8mm
182g
(Armoured Edition)
155.7mm×75.2mm×8.8mm
182g
OSMIUI(for POCO)
ディスプレイ6.18インチ
アスペクト比 18.7:9
22460×1080ドット FHD+
1500:1コントラスト比
84% NTSCカラーガンマ
500-nits
SoCQualcomm Snapdragon 845
8コアCPU 最大2.8GHz
Adreno 630 GPU 最大710MHz

水冷システム搭載
メモリ6GB+64GB
6GB+128GB
8GB+256GB

RAM=LPDDR4X デュアルチャネル
ROM=UFS2.1
バッテリー約4,000mAh
Quick Charge 3.0サポート
リアカメラ(AIデュアルカメラ)
メイン:12MP SONY IMX363センサー, 1.4um, f/1.9, デュアルピクセルAF
2nd:5MP SAMSUNGセンサー, 1.12um, f/2.0

フロントカメラ20MP AIカメラ
顔認証アンロックIR顔認証
指紋認証指紋認証センサー(背面)
ネットワークnanoSIM + nano SIM/microSD ハイブリッドスロット

対応バンド(インド版)
GSM B2/3/5/8
WCDMA B1/2/5/8
FDD-LTE B1/3/5/7/8/20
TDD-LTE B38/40/41(120MHz)

Dual VoLTE, DSDVサポート
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac 2.4GHz, 5GHz
Wi-Fi Direct, Wi-Fi Display
2×2 MIMO, MU-MIMO
BluetoothBluetooth 5.0
AAC/aptX/aptX-HD/LDACサポート
ポートUSB Type-Cポート
3.5mmオーディオジャック
位置情報GPS, AGPS, GLONASS, BeiDou
センサー近接センサー、ジャイロスコープ
加速度センサー、電子コンパス
振動モーター、ホールセンサー、環境光センサー
付属品POCO F1 / Power adapter / USB cable / SIM eject tool / Warranty card / User guide / Clear soft case
参照https://www.mi.com/in/poco-f1/specs/

付属品にはソフトケースがありますが、ウルトラスリムケース、Armoueredケースなども別途発売予定。またPOCOブランド公式のスキンも登場します。

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MIUI for POCO

今回新発表されたPOCO F1では、MIUI for POCOという、POCOブランド用にカスタマイズされたUIが採用されます。

大きな変更点は通常のMIUIにはなかったAppドロワー形式のUIが採用されている部分。カラー別にアプリを分けたり、自動でアプリをカテゴライズしたり、アプリアイコンを隠したり、またサードパティ製のアイコンパックによるカスタマイズも可能になる予定です。

このPOCO Launcherはベータ版がGoogle Playストアに公開される見込み、ローンチは2018年8月29日を予定。今回の発表ではこのランチャーを他のAndroidスマートフォンでも試せるようになるとしていました。

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POCO Launcherの他には、「Turbocharged engine」も発表。カスタマイズによってアプリの起動を高速にしたり、バッググラウンドのアプリを制限&フォアグラウンドで起動しているアプリを優先して快適なゲームプレイを実現したり、アニメーションの最適化なども行なっており、スワイプに関してはパフォーマンスが21%向上していることをアピール。

MIUI for POCOでは20以上のシステム最適化が行われたとのことなので、今までの通常MIUIとはまた別物になっている可能性があります。

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発表会ではアップデートに関しても言及。MIUI for POCO(POCO F1)はAndroid 9 Pieへのアップデートを2018Q4に予定しているとのことで、またAndroidセキュリティパッチのアップデートに関しては「少なくとも4半期ごとに1回」といった表現でまとめており、一定期間はソフトウェアの更新に関しても期待できそうな内容でした。またカーネルソースが8月29日、GitHubでリリース予定です。

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Snapdragon 845、水冷システム、30万点に迫るAnTuTuベンチマークスコア

POCO F1の内部スペックはSoCにSnapdragon 845、最大8GB RAM +256GB ROMのハイエンド仕様となっているのですが、内部にLiquidCoolテクノロジーと同社が呼ぶ、水冷の冷却システムが搭載されているのも特徴です。

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内蔵された水冷用パイプによって重量級のゲーミング状態でも、SoCの温度をクールに保つ構造に。発表会ではAnTuTuベンチマークスコアが300,000に近い点数が出た情報だけでなく、連続ベンチマークテスト時のスコアも公開されており、冷却システムによるパフォーマンスの高さ、維持能力について紹介されました。

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▼OnePlus 6との比較では、高パフォーマンスの維持能力についても例が示されました

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メモリはLPDDR4X デュアルチャネル、内蔵ストレージにはUFS 2.1を採用。この辺りのスペックも #MasterOfSpeed のスローガンを掲げるだけあって、とにかく処理能力の高さ、高速さに重点をおいた機種として紹介されていたのが印象的でした。

また外部メモリでは最大256GBのmicroSDカードをサポート、本体には3.5mmオーディオジャックも残しており、オーディオ面ではDirac HD SoundやデュアルSmartPAによってステレオライクなオーディオ体験が得られるとしています。

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6.18インチ FHD+ディスプレイ(ノッチあり)

POCO F1のディスプレイは6.18インチのノッチあり画面を採用。解像度は2460×1080ドットのFHD+(403ppi)で、明るさが500nits、1500:1のコントラスト比といったスペックです。ただしソフトウェアでのノッチ隠しモードが搭載される予定。

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上部にはフロントカメラが搭載されていますが、(おそらく)Xiaomi Mi8と似たような赤外線レンズ&ライティングによる顔認証システムとアンロック機能が実装されています。暗い場所でもアンロックが可能になっているそうで、アンロック速度も0.4秒と高速であることをアピール。

12MP+5MP AIデュアルカメラ、20MP AIセルフィー

POCO F1の背面にはAIデュアルカメラが配置。メインが12MP(SONY IMX363)、セカンダリーレンズ5MP(SAMSUNG)となっており、25のカテゴリーと、206のシーン検出での撮影補助機能と最適化に対応しています。カメラUIにはXiaomi Mi MIX 2Sの時と同じようなものが採用されていました。

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フロントカメラは20MP。AIビューティー補助機能だけでなく、セルフィー需要に合わせてフロントカメラも10のシーン検出・リアルタイムでの最適化しています。

4,000mAhバッテリー, Quick Charge 3.0

バッテリー容量は大きめの約4,000mAh。急速充電ではQuick Charge 3.0をサポートし、インド版はQC3.0対応の充電器がパッケージに付属することも明らかになりました。フル充電から、通話なら40時間、もしくは音楽再生なら146時間の駆動が可能とのこと。

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POCO F1の価格・発売日

POCO F1の発売日は2018年8月29日、現地時間12PMよりインド市場で販売が開始します。発表前からFlipkartの独占販売があることは告知されていましたが、どうやらXiaomi Indiaの公式サイトでも購入可能となるようです。

価格は最安モデルが20,999インドルピーなので、日本円にして約3万3200円から、米ドルだと約300ドル弱とSnapdragon 845を搭載したハイエンドモデルとしてはかなり安めの価格設定です(ちなみにインド市場では銀行と組んでの販売施策があるそうで、実質19,999インドルピーに)。最上位モデルのArmoured Editionでも約5万円以下なので、ハイエンドらしからぬ価格には注目。

  • POCO F1 6GB RAM + 64GB ROM 20,999インドルピー(約3万3200円)
  • POCO F1 6GB RAM + 128GB ROM 23,999インドルピー(約3万8000円)
  • POCO F1 8GB RAM + 256GB ROM 28,999インドルピー(約4万5900円)
  • POCO F1 Armoured Edition 29,999インドルピー(約4万7500円)

またPOCO F1はインド市場だけでなく、とりあえずジャカルタ(インドネシア)、香港、パリ(フランス)の3国では発売予定。国、市場ごとの価格は後日発表される予定です。

追記;海外通販サイトからPOCO F1の販売が開始しています。