MWC2017より、ZTEの新モデル「ZTE Blade V8 mini」が発表。プロセッサーにSnapdragon 435を搭載したミッドレンジモデルで、背面に13MP+2MPデュアルカメラを採用することでボケのある写真撮影、3D撮影などが可能な新機種です。
こちらの記事ではスペックを簡単に確認していきます。
目次
ZTE Blade V8 miniのスペック
MODEL | ZTE Blade V8 Lite |
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ブランド | ZTE |
OS | Android 7.x Nougat |
ディスプレイ | 5インチ HD(720p / 294ppi) IPS LCD |
プロセッサー | Qualcomm MSM8940 Snapdragon 435 オクタコア up to 1.4GHz |
カメラ | リア:13MP+2MP フロント:5MP |
バッテリー | 2800mAh |
セキュリティ | 指紋認証センサー |
その他 | 802.11 b/g/n Wi-Fi Bluetooth 4.1 microUSBポート 3.5mmオーディオジャック |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
外部メモリ | microSDカードスロット対応 |
本体サイズ | 143.5*70*8.9mm |
センサー | Accelerometer Compass Proximity Ambient Light Geroscope Hallsensor |
対応バンド | FDD-LTE,TDD-LTE, UMTS,GSM, Support VoLTE(based on operater network), CA(Optional) |
(※スペックは発表時点の公式ニュースリリースを参照)
MWC2017で同時発表されたBlade V8 Liteとそこまでスペックは変わらないのですが、やはり注目は背面に搭載された13MP+2MPのデュアルカメラでしょう。
Blade V8シリーズは先行して無印V8、V8 Proもすでに発売しており、今回発表されたZTE Blade V8 miniがその下位モデル、そしてもう一つのV8 Liteがさらに下の最下位モデルといった位置づけになるかと思います。
13MP+2MPのデュアルリアカメラ
注目は13MP+2MPのデュアル・リアカメラ。一眼レフに似たボケのある写真撮影ができるというのが謳い文句です。
リフォーカス・モードによって、撮影後にフォーカスエリアの調整が可能。またF1.0~F8.0のコントロールで異なるイフェクトをかけることが可能としています。
3D撮影もサポートしており、2つのリアカメラから撮影された2つの画像を合わせることで3D写真を生成。
HDRモード、マニュアルモードにも対応しており、ミドルレンジながらカメラで遊べるといった部分が売りなのでしょう。
Snapdragon 435、MSM8940
プロセッサーはMSM8940、クアルコムのSnapdragon 435です。最大1.4GHzのオクタコアCPU、Adreno 505 GPUを採用したSoCで、性能的にはミッドレンジモデルに当たるかと思います。
最下位のモデルであるBlade V8 LiteがMediaTekのMT6750。表面上は似たようなスペックのSoCのようですが、全体を見るとZTE Blade V8 miniの仕様がより上に来るはずです。
Snapdragon 435に関しては新しいSoCなので何とも言えませんが、搭載機種としては、インドで発売されたOppo A57があります。他の基本仕様が大幅に異なるので参考にはならないかもしませんが、チェックしておいても良いかもしれませんね。
指紋認証センサー&操作
背面に指紋認証センサーを搭載しており、360度認証、0.3秒での高速スキャンが可能です。またスクリーンがオフの状態でも関連付けたアプリを直接開いたりといった操作も可能。
ZTE Blade V8 Miniは、どれだけ安いか次第?
Snapdragon 435は置いておくとして、2GB RAM / 16GB ROM / 5インチHDディスプレイという基本仕様はミドルレンジでもしょぼめです。
目玉は背面のデュアルカメラということで、このカメラでどれだけまともな写真が撮れるかどうか、また当然ですが、コスパ面でどれだけ安い価格で発売されるかどうかということが重要になりそうな予感。
españolですが、この動画だけみて見るとかなり期待できそうな気も。公式資料なのか・・・。本体価格はWMC2017時点では発表なし。発売日は今年春頃、ヨーロッパやアジア圏で発売予定とのことです。